元々、アニメの歴史は1920年頃からアメリカで始まった初代アニメーション映画黄金期より爆発的に発展し、現在では世界中で制作されている。その背景には1923年に設立されたウォルト・ディズニー社の影響が強い。(ウォルト・ディズニー社の影響を受け日本でも虫プロダクションが設立され日本初のテレビアニメの制作を始めた経緯がある)
日本では、アニメーション=セルアニメーション(現在ではCG)のイメージが強いが、海外ではクレイアニメーションやペーパーアニメーションなどが盛んに作られている。
1995年からは「トイ・ストーリー」を皮切りに、ピクサーやドリームワークスを代表する3DCG(ポリゴン)を起用したアニメ作品も大量に作られ現在に至る。これらは日本でも興行収入で大成功するなど大ヒットを飛ばしている。
90年代後期から2000年代中期には、インターネットが整備されFlashを代表するようなパソコンソフトで作られた海外アニメをネット上で見ることが容易になった。さらに2006年にはYouTubeを代表する動画共有サービスも作られ、個人製作の世界中の海外アニメを簡単に見ることができるようになった。
大きなお友達向けに作られているものが多いアニメ大国の日本とは異なり、一般的にアメリカやヨーロッパなどでは、「アニメは小学生向け」「アニメは子供達への教訓」という考えが強く、胸チラやミニスカートのようなお色気要素や拳銃や流血、タバコなど暴力的な表現は余り見られない。ワンピースやナルトなどの海外版ではこういったシーンは大抵カットされるか、別の表現に差し替えられている。
子供向けアニメで人が死ぬという規制に厳しいアメリカでは、とことん不殺主義を貫いていることも特徴。カートゥーンでは戦闘機が爆破されたときはほぼ必ずパラシュートが開くし、警察が発砲することもあまり見られない。悪役の扱いでもアメリカでは「悪人は刑務所に入れて改心させる」という考え方が主流なため、マーベルやDCのヒーロー作品ではどんなヴィランでも殺さず収監もしくは追放したり、一瞬の隙を突いて敗走することが多い。ディズニー/ピクサー作品の「Mr.インクレディブル」は、悪役が死んでしまうために年齢制限がかけられて放映されたことからも、アメリカの子供への描写表現に厳しいことが伺える。
グロエロ表現はHappy Tree Friendsやサウスパーク、シンプソンズなど一部の大人向けのアニメでは見られるものの、厳しい年齢制限の元に放送されている。現在はAmazonプライムやHulu、NETFLIXなど動画配信サービスの多様化により、年齢制限のある作品や日本国内のアニメも容易に視聴できるようになった。
一昔前はチキチキマシン猛レースやパワーパフガールズなどが地上派で放送されていたが、現在ではテレビ東京系列で放送されるディズニー系列作品以外で海外アニメを見かける機会はほとんどなくなっている。ただしカートゥーンネットワークやディズニーチャンネルなどの専門チャンネルで視聴できるので、興味があるなら視聴してみるのもいい。
掲示板
155 ななしのよっしん
2025/06/04(水) 22:55:24 ID: TBSvkguSyO
韓国:3D2D共に良くも悪くも基本に忠実(数は3Dの方が多い感じ)
中国:2Dアクション作画
フィリピン:フラッシュアニメ風の描き方が目立つ
同じアジアでも結構違いが出てて近年の米国アニメでフィリピンスタジオが重宝されるのもなんか納得してしまう
156 ななしのよっしん
2025/10/16(木) 19:46:02 ID: Y9mU7mBw66
最近は海外アニメやアメコミ雑語りへの対抗言説というより
「日本の萌えアニメ好きはこんなに馬鹿ばっかり!!だから作品も見る価値無し!!」
っていうエコーチェンバーを加速させるだけの言葉が拡がっていてなんかしんどいわ
157 ななしのよっしん
2025/10/28(火) 10:08:27 ID: pQEbnw0XQk
メインスタッフは日本だが作画はフィリピン
動き少ないけど普通に見れるんで驚いた
>>so45517113
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最終更新:2025/12/16(火) 17:00
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