「私は死人で出来た道なんて照らしたくはない!」
ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼンとは、lightより2009年12月25日に発売されたPCゲーム『Dies irae ~Acta est Fabula~』に登場する架空の人物。CV:かわしまりの(PC版)、瑞沢渓(移植版)。
なお、専門用語に関してはwikipediaに詳しくのっているのでそちらを参照のこと。
この項目は、大量の厨二成分とネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でごらんください。 |
元聖槍十三騎士団・黒円卓第五位。司るルーンは闘争。魔名は「戦乙女(ヴァルキュリア)」。エレオノーレの部下であり、元ドイツ軍武装親衛隊第二師団、ダス・ライヒに所属していた経歴を持つ。階級は中尉。
大戦中のドイツにおいて独ソ戦で活躍し、「戦乙女」と称えられたほどの英雄。エレオノーレと同じように、神聖ローマ帝国時代から代々有能な騎士を輩出し続けてきた名門貴族出身だが、それを感じさせない気さくで明るい性格であり、少々おちゃらけた態度もあって万事において厳格なエレオノーレとは対照的。ただし、ドイツ女子青年同盟をわずか16歳で首席卒業するほどの才能を持っている。似たような境遇を持ち、騎士団に入る前からの上官であったエレオノーレのことを深く敬愛している。
本来なら騎士団にいるのが不自然な人物だったが、ある目的のためにあえて騎士団に所属し黄金練成の時を待っていた。ラインハルトとメルクリウスに対して忠誠を誓っていない数少ない人物だったが、本編が始まる11年前にある事情で死亡している。戒とは互いに気遣う仲であり、彼の剣の師でもあった。螢にとっては幼い頃の憧れの人物であり、彼女と兄を取り戻すために彼女の後任として騎士団入りを果たしている。
(ネタバレ反転)軍人でありながらベルリンを自らの命令で地獄にしたエレオノーレに失望し、ラインハルトを倒して彼女を解放するべく騎士団に敵意を抱きながらも留まり続けていた。だが、戒と螢に出会ったことにより、その想いは大きく揺らいでいった。特に、監視役として共に行動していた戒に対しては口に出すことはなかったが深い愛情を抱いており、彼と螢のカイン化が回避できないと知ると以前からの計画を断行するも、彼女を止めるべくヴァレリアによって派遣された戒と交戦、彼の手によって殺害されている。しかし、戒と互いに愛し合う関係にあったベアトリスの魂は『黒円卓の聖槍』によって吸収され、リザの手が加えられることによって第四代目のカインとして擬似的に機能することとなった。そのためか、戒を差し向けたヴァレリアに対してはかなりの憎悪を抱いている。(ネタバレここまで)
テーマ曲は「Thrud Walkure」。完全版で追加された新規曲の一つ。蓮たちが活躍するシーンでもかかることが多いため、かなり印象に残りやすい一曲。
2007年版では名前しか登場せず、キャラクターとしての初出は怒りの日事件後に出したドラマCD。ドラマCDが発売された頃から人気は高く、完全版において正式に登場することとなった。シナリオライターの正田氏のお気に入りのキャラであり、また公式での優遇っぷりなどからスタッフからも愛されていることが伺える。なお、彼女が主人公のドラマCD『Dies irae ~Verfaulen segen~』が2010年4月23日に発売され、彼女が11年前に起こした事件の顛末と戒のトバルカイン化の詳細が明らかにされた。騎士団の中でも年少に見えるためか、戒の監視役として彼と同じ学園に通っており、その際の制服姿は公式HP上で拝見することができる。70超えてるのに女子高生とかすごいですねもうメインヒロインでいいんじゃないかな。
『戦雷の聖剣(スルーズ・ワルキューレ)』。伝説通りの神話の武器ではないが、ザクセン選帝侯の宝として長らく保管されていたために強い霊格を持つに至った聖剣。位階は創造。形態は武装具現型。
稲妻を彷彿とさせる独特の刀身をした剣であり、能力も『電撃を操る』こと。本来ならばザクセン選帝侯の血を引くエレオノーレに贈られるはずだったが、ベアトリスの強い希望によって彼女の物となった。ベアトリス自身もこの戦雷の聖剣を命と同等に扱い、強く信仰していたために更に霊格が強化されている。
『雷速剣舞・戦姫変生(トール・トーテンタンツ・ヴァルキュリア)』。
軍人として大戦を駆けたベアトリスの「同胞たちが道を見失わないよう、戦場を照らす閃光になりたい」という渇望のルールを具現化した求道型の創造。
能力は『自分自身を雷へと変化させる』こと。螢の創造と似た能力だが、彼女のものより技も力も洗練されており、物質透過の成功率も数段上。雷という性質上シュライバーを除けば騎士団随一の速度を誇り、雷撃のエネルギーも強力であるため、幹部を除けば最強クラスの能力である。また、ベアトリス自身が強い魂を有しているため、保有していた魂を失った状態でもかなりの威力を誇る。渇望が効率よく能力の上方修正を行った数少ない好例。
詠唱の元ネタはワグナーのオペラ『ニーベルンゲンの指環』第一夜『ワルキューレ』。
掲示板
11 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 21:24:41 ID: h1DAZjlex2
ニートをいたぶるためについにTwitterに降臨っておいwww
12 ななしのよっしん
2012/10/20(土) 19:42:17 ID: QY9Ge7Fbyz
13 ななしのよっしん
2017/05/14(日) 10:48:41 ID: HOCIZrQAqv
あれ?今更気付いたけど、ベア子と屑兄さんって王道直球ド真ん中のおねショタじゃね?
まだ幼さや未熟さを残した姿を見守り、鍛え続けてきた少年が、「大切な人を守り、救いたい」と絶えず自身を鍛え続け、強くて優しくてかっこいい立派な若者に成長した姿に、年齢を超えた想いを抱く……。
ただ、54歳差という親子どころか祖母孫くらいの年齢差カップルだから、
ベア子の戒への想いはむしろ「祖母が孫を見守るような想い」もあったのかもしれないし、
だとしたらヘタすりゃおばショタどころかババショタの気もするけど……。
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最終更新:2024/06/02(日) 23:00
最終更新:2024/06/02(日) 23:00
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