King Dice(キングダイス)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
インクウェル島のガラの悪い地域にある「デビルのカジノ」の支配人。頭がサイコロになっている人型のキャラクターで、1の目に顔が付いている(点が鼻になっている)。衣服は紫色で統一し、白色のグローブを身に着けている。オーナーであるデビルの右腕として、Cupheadらと対峙することになる。各インクウェル島のダイハウスでは、Cupheadたちがちゃんと債務者のタマシイの契約書を回収しているか確認している。全員分の契約書を回収した状態でカジノにたどり着くと、デビルに会わせる気をなくしたらしく、カップヘッドらに勝負を仕掛けてくる。
ステージ名は「All Of Bets Are Off!(賭けの行方)」。物事を白紙に戻す、あるいは何が起きるかわからない、といった意味で使われる言葉。この場合は賭けをなかったことにするという意味と思われる。ダイハウスは「Die House(死の家)」とダイスのダブルミーニング。
元ネタは1930年代から40年代にかけて人気を博し、アメリカの音楽史に名を残したエンターテイナー、キャブ・キャロウェイ。敗北時の台詞「ハイ・ディ・ホー」は彼が好んで使った掛け声である。Cupheadそのものがロックマンのオマージュのため、流星のロックマン3のミスター・キングを参考にしている可能性もある。
彼には「Mr. King Dice Theme(キングダイスのテーマ)」というテーマ曲があり、ダイハウス内で聞くことができる。歌っているのはアラナ・ブリッジウォーターというカナダの女優。しかも地声で歌い上げている。気になる人はこちらの動画から見られる。
プレイヤーはキングダイスが用意したボードゲームに挑戦し、キングダイスに勝利する必要がある。キングダイスが手を叩くと、パリィで止められるダイスが出現する。ダイスの目は1〜3があり、これを「FIN」まで進めることでキングダイスと対戦できる。1〜9の赤いマスにはそれぞれミニボスが配置されており、止まると戦うことになる。4マスごとにSAFEと書かれたスペースがあるため、キングダイスにたどり着くまでに少なくとも3回はミニボスと戦うことになる。FINの直前にある「START OVER」に止まると、最初のマスに戻されてしまうので注意。なお、ハートが書かれたマスに止まると、体力が1回復する。
マティーニグラス、スコッチグラス、ウィスキーボトルの3体と戦う。3体は個別に体力を持っており、それぞれがバラバラに攻撃する。スコッチグラスは前に倒れ、中身をぶちまけて攻撃する。ウィスキーボトルは一定間隔でウイスキーを吹き出し、プレイヤーの頭上からウイスキーを流してくる。マティーニグラスは自身のオリーブから1つ目のコウモリを出してくる。コウモリは最大で2匹が同時に飛び回り、1つ目を飛ばして攻撃してくる。ピンク色の目はパリィ可能。
カジノで使われるチップを積み重ねたキャラクター。体を分解し、左右に移動して攻撃する。攻撃自体はスピードが遅いため避けやすい。攻撃の元ネタはイエローデビルと思われる。
Bettiganは「bet again」をもじったもの。このゲームの作曲を担当したクリストファー・マディガンにも少し似ている。
巨大な葉巻のキャラクター。口から黄色い炎を吹き出しつつ、左右の灰皿に移動して戦う。中央部では羽の生えたタバコがひっきりなしに出ているので、対岸に渡る際はそれらを避ける必要がある。
ゲームオーバー時の表情は、キングダイスと同じくキャブ・キャロウェイが元ネタ。倒すとキングダイスに踏みつけられるアニメーションが見られる。冒頭の着火シーンは規制に引っかかったらしく、Nintendo Switch版では見られない模様。
地面がトゲ付きのベルトコンベアーになっており、背後にはトゲがあるため、常に移動しながら戦うことになる。ピップ&ドットの攻撃は2種類あり、1つは20面サイコロ(ピンク色はパリィ可能)を放つ攻撃、もう1つはシルクハットからドミノの鳥を出す攻撃となっている。ドミノの鳥は画面端を沿うように移動する。
ピップもドットもサイコロやドミノの目を表す言葉。倒すとピップがドットに足で蹴られるアニメーションが見られる。デザイナーによれば「夫婦だと思う」とのこと。
青いタキシードに身を包んだウサギのキャラクター。どうやらマジシャンらしく、杖を振り回してマジックを使い攻撃してくる。マジックは2種類存在し、1つはCupheadをウサギの骸骨で囲い込んで攻撃するもので、開口部から避けることができる。もう1つは画面の上下どちらかからトランプのスーツを流す攻撃で、こちらはハートをパリィすることで避けられる。中央に配置されているトランプカードの足場を上手く利用しよう。
名前はインチキ呪文を表す英単語「hocus pocus」から。日本語訳の元ネタは、「アサダ二世」という奇術師。
骸骨のウマのキャラクター。舞台は競馬場で、プレイヤーは飛行機に乗って戦うことになる。
フィアーは時折青いプレゼントボックスを放つ。プレゼントボックスはしばらくすると破裂し、中から8方向に蹄鉄が広がっていく(その内の1つはピンク色のためパリィ可能)。画面下部では骸骨のウマと騎手が次々に走り抜けていくが、青いローブを着た透明の騎手は、プレイヤーの真下に来ると飛び上がって攻撃してくるので要注意。
Phearはfearをもじったもの。元ネタはミッキーマウスに登場するホーレス・ホースカラー。
ルーレットを模したキャラクター。名前はバレエのピルエットとルーレットを組み合わせたもの。
戦闘中は画面の左右を踊りながら行き来する。ケムリ玉を持っていれば簡単に避けられるが、持っていない場合、ピンク色のチップをパリィし、足場にして避ける必要がある。チップはしばらくするともとに戻るため、何度もパリィしなければならない。時折、ピルーエッタはその場に立ち止まって回転し、ルーレットの玉を振らしてくる。こちらもケムリ玉で簡単に避けられるが、持っていなくても合間を縫えばギリギリ避けることができる。
バトル開始時のポーズは、上半身がドガの「踊り子」、下半身が「極上パロディウス」の背景のバレリーナが元ネタ。
ビリヤードで使う8番ボールのキャラクター。攻撃手段は口から謎の球体を発射するのみで、しかも簡単に回避できる。画面上では数体のビリヤードチョークが動き回っており、そちらのほうが厄介。
マンゴスチンは東南アジアで採れる果物。見た目がビリヤードの玉に似ている。
猿のおもちゃのキャラクター。クレーンゲームのクレーンにぶら下がった状態で戦いを挑んでくる。
初期の状態では、チャイムズにダメージを与えることができない。プレイヤーが背景のカードをめくり、絵柄を揃えることで、ようやく攻撃が通るようになる。バトル開始時に全てのカードの配置が公開されるので、しっかり記憶しておくと良い。絵柄を間違えるとチャイムズの移動速度が上がるので注意。また、攻撃が通る間、チャイムズはシンバルを鳴らし、6方向に音符を飛ばして攻撃してくる。
キングダイスの攻撃方法は1種類しかなく、手から巨大なトランプカードを次々に出すというもの。ハートの札をパリィしていけば良いのだが、慣れるまで意外と手こずる。そもそもここまでたどり着くのに時間がかかるため、集中が途切れやすい。慣れない場合は必殺技のムテキなどを使用して攻略すると良いだろう。
Hey short stack! This ain't a place you wanna be hanging 'round.
This derby is over and these results are in. Last place...YOU!
So clever, so dapper, ya betta' believe this dice is loaded. Hi-de-ho!
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/29(月) 03:00
最終更新:2024/04/29(月) 03:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。