エレクトロニック・アーツとは、アメリカのゲーム会社である。
概要
1982年に設立されたゲーム業界の草分け的存在。
当初はPCゲーム専門のパプリッシャー(販売会社)であったが、80年代後半になると自社開発を始め、90年代になると映画制作に使われるスタジオ形式を模した開発方式を導入する事で優れたゲーム開発者を獲得する事で世界規模のゲーム販売会社へと成長した。
スポーツゲームも作っており、こちらは『EA SPORTS』のレーベルで販売している。クオリティの高いものも多く、日本での知名度は低いが、様々なスポーツゲームを出している。
なお、バトルフィールド3以降、大手PCゲーム配信サービスのSteamから撤退し、同社のOriginと呼ばれる配信サービスで独占タイトルとしての取り扱い始めた、なおPC版はパッケージ版でもバトルフィールド3以降のタイトルはOriginが必須である。
Originについて
Originは使い勝手は悪くないのだが、古いソフトが充実していない(メダルオブオナーアライドアサルトなど昔の名作が遊べない)、値段がパッケージ版よりも高い(例えばクライシス3はパッケージ版が6899円、Origin版が7665円と高価格である)などSteamに比べると劣っている部分があり。さらにスパイウェア疑惑があり、海外では俗にいう炎上状態になったりもした。
スパイウェア疑惑については公式で釈明するまでの騒動に発展してしまった。
http://www.ea.com/jp/news/origin-information
日本での展開について
日本にも一応EA Japanと呼ばれる子会社があるが、「EA日本公式ファンサイト」とか言われるほどにやる気が無い。
よい子のみんなは本家EAや各種ミラーサイトを参考にしよう。
また、EA販売でありながらMass Effect 2やDragon Ageのような膨大な量のローカライズが必要なゲームに対しては消極的で、日本語版ではスパイクなど別メーカーから発売されることも多い。
2011年7月にセガと提携。以後EAのブランドを維持したまま流通に関してはセガの持つ販路を利用する形を取る。(ベセスダやUbisoftがスクウェア・エニックスの流通を使用しているのと同じ形)
DRMについて
なお、クライシスウォーフェッド、クライシス2などのタイトルはDRMを採用し、一定数以上のPCにインストールしたりすると違法コピーとみなされてゲームの起動すらできないようになってしまう。
これを解除してもらうには時間が立って解除されるのを待つか(どのくらいの期間かは不明である)、サポセンに直接英語などで問い合わせなければならない。
これについては海外でOriginのスパイウェア疑惑と同じく俗にいう炎上状態になったりもした。
http://www.amazon.com/Spore-Mac/product-reviews/B000FKBCX4/ref=sr_1_1_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
なお、Originから購入したクライシス2もライセンス認証が必要であり、違法コピーを排除するはずのOriginだが更に認証を求めるというのは二重にライセンス認証をしていることになる(Steam版は不明)
これらのDRM騒動、スパイウェア疑惑、そもそもゲーム自体がつまらない(日本ではマイナーだが海外では超大作扱いのMass Effect3など)などで2012年には全米1の糞企業という不名誉な称号を得ることになってしまった
http://www.pcgamer.com/2012/04/05/ea-wins-worst-company-in-america-golden-poo-award/
パッケージ+アイテム課金?
なお、2012年末のEA社製のゲームで一番の大作だと思われる、メダルオブオナーウォーファイターはデジタルデラックス・エディションというのが用意され、こちらを購入すると専用の武器およびアイテムの早期アンロックが出来るのだが。
問題は値段がパッケージ版と比べても二千円も高いということである。
つまり事実上のパッケージ版+アイテム課金を採用したこととなり、これは更に会社の評判を落とすことになるかもしれない。
過去に同じ仕様を採用しようとしたBattlefield Bad Companyは海外で俗にいう炎上状態になってしまって、結局撤回したのだが、またしても同じことが起きる(再炎上、しかも今回は予約受け付けしてるので撤回される可能性も低し)可能性は十分に考えられる(これは最初はMOHウォーファイターと同じくアイテム課金で専用武器が使える仕様だったが、炎上によって早期アンロックだけになった)
http://www.youtube.com/watch?v=N2y8p2Na-Bo&feature=player_embedded
炎上によって結局BFBCは、「アイテム課金」から「早期アンロック出来るLimited Editionの発売(値段が少し高い、なお余談ではあるが日本版はすべてLimited Editionである)」に変わったのだが、今回は予約受け付けしていて、しかもクレジットカードで完全に予約できてしまうので、今回の仕様変更はほぼ99%無いと思われる。
つまりサドンアタックなどの韓国FPSと同じく、リアルマネーで専用武器が使えることとなってしまう。
http://store.origin.com/store/eajapan/ja_JP/html/pbPage.MOH_warfighter_ja_JP
デジタルデラックスエディションは8665円
パッケージ版は2012年、9月12日現在において6459円、アマゾンなので多少の変動はあるとしてもやはり二千円高いことになる。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%80%90Amazon-co-jp%E9%99%90%E5%AE%9A-%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%8D-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%89%B9%E5%85%B8%E3%80%8CU-S-%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8D%E5%85%A5%E6%89%8B%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%80%91/dp/B007TRZ4NA/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1346561007&sr=8-3
主な作品
自社開発
EA Games
-
メダルオブオナーシリーズ
- Medal of Honor (メダルオブオナー)
- Medal of Honor: Allied Assult (メダルオブオナーアライドアサルト)
- Medal of Honor: Pasific Assult (メダルオブオナーパシフィックアサルト)
- Medal of Honor: Airborn (メダルオブオナーエアボーン)
- Medal of Honor (メダルオブオナー)
-
ニードフォースピードシリーズ
- Need for Speed (オーバードライビン) - 1994年 初代作
- Need for Speed: Most Wanted (ニードフォースピードモストウォンテッド) - 2005年
- Need for Speed: Carbon (ニードフォースピードカーボン) - 2006年
- Need for Speed: Pro Street (ニードフォースピードプロストリート) - 2007年
- Need for Speed: SHIFT (ニードフォースピードシフト) - 2009年
- Need for Speed: Hot Pursuit (ニードフォースピードホットパースート) - 2010年
- Need for Speed: The Run (ニードフォースピードザラン) - 2011年
-
デッドスペースシリーズ
- Dead Space (デッドスペース)
- Dead Space 2 (デッドスペース2)
- Dead Space 3 (デッドスペース3)
EA Sports
-
FIFAシリーズ
- FIFA International Soccer - 1993年 初代作
- FIFA08 - 2007年
- FIFA09 - 2008年
- FIFA10 - 2009年
- FIFA11 - 2010年
- FIFA12 - 2011年
-
SSXシリーズ
- SSX
- SSX Tricky (SSXトリッキー)
- SSX3
- SSX on Tour (SSXオンツアー)
- SSX
- NBAライブシリーズ
- マッデンNFLシリーズ
- ラグビーシリーズ
- タイガーウッズPGAツアーシリーズ
- ファイトナイトシリーズ
-
Sketeシリーズ
販売
Maxis
-
シムシティシリーズ
- Simcity (シムシティ)
- Simcity 2000 (シムシティ2000)
- Simcity 3000 (シムシティ3000)
- Simcity 4 (シムシティ4)
- Simcity Societies (シムシティソサエティーズ)
- Simcity (シムシティ)
-
ザ・シムズシリーズ
- The Sims (シムピープル)
- The Sims2 (ザ・シムズ2)
- The Sims3 (ザ・シムズ3)
-
スポアシリーズ
DICE
-
バトルフィールドシリーズ
- Battlefield 1942 (バトルフィールド 1942) → BF1942
- Battlefield 2 (バトルフィールド2) → BF2
- Battlefield 2142 (バトルフィールド2142) → BF2142
- Battlefield Bad Company (バトルフィールドバッドカンパニー) → BFBC
- Battlefield Bad Company 2 (バトルフィールドバッドカンパニー2) → BFBC2
- Battlefield 3 (バトルフィールド3)
- Mirror's Edge (ミラーズエッジ)
Bullfrog
- ポピュラスシリーズ
- Populous (ポピュラス)
- Populous 2 (ポピュラス2)
- Populous the Beginning (ポピュラス・ザ・ビギニング)
- ダンジョンキーパーシリーズ
- Dungeon Keeper (ダンジョンキーパー)
- Dungeon Keeper 2 (ダンジョンキーパー2)
- テーマパークシリーズ
Crytek
-
Crysisシリーズ
- Crysis
- Crysis Warhead
- Crysis Wars
- Crysis 2
Bioware
-
Mass Effectシリーズ
- Mass Effect (マスエフェクト)
- Mass Effect 2 (マスエフェクト2)
- Mass Effect 3 (マスエフェクト3)
-
ドラゴンエイジシリーズ
- Dragon Age: Origins (ドラゴンエイジオリジンズ)
- Dragon Age 2 (ドラゴンエイジ2)
その他
- System Shock 2
- ゴッドファザーシリーズ
- The Godfather (ゴッドファザー)
- The Godfather 2 (ゴッドファザー2)
- 007シリーズ
- 007: Tomorrow Never Die (007トゥモローネバーダイ)
- 007: The World Is Not Enough (007ワールドイズノットイナフ)
- 007: Agent Under Fire (007エージェントアンダーファイア)
- 007: Nightfire (007ナイトファイア)
- 007: Everything or Nothing (007エブリシングオアナッシング)
- Goldeneye: Rogue Agent (ゴールデンアイローグエージェント)
- 007: From Russia With Love (007ロシアより愛をこめて)
- アリスシリーズ
- American MacGee's Alice (アリスインナイトメア)
- Alice: Madness Returns (アリスマッドネスリターンズ)
- アローンインザダーク - 2008年
- Army of Two (アーミーオブツー)
- バーンアウトシリーズ (Criterion Games)
- Burnout Paradise (バーンアウトパラダイス)
- Syndicate (シンジケート)
- シャドウオブザダムド
- ハリーポッターシリーズ
-
コマンドアンドコンカーシリーズ
- Command & Conquer (コマンドアンドコンカー)
- Command & Conquer Red Alert 3 (コマンドアンドコンカーレッドアラート3)
- マーセナリーズシリーズ
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関連項目
外部リンク