クリス・レッドフィールド

クリス・レッドフィールドとは、バイオハザードシリーズの登場人物である。
バイオハザードシリーズの中でも最も中心的な主人公のひとりで、クロスオーバー作品、MVC3にも参戦している。
日本語版の声優は東地宏樹。

概要

ラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.S.のメンバーの一人。ポジションはPM(ポイントマン)。
年齢は25歳（『1』『CV』）→35歳（『5』）→39歳（『6』）。
身長181cm、体重80.4kg（『CV』では80.5kg、『5』では185cm、98kg）。

ラクーン市警に所属する以前はアメリカ空軍のパイロットをやっており、戦闘機やヘリの操縦はお手の物。また射撃の腕前もチーム1で数々の大会で優勝している。

クレア・レッドフィールドという大学生の妹がいて、両親が既に死別していることから唯一の肉親として大切にしている。
妹に武器の扱い方などの手ほどきをしていたらしく彼女は民間人とは思えない高い戦闘力を身につけているが、可愛がり過ぎではないだろうか…。

不器用な性格でよく大事なアイテムをなくす事に定評がある。
特にシリーズ1の初っ端からハンドガン・M92Fをなくすところや、コード:ベロニカの装備品をしまっていたバッグを崖の下に手を滑らせて落とすところは、多くのドジっ子属性を持つプレイヤーを萌えさせた。
妹のクレアは兄とは対照的に几帳面な性質で、キーピックでドアや机を開けたりしている。

喫煙者で金色のジッポーライターを愛用している。

バイオハザード

シリーズ初登場。アークレイ山脈付近で起きてる猟奇的殺人事件を疑問視したラクーン市警はクリスを含むスターズアルファチームを送る。そこでゾンビ犬の襲撃を受けたアルファチームは洋館に逃げ込むが、そこで彼らが見たものは…

ジルに比べて体力が高い、武器を構えるのが早いなどのメリットがあるが、アイテム所持制限がジルより厳しい、強力な武器のグレネードランチャーが手に入らない、
イベントを自力でこなせない場合が多い（他の仲間の協力が必要）などのデメリットがあり上級者向けとなっている。一方で体力の高さを生かして力技で難所を突破することも可能。
ハンドガンをなくしている為、ナイフ一本で調査に乗り出すなど無謀なクリスが多くのプレイヤーの笑いを誘った。

バイオハザード コード：ベロニカ

もう一人の主人公として登場。クレアがロックフォート島に隔離されている事を知り、調査に乗り出したクリスは後に因縁の相手との思わぬ再開をする。

本作でクリスは「妹の為に戦うお兄さん」という漢属性を発揮。エンディングで炎に呑まれそうになりながらも妹のところへ向かうクリスは多くのプレイヤーの胸を熱くさせた。

後半のシナリオでは基本的に彼を操作することになるのだが、クレアの所持品が自動的にクリスに渡されることはない。そのため、クリス編で使いたいアイテムはあらかじめアイテムBOXに入れておかないと持ち逃げされてしまうという初見殺しな仕様となっており、注意が必要。

バイオハザード5

パートナーであるジルの死後、バイオテロの調査をしに、アフリカに向かったクリスは新たなパートナー・シェバと出会う。意気投合する暇もないまま、クリスはある男と再会することとなる…。

バイオ5自体が賛否両論という原因の一つは本作でのクリスがキャラクター性が薄い事に挙げられる。
また、本作のクリスは1、コードベロニカ時代とは似ても似つかぬほど筋肉がムキムキに、というかもはやただのゴリラだったため「実は同姓同名の別人じゃね？」とネタ半分で言われたりもした。

本編中では装備を紛失することはなかったが、追加コンテンツであるLOST IN NIGHTMAREの終盤で穴から落ちた際に装備を全て失う。

バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D

3DS初のバイオハザードであり、ミニゲームのマーセナリーズを独立させたソフト。
こちらでは初期から使用できるキャラとなっている。

装備は定番のハンドガン・ショットガン・ライフル。
威力がある反面隙が大きいものもあるが、概ねバランスよく整っている。
体術も吹っ飛ばしから追撃、即死体術まで一通り揃っており扱いやすく、主人公らしいバランス型と言えるだろう。

バイオハザード リベレーションズ

5の前日譚に当たる3DSのソフトで、彼がS.T.A.R.Sを去った後仲間と設立した組織『BSAA』のメンバーが多数登場する。
こちらでは突如謎の失踪を遂げたとされる彼をジルと彼女の新しいパートナー、パーカーが捜索するところから物語は始まる。
詳しくはネタバレになるので避けるが、今回は正義感溢れ、仲間を大切にするタフガイな彼の姿を存分に堪能することが出来る。
最早定番となっているドジっ子イベントもバッチリである。

バイオハザード6

5に引き続き、主人公の1人として登場する。『2』『4』の主人公、レオン・S・ケネディとの初の共演作となる。

今作で彼はなんらかのトラウマで多少ながら記憶喪失になっており酒におぼれた生活を送っていたが、今作の相棒であるピアーズにBASSに引き戻されBASSの仲間たちとアメリカに続き起きた中国でのバイオテロの対処に向かう。

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関連項目

• バイオハザード
• バイオハザード コード:ベロニカ
• バイオハザード5
• バイオハザード リベレーションズ
• クレア・レッドフィールド
• ジル・バレンタイン