有限会社シャフトが現在製作中であるアニメ「まじかるすいーと プリズム・ナナ」のパチスロタイアップ機のこと。2013年5月20日より全国のホールに導入開始となった。
また、同作のAタイプ仕様にスペックを変更し、新規PVを搭載した『まじかるすいーと プリズム・ナナ エース』が2015年2月より導入されている。
登場人物などはまじかるすいーと プリズム・ナナのページを参照のこと。こちらはパチスロでのシステム面などを追加していく。
システム
遊びやすく、楽しく、かわいいのコンセプトで作られている。ステージがイタル、アスカ、コトネのステージが3種類あり、キャラごとに背景、図柄のデザインが違う仕様となっている。プレイヤーが任意のタイミングで変更可能であり、タッチ操作で一瞬で変えることが可能。(通常中かつリプレイ入賞中を除く)
また液晶の左下に各ステージごとにSDキャラがおり、しゃべったりアクションを起こしたり、タッチできたりする。タイミングによってはキャラが反応したり可愛らしい発言でプレイヤーを楽しませる演出も発生したりする。
その反面、ハズレ選択時でも「あやしぃ…」と連呼する、「チャンス!」といってもまったくチャンスじゃないなど、無駄ともとれる煽りがあり、ハマってしまうとかわいさを通り越してプレイヤーに一種の倦怠感を与える結果となった。
イタルステージは7図柄が赤色のため、真ん中リールの7図柄の近くにBAR(黒図柄)がある関係上他の7図柄色(青、緑)と比べて目押ししやすい(スイカを狙いやすい)という利点があるが基本的に目押し不要機であるためこだわりが無ければどのステージを選んでも問題ない。
スペック
ボーナス合算は1/93.5~1/125.3と設定1でも1/125.3の甘設定
…と銘打っているが、これは1G連(後述)を含めての確率と思われるため、実際の1G連を除く初当たり合算率は1/200~1/400ほどではないかと思われる。とにかく最初が当たらないし続かない。
小役
全て上部のメインリールの出目で判別しており、ハズレ、リプレイ、9枚役のいずれかとなっている。
慣れてくるとメインリールの出目で連続演出などの液晶リールが表示されない時に内部で何が当選したのかがわかるようになったりする。
「9枚役当選時の内部でのボーナス抽選率の結果で液晶でチェリーやスイカが揃えられるようにしている」
ので液晶で目押しに失敗して揃えられなかった場合でもベルが自動で揃うようにできている。
一部の演出(メインリールの黄色図柄を狙う演出)を除き実質「目押し不要」となっている。
ボーナス図柄を揃える時も狙わなくても勝手に液晶で揃ったことにしてくれるので、液晶を見て目押しする要素はかけらもない。ただし、7図柄を画面内の前1コマ付近で目押しすると設定判別要素のボイスが発生するので、設定を見抜く為には必須となる。
押し順表示時に従わなかった場合、または押し順表示がない時の9枚役/リプレイ成立時で第1停止が左でない場合はART機おなじみのペナルティをくらうので注意。ただしボーナス中のリプレイ成立時はペナルティはない。
2種類のチャンスゾーン
- カラフルゾーン(以後CZ)
周期(後述)消化後に突入し、通常より高確率()でのボーナス1発抽選を行う。その期待度は周囲の色が変わったりデカペカルが登場することで表示する。
が、確定の虹色以外はあっさりハズれることが多く期待度が高い連続演出でもスルーすることもしばしば。
というのも天国、超天国(後述)時以外のCZはガセ前兆(ハズレ確定)CZと本前兆(ボーナス当選)CZがあり、ガセ前兆の選択率は平均50%となっている。本前兆の選択率が25%というが微塵も感じられないほどにガセ前兆ばかりなのである。
当然ガセ前兆が選択されていればどんな演出がこようとハズレが確定する。およそ1/2400の本前兆昇格抽選が毎ゲーム行われているので、とても運がよければ本前兆になるかもしれないがだったらプリズムゾーン(後述)を引きたいところである。
通称「空振るゾーン」。煽りがひどいといわれる理由の一つはコレ。 - マジカライズゾーン(以後MZ)
CZと同じだが、こちらは自力解除(ヒキ運次第)となっている。CZが周期消化後しかいかないのに対し、MZはレア小役から突入することもある。周期終了後のマジカライズゾーン突入選択率は12.5%(1/8)
敵とバトルし、液晶でキャラ図柄ラインが揃った側が攻撃する。ペカル図柄が揃った場合はナナのHPが全回復する。敵のHPが0になれば勝ちで晴れてボーナス確定となる。
通常はワルプルギスの夜絶望具象とのバトルになるが、敵が手下のダイヤスートだとチャンスアップとなる。
が、チャンスアップといいながらもダイヤスートに負ける人が続出しており遭遇例も少ない(勝った人が少ない)こともあってか、「むしろワルプルさんのほうが弱いんじゃね?」という噂もちらほらでている。チャンスアップ(笑)。
最初から勝敗の決まった出来レースと言われがちだが
「攻撃する側を3択からガチ選択するマジカルタッチ」(本当にガチ選択かどうかはあやしぃ…が)
「敵の攻撃でも9枚役当選時は必殺技で反撃」(上記のマジカルタッチで敵の攻撃が確定していても反撃)
「戦闘途中でも確定演出登場」(レア小役かチャンス目でこっそり当選している可能性)
など完全な出来レースではないかもしれない。
全然勝てない。通称「マジ辛いズゾーン」。こっちのHPが満タンであと1撃で倒せる時でも負ける時は負ける、HP回復がおきても負けるなど、本当に勝てない。さすがワルプルさん。
一応敗北時の逆転演出もあり、またフリーズ(後述)も「実戦上」当選しやすいので、期待度はCZよりは若干高い気はする。
周期ゲーム数管理と内部モード
- 内部モード
通常/天国/超天国の3種類にそれぞれAとBの2種類の計6種類ある。AとBの違いは次回周期のモード抽選でよりいいモードが選択されやすいかどうか。Bのほうがいいモードが選択されやすい。
天国は周期の消化ゲーム数が100以内でほぼ確実に本前兆CZに当選するのでコインをあまり減らさずボーナスの連チャンが期待できる。
つまり天国の周期終了後のCZはボーナス確定というオマケつき。なのでいかにして天国状態を続けられるか(通称「天国ループ」)が重要。
超天国は天国状態と同じ。突入率が著しく低いが突入すれば通常への以降確率は0、超天国継続率が高め、さらに転落しても天国になるため、天国状態が継続しやすいという特徴がある。
勘違いしがちだが天国/超天国は「100ゲーム以内に本前兆CZに突入する可能性が平均80%」であって「直撃を除く場合(MZに当選していた場合)はボーナス確定ではない」ので注意。 - 周期ゲーム数管理
規定ゲーム数消化で1周期終了となりチャンスゾーンへ突入し、成功でボーナス、失敗で次の周期へ を繰りかえす。ART機おなじみのシステム。
天国状態なら100ゲーム以内が、通常状態だとAは250~300ゲーム、Bは350~400ゲームが選択されやすい。
ただし、ボーナス後最初の第1周期は通常状態でも100ゲーム以内が選択されやすいため、この場合は天国ではないので勘違いしないように。- Nextチャンス
突入すると残りの周期消化に必要なゲーム数を表示させることができる。
突入にもまたチャンスがあり、小役が揃うとたまに表示されることがあるが、まずステージのキャラ群が出ないとほぼ表示されない。ペカル群の信頼度がかなり低いので入らずにスルーすることもしばしば。
突入したところで通常時の残りゲーム数200オーバー、300オーバーなどがあるのでかなりやる気は削げること受けあい。
だが、突入するとハズレ(チャンス目含む)と小役のすべてで周期ゲーム数の減算数を抽選して、当選するとそのゲーム数だけ残りの周期消化ゲーム数が減っていく、レアな小役ほど減る確率と量が多い。
のだが、レア小役をひいてもさっぱりゲーム数が減らないことも多い。煽りがひどいといわれる原因のひとつはコレ。
ただし、残りゲーム数表示時の合計の周期ゲーム数によっては設定看破の材料になったりするので悪いことだけではない…が、設定看破の材料になるゲーム数を引くことはまずないのはお約束w - メールが連続チャンス
Nextチャンス中に突入することがある。数ゲーム間滞在し、毎回最低5ゲーム、場合によっては20、30、100などの残りゲーム数を減らすことが可能。
時と場合により救世主にも悪魔にもなる。前者は天国中などの早い段階での周期消化を狙う場合に、後者は後述の天井を狙う場合に…
- Nextチャンス
天井
2種類の天井を搭載しており、いつまでたってもあたらないということはない。ただし天井に到達したから次回が天国確定やプリズムチャンス(後述)否定が確定ということはない。過度な期待はしないように。
- 周期天井
4周期目終了後で周期天井となりボーナスが確定する。通常Aやメールが連続チャンスなどが選択され続けるとだいたいこちらになる。
こちらの場合は単にボーナスが確定するだけで次回天国までは確定しない。ゲーム数天井狙いだったのに850ゲームくらいで残り100ゲームほど
→メールが連続チャンス到来→880ゲーム目で4周期目が終了→プリズムチャンス1回終了→通常B選択とか普通にある。
これは冗談ではない、体験談である。
繰り返す。これは冗談ではない、体験談である。 - ゲーム数天井
基本的に900ゲーム消化時点でボーナスが直で当選する。通常Bが多く選択されるとこうなりやすい。
こちらは次回天国以上が確定するため、なるべくならこちらを願いたい。
上記のペナルティ時は解除されるまでゲーム数にカウントされなくなるため、ペナルティを起こした場合は天井時の総ゲーム数が900を超えることもある
稀に300、600のゲーム数天井が選択されることがあり、高設定だとわずかに選択率が高い。
こちらも800ゲームを超えて残り150ゲームあまり、天井もらったと余裕こいていたら弱チェリーからのMZ同時当選→プリズムチャンス(ry とかいう事態が発生してしまう場合もある。
ボーナス形式
- 1G連
本台における重要事項。文字通りボーナス終了後1ゲーム目で次のボーナスが確定し、実質ボーナスが連続すること。基本的にこれがないとコインは増えない。
ボーナス中に上乗せされて内部で1G連数がストックされ、ストックがなくなるまで1G連が続く。この1G連祭りによる爽快感はハンパない。 - プリズムボーナス(以後PB)/スーパープリズムボーナス(以後SPB)」
100ゲーム継続するART型擬似ボーナス。純増2.0枚/Gでボーナス期待枚数は約200枚。たまに発生するデカメダル演出でデカメダルが揃うと1G連が上乗せされる。
最初の94ゲームでゲームごとに内部の1G連期待度(以下ボルデージ)上昇量を抽選し、ボーナスのラスト6ゲーム「アンコールチャンス」でデカメダル図柄が揃うと1G連を獲得し上乗せできる。デカメダル図柄が揃う確率はボルデージ量で変わる。
PBとSPBの違いは1G連期待度がSPBのほうが高くなっていること…らしいが、ボルデージ壊滅のSPBで上乗せがひけないこともあればボルデージ満タンで上乗せ3回引くPBもあるので細かい違いは体感では感じられない。 - プリズムゾーン(以後PZ)
PB中に低確率で突入し、特定条件(リプレイ当選時の3/4)で終了するまで毎ゲーム1G連の上乗せが確定して大量の1G連ストック祭りになる。最低でも1回は保障されていて、中には10連、15連の上乗せが起きた人もいるらしい。
基本的に出ない。確率はおよそ1/1000らしい。強い小役で突入しやすいが一応どの小役からも突入する。 - プリズムチャンス(以後PC)
俗に言うレギュラーボーナス。9枚役に7回当選するまで続くART。その間に1G連を抽選する。
レア小役が揃ったりすると継続するチャンスとあるが、PC突入時に既に継続回数は内部で決まっていて、その回数に到達するまではレア小役に当選しようがしまいが継続し、最大7回まで繰り返される。
基本的に1回で終了(=実質獲得枚数42枚)なので、大ハマりの周期天井からPC1回→また大ハマりというお約束のパターンに陥りやすい。7回継続すれば実質294枚かつ次回天国以上確定とPBを大幅に上回るメリットが存在するがめったにいかない(当選確率0.8%)。
ちなみに継続回数で奇数と偶数の設定差があり、6回継続で終了すると設定6が確定する(設定6の時に0.8%の確率で当選)。 - 1/8192の奇跡(以後フリーズ)
突然ブラックアウト、ロングフリーズが発生して専用ムービーが流れSPBが確定する。さらに1G連が4つストックされ、フリーズで合計5回のボーナスが確定する。
おまけに50%の確率で次回天国以上が確定するため、フリーズから1撃5000枚などのワンチャンも存在。
ここから1G連を重ねていって大量に出玉を増やすのが肝。そうでもしないとまず収支で勝てない。
PB中の曲とモード
- チャレンジモード
現在のボルデージ量が一目でわかる。左右にゲージで表示されており、青~紫+MAX(虹)で表現される。
アンコールチャンス中のデカメダル図柄は青~黄はまず揃わない(ボルデージ量が0だと逆に揃いやすいらしい)
赤だと半分くらい、紫以上ならほぼ確実に揃い、虹(MAX)なら1回は上乗せが確定する。
PB中にもメールが連続チャンスが来ることがあり、こちらはメール図柄が揃うごとにボルデージが上昇するというもの。複数回発生することを祈りたい。
ボルデージ量にあわせて会場のサイリウムの色が変化し、またSDキャラもニコニコに、ノリノリになって踊りだす。滅多にみれないが虹色時の踊りは必見。 - PVモード ※1 ※2
液晶画面いっぱいに各曲のPVを堪能しながらPBを消化することが出来る。それぞれの曲に1番と2番から選択可能、4種類選ぶとボーナススタート。選択されなかった場合はランダムに決定される。
画面中央下に押し順はしっかり出ているので、それに従えばOK。たまに!マークが出ることがあるが、これは「↑の黄色図柄を狙え!」の代用演出。黄色を狙って押そう。
ボルデージが見えないが内部でちゃんと上昇されていて、アンコールチャンスにも反映されている…らしいが、本当に上昇しているか不安を感じるので次の1G連が確定している状況じゃないと迂闊に選びたくないところではある。
PZをひいた時の挙動は不明。情報求む。
とにかくイライラしながら打ちがちなこの台、唯一の癒しともいえるのがReach for the BeachのPV。とにかくまず1回はこれを見るべし。
水着やら緑と赤のおっぱいやら赤のいいおケツやら、非常に癒されること間違いなし。一応ニコニコにもあがっているので見てみるといいだろう。青は残念ながら絶壁だしいいアングルがあまりないのg… - 曲リスト
ぷリズム★たいむ~魔法の指でタッチして~(オープニング)
まじかるエンジン(イタルキャラソン)
白鷺流舞(アスカキャラソン)
Hello,Dear my friends(コトネキャラソン)
萌えって☆メルって★タッチしてっ!(テーマ曲) ※1 ※2
Reach for the Beach(水着曲?) ※1 ※2
星空コネクション(エンディング) ※2
最初のPBの開始時に各キャラソンとオープニングから1曲を選択し(選択しなかった場合はランダム選曲になり)、チャレンジモードでのスタートになる。
※1は1G連時にのみ追加で選択可能になる。
※2は夜8時以降になると追加で選択可能。さらに※1の1G連時の制限がなくなり、PBに入ったらすぐ選べるようになる。星空コネクション(エンディング)はこの時間帯以降限定の選択可能曲。
総評
変化のない長い通常、1/8192(フリーズ確率=GOD揃い確率)待ちの爆上乗せ期待台と、まさに萌えミリオンゴッド。あたらないときはあたらなくて諭吉アブソープションになるが、事故ると設定1でも万枚オーバーある超ツンデレ台。
ただ9枚役の当選率が案外低いため(1000円=50枚、1ゲーム3枚で22ゲーム前後)諭吉の吸い込まれ速度がハンパなく、「マジ金吸い取るプリズム・ナナ」の異名を与えられる。誰が上手いことを言えと
狙いゾーンとヤメ時さえ見誤らなければそこまで飲まれることはない…かも
関連動画
関連商品
まじかるすいーと プリズム・ナナ(パチスロ)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連コミュニティ
まじかるすいーと プリズム・ナナ(パチスロ)に関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 0
- 0pt