アルヴィンとは、ゲーム『テイルズオブエクシリア』及び『テイルズオブエクシリア2』に登場するキャラクターである。
概要
年齢:26(+1)歳 身長:182cm 声優:杉田智和 キャラクターデザイン:藤島康介
世界各地を渡り歩いてきたという''自称''フリーの傭兵。誰にでも気さくでフランクに接し、常に大人らしく余裕のある態度を見せる。
勝手気ままに行動しているように見えて、実はかなり計算高く、他人の気持ちを敏感に感じ取り相手の思い通りの言葉や行動を返すのが得意。
その一方自分自身の事は多く語らず、その親しげな態度の裏に上手く隠そうとする。
また、ジュードには「優等生」、エリーゼには「お姫様」「エリーゼ姫」、ローエンには「じいさん」等他人に対して変なあだ名で呼ぶ事が多い。
テイルズオブシリーズにおいては裏切りキャラは恒例になったが、アルヴィンは歴代の裏切りキャラとは比べ物にならない程の裏切り行為を平然とやってのけ、しばしば「クズヴィン」「26歳児」などの愛称で呼ばれ、代表的な裏切りキャラとして名を挙げられる(詳しくは後述) 。
裏切りキャラとして
正体は20年前、エレンピオス軍がオリジナルのクルスニクの槍で二つの世界を隔てる「断界殻(シェル)」の一部を破壊した際、偶然にも両親や叔父ジランドと共に乗り合わせていた旅船ジルニトラが落下し、その際リーゼ・マクシアに迷い込んでしまったエレンピオス人。本名はアルフレド・ヴィント・スヴェントで、エレンピオスでも有数の名家スヴェント家当主の子息でもあった。
父親は船の事故により死亡。母親は重い病気で、その薬がアルクノアからしか手に入らない事、そして母親がずっとエレンピオスへ帰る事を望んでいた事から、断界殻を作ったマクスウェルの抹殺を目的とした、エレンピオス人で構成されるテロ組織「アルクノア」に幼少期から所属。ミラがラ・シュガルの研究所から奪った「クルスニクの槍」のカギの在り処を特定し槍を発動させて断界殻を破るという目的でミラたちに同行した。
カギの在り処は、エレンピオス人であるジュードの父ディラックを脅し、ミラの巫女イバルが持っているかもしれないという事を吐かせた。
その後、ミラたちにアルクノアの一員であった事がばれ、またア・ジュールに雇われたダブルスパイであった事も判明。仲間の前でイバルが持っているカギの事をガイアスに暴露し、仲間からの怒りを買う。そしてミラたちはア・ジュール軍に追われるが、 軍に「ミラは山の方へ逃げた」と嘘をつき、本人は堂々と仲間たちの下に帰還。
しかし、それだけでは留まらず、「ミラを見殺しにすればマクスウェルが死に、断界殻が消える」と思い込んでジルニトラにてミラを無駄死にさせてしまい、またイスラによる母親の毒殺で自暴自棄になったところをミュゼに利用され、ジュードとレイアを殺そうとする。
そんな一連の出来事の後、一時は四象刃と行動を共にするが、更に四象刃を裏切り、最終的にはジュードやミラたちの元に戻った。
その理由は「もう他に居場所がないから、どんなに嫌われてもしがみつくしかない」 という悲壮なものだった。
実は裏設定では他にも裏切り行為があるのだが、ここでは割愛。(加筆出来る方はお願いします。)
エンディング以降ではユルゲンスと共に「エレンピオスとリーゼ・マクシアの架け橋となる仕事がしたい」という事で、ビジネスパートナーとして組み、新しい道を進んだ。
そして2では過去の裏切りだらけの人生を悔い改め、商人というまっとうな仕事で、人間関係の壁にぶつかりつつも前向きに頑張っている様子。スーツ姿にアゴヒゲを生やし、前作より雰囲気がやや胡散臭くなったが、前作のエンディングで初めてスタート地点に立った彼なので、2では前作より人間的成長が見られ良い意味で裏切られる事になるだろう。
戦闘での性能
HP・物理攻撃力・物理防御力が高く、どちらかと言えば重戦車キャラ。
攻撃速度が遅い上、チャージという特性上どうしても手数が減ってしまい隙も多いが、2では「チャージドブロウ」という攻撃とチャージを同時に行う武身技が追加され、攻撃の手を緩めずにチャージ技を叩き込む事が可能になった。また、術技も全属性完備なので弱点属性連携も容易に繋げられる。これにより前作より使い勝手は上がったと言えよう。
またクリティカル性能も高く、スキル「クリティカルダメージ(クリティカルダメージが1.5倍)」を付ける事で自身とリンク相手の火力の増加も見込める。共鳴秘奥義の威力も全キャラ中トップクラスの高さで、アタッカーとしてはかなり優秀キャラ。
サポートスキル「ブレイカー」は、アルヴィンをスレーヴにする事で「ドッカーン!」と掛け声と共に敵の防御を崩し気絶させる事ができ、特にゴーレム系のモンスターなどガードが固い敵やボス戦では重宝する。決して人間関係ブレイカーなどと言ってはいけない。
1では技の掛け声等どことなく気だるさが漂っていたが(例:マジンセンコーダーン)、2では人間的に成長したからか、はっきりと喋るようになっている。
関連動画
関連項目
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