スパイクブラザーズとは、TCG・カードファイト!! ヴァンガードのクラン(組織)の1つである。
概要
星クレイで人気のスポーツ「ブラッドボール」や「ギャロウズボール」のチーム。
鬼、獣人、アンドロイドなどが選手として出場している他、サキュバス等の綺麗どころがチアガールをしている。
高い攻撃力と引き換えに場を離れる能力と、戦闘中のデッキからのスペリオルコールの組み合わせによる連続攻撃が可能。
これにより高攻撃力の連打を行うことができるが、一回一回のスペリオルコールのコストが重く、1ターンに全力を出し切ることが多い。
コスト管理が非常にシビアな反面、上手く回れば3~4ダメージは当然のごとく消し飛ばすことができる、ハイリスク・ハイリターンなクランである。
アニメでは基本的に矢作キョウが使用。ただし3期以降はファイトの出番が少なくなる。
漫画版では序盤に森川カツミが使用しており、通常パックに彼の漫画版カードが輸入されていた。
各期におけるスパイクブラザーズ
1期
1弾「騎士王降臨」で先行的に収録され、2弾「竜魂乱舞」にて構築が可能になる。
非常に優秀なファーストヴァンガード《メカ・トレーナー》、連続攻撃を支えるリアガード用のグレード3《ジャガーノート・マキシマム》などがこの時点で収録されている。
2期
エクストラブースター3弾「黒鋼の戦騎」にて収録。収録はこの1回限りだが、地味に同ブースター中最大数収録されている。
名称「ダッドリー」が誕生したが、この時点では流石にカードプールの少なさが目立つ。
3期
ブースターパック10弾「騎士王凱旋」に収録。以降3期での一般パック収録はないため、“Я”ユニットは存在しない。
前列のユニットを永続効果でターン中パワー+10000する強力なブレイクライドユニット《バッドエンド・ドラッガー》が登場したのはこのタイミングである。
この時点ではまだカードプールのせいか満足に働いていないが・・・。
4期
ブースターパック10弾「竜剣双闘」にて収録。遂にスパイクブラザーズが牙を剥いた。
レギオンしたターン中前列ユニットのパワー+5000という効果を持つレギオンリーダー《ブラッディ・オーグル》と、レギオンしたターン中カウンターブラスト1に加え自身をソウルに送ることで好きなユニットを山札からスペリオルコールする《フローズン・オーグル》が登場。
先述の《バッドエンド・ドラッガー》と組み合わせることで、ブレイクライドと双闘を同時に行いパワー+15000されたリアガードがコストの続く限り飛び出してくるという悪夢のデッキ【バッドエンドオーグル】が登場し、脅威の一発屋として環境を脅かした。
5期
収録なし。ただし、4期で収録された双闘環境の貯金により、一発屋として殴りこむことは十分可能。
6期
テクニカルブースター「The RECKLESS RAMPAGE」にて久々となる一般パック収録。
効果でリアガードに登場したターン、エンド時に山札に戻る代わりに効果を得る状態「突撃(チャージ!!)」が追加。
それにより制御された高火力にますます磨きがかかることになった。
デッキの基本軸
バッドエンド
主にブレイクライドユニット《バッドエンド・ドラッガー》と、レギオンリーダー《ブラッディ・オーグル》の相乗効果で一気呵成に巨大な攻撃力のリアガードのアタックを連打し、敵を叩き潰すデッキが一般的。
2体のユニットの相乗効果によりパワーが+15000され、《フローズン・オーグル》を始めとしたデッキのカードと入れ替わる前列ユニットを繰り返し呼び出すことで、コストの続く限りパワー21000オーバーの攻撃が波のように飛んでくる。しかも強化効果は全てヴァンガードの永続効果であるため、リアガード自身の効果でさらに加算が可能。
当初は非名称であり【バッドエンドオーグル】が通称として用いられていたが、ファイターズコレクション2015冬に「バッドエンド」のサポートカードが登場。この強化により、超越からさらに追撃のブレイクライドを行うことにより、準備が整う前から奇襲のような猛攻を行うことができ、戦術の幅が広がった。
ダッドリー
グレード2以下を1:1で簡単にサーチできる《ジェリー・ビーンズ》が存在するが、サポートカード自体は少なく、スパイクブラザーズの切り札がよく「ダッドリー」の名を持っていたくらいの繋がりであった。
Gユニット《大戦士 ダッドリー・ジェロニモ》に、THE RECKRESS RAMPAGEにて登場する限定的な超越ボーナス持ちの《ダッドリー・ジェシカ》の組み合わせは単純に強力。山札からリアガードの手を一時的に補充しつつ、高火力の連続攻撃を繰り返し行うことができる。《ダッドリー・ジェシカ》はジェネレーションブレイク2を達成すると常時パワー13000とクロスライドに匹敵する防御力を得るため非常に強力。しかもかわいい。
ライジング
THE RECKRESS RAMPAGEにて新たに登場した超越ボーナス軸。「ギアースクライシス編」で再登場した際に矢作キョウが使用していたのはこちら。
中核となる《逸材 ライジング・ノヴァ》はその効果により安定してGユニットのアタック時に山札の好きなユニットをスペリオルコールできる。
都合上「突撃」能力を持つカードを多く採用することになるが、デメリットによる息切れには細心の注意を払いたい。幸い、コストを払えば最大5体のスペリオルコールが可能な《大悪党 ダーティ・ピカロ》が居る為ある程度リソースが少なくても立て直しは可能である。
関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード/カードファイト!! ヴァンガードG
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
《ユナイテッド・サンクチュアリ》
ロイヤルパラディン/オラクルシンクタンク/シャドウパラディン/ゴールドパラディン/エンジェルフェザー/ジェネシス(カードファイト!! ヴァンガード)
《ドラゴン・エンパイア》
かげろう(カードファイト!! ヴァンガード)/たちかぜ(カードファイト!! ヴァンガード)/ぬばたま/むらくも(カードファイト!! ヴァンガード)/なるかみ
《スター・ゲート》
ノヴァグラップラー/ディメンジョンポリス/エトランジェ/リンクジョーカー
《ダーク・ゾーン》
ダークイレギュラーズ/スパイクブラザーズ/ペイルムーン/ギアクロニクル
《メガラニカ》
グランブルー/バミューダ△/アクアフォース
《ズー》
メガコロニー/グレートネイチャー(カードファイト!! ヴァンガード)/ネオネクタール
《該当国家なし》
クレイエレメンタル/刀剣乱舞(カードファイト!! ヴァンガード)
外部リンク
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