テスタメント(ギルティギア)とは、格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターである。
プロフィール
- 身長:185cm
- 体重:73kg
- 血液型:解析不能
- 出身:スイス
- 誕生日: 5月9日
- アイタイプ:赤
- 趣味:考えること(GG~)※多数(GG STRIVE)
- 大切なもの:故クリフ・アンダーソン、ポテト
- 嫌いなもの:ソル、斎藤流古武術
- CV:高見(あっくん)(GG) 小林克彰(GGX~)小林ゆう(GUILTY GEAR -STRIVE-)
- 初出作品: GUILTY GEAR
- テーマミュージック
概要
初代GGでは黒幕および中ボスとして、封印されていたジャスティスを開放するため暗躍していた。
元聖騎士団団長クリフ・アンダーソンの義理の息子であり、かつては聖騎士団に所属していた。義父の跡継ぎになる決意をしていたが、当時従事していた遊軍の任務中に某国の計画に巻き込まれ、ギアに改造されてしまう。
辛うじて人としての意識を保てたものの、従属・半独立思考型のギアに改造されていたため、指揮官型ギアであるジャスティスの命令には逆らえず、望まぬままに「人類抹殺」の戦いに身を投じる。
改造された当時は中級程度のギア。本編の40年前にクリフによって倒されたが、その後何らかの要因により強化されて復活する。
ソル・バッドガイによってジャスティスが倒された後は命令から開放されるが、過去の罪の意識から自暴自棄になり、各地を流浪し始める。
元々は心優しい青年であったが、人間の手によってギアに改造されたこと、人間を滅ぼす為にジャスティスを解放しようとした過去の罪などからか、人間不信に陥っていた。
続編のGGXではジャスティス討伐後に「悪魔の棲む地」と呼ばれる森に迷い込み、そこで指揮官型のハーフギアであるディズィーと出会う。平穏を望む彼女を守るために保護者的な立ち位置となり(始めは半分ほど迷惑がられていた)、再び彼女を追う人間と戦う事になった。
ディズィーがジェリーフィッシュ快賊団に入った後も、彼女の居場所がなくなってしまった場合に戻ってこられるようにと、ディズィーの養父母である老夫婦と一緒に暮らしながら「悪魔の棲む地」を守る。
GG2以降の動向は不明。最新作であるXrdの参戦もしていないため、安否を知りたい彼のプレイヤーなどから参戦が望まれていた……が。
2022年3月20日、最新作『GUILTY GEAR -STRIVE-』シーズン2の開発が決定。追加キャラクターとしての参戦が明らかとなった。
衣装を一新し、声優も変更。また新たなプロフィールでは老夫婦と過ごす中で人並みの幸福を満喫しており、趣味の幅がとんでもなく増えている。
性格
人のために何か出来ることがあれば、努力を惜しみなく、自らを犠牲にできる心優しき青年。特に子供が好きで、率先して孤児たちを引き取り、その世話をしていたこともあった。博愛主義的な部分もあり、彼にとっては罪人に対してすら、罪を咎めることよりも、更正を促すことが優先される。勤勉で好奇心が強いが、暴力は激しく嫌っている。(GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R公式サイトより)
外見・服装
シリーズを通して、スカートのような黒い装束を纏っている。露出度はやや高め。
男性であるのだが顔立ちは中性的で、血色悪い肌に長い黒髪、大胆に除く鎖骨や腹筋、生足など非常になめまかしい出で立ちである(おまけにバースト時には全裸になる)。
今でこそ男性的な見た目だが、初代GGでは今より更に細身で、女性と間違えるプレイヤーも少なくはなかった。
なお彼の刺激的絶命拳やられボイスに 「私の秘密に近づくなっ」 というものがあり、ファンの間で両性具有説が囁かれていたが、その後公式にて両性具有であることが発表された。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』では衣装が変更。シルクハットやフリルが追加され、サキュバスも色違いの2人に増えた。
過去作と比較して身体つきは女性の方に寄せられており、声優も小林ゆうに変更となった。なお海外版ボイスは男性が担当している。
戦闘スタイル
自らの血液から生み出した大鎌、空間を操る大規模な法術、複数の使い魔、それらを駆使して相手に反撃の隙を一切与えない。技の豊富さによって死角の無いオールマイティタイプとなっている。
ゲーム上の性能
初代GG
中ボスでありながらクセのある必殺技、しゃがまれるとヒット数が半減する通常技や連続技が決めにくかった。
GGX
立ち回りは弱いが、発生の早い中段攻撃によるガード崩しとHS版「エグゼビースト」(通称前エグゼ)からの相打ち連続技が強力であった。ただ対空はこの時から不利であり、現在のように設置技はなく、弱キャラであった。
GGXX
通常技・必殺技の性能が大きく変わり、ゼイネスト、hitomiといった設置罠を画面内に設置し、それを盾にした立ち回りとグレイヴディガーを用いたループ連続技が強力であった。#RELOADではP攻撃が強化され対空に乏しいテスタの貴重な対空として使えるようになったり、これまで完全ランダムだったカラス攻撃がパターン化されるようになった。
ΛC以降
攻守共に使える前エグゼの復活、バッドランズを絡めた連続技やループ攻撃により、最強クラスの性能とされていてそれがキャラランクのトップクラスになる一因であった。
バッドランズによるループ攻撃(ランズループ)はボイスの「華麗に踊れ!」から、一部のプレイヤーからは「カレーループ」と呼ばれる事がある。
ΛC+Rでは修正が施されランクは若干下がったものの、ランズループなど強力な攻撃技は健在のため上位は維持している。
長所
- 罠状の飛び道具を設置して戦う特殊なキャラであるため、罠をばら撒いて空間を支配しつつ、ランズループでゲージを稼ぐことができ、これらを使っての要塞化も可能。
- 各種罠や長めのリーチを駆使してダウンを奪い、強力な起き攻めで更にリターンを取っていくことができる。
- 攻め込まれたら前エグゼなどで切り返しができ、相打ちでもコンボが可能。
短所
- 有効な対空技が少なく、接近された際の切り返しに乏しいためある程度防御スキルがないと厳しい。
- 技の発生が全体的にやや遅く、背が高いからか喰らい判定が大きい。
- コマンドやコンボ自体はそれほど難しくはないが、それらの選択に状況判断能力が問われるため、初心者ではどのコンボを入れればよいのか解りづらい。
必殺技一覧
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関連項目
「私もまた『生きる』ことと向かい合っている。負けるわけにはいかない。」
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