ソル=バッドガイとは、ギルティギアシリーズに登場するキャラクターである。
概要
「ヘヴィだぜ・・・」
本作の主人公。
表向きには賞金稼ぎとして活動しているが、本当の目的は自分をギアに改造した張本人である「あの男」へ復讐すること。また、各地のギアの情報収集や破壊も行っている。
口数は少なく、必要最低限度の言葉しか口にしない。その性格はあらゆる行動に反映されていて、自らが繰り出す攻撃にも、荒削りでありながら一撃必中であるところに表現されている。人当たりは冷たいが、悪党ではない。
設定
人物像
- 名前のとおり無頼漢。粗野で口も悪く、相手に容赦は無い。
- 粗暴だが計算高い。暴力も効率よく結果を得るためのもの。
- それでも情に厚いところもあり、無害なギアと判断したディズィーを見逃したり、政治的に身動きの取れないカイ・キスクの立場を察して彼の息子(シン)を引き取るなど、悪人ではないところもある。
GG2ではこのあたりにスポットが当たり、世話焼き親父としての姿が見られる。 - 戦い方はチンピラのようなステゴロが主。剣はあくまで“法力のサポート”とのこと。
- 脳筋キャラと思われがちだが、ギアになる前は物理学・科学に魔法学も加わった「法力」の最先端の研究者。こと機械工学を専攻していたため対GEAR兵器のオリジナル、”アウトレイジ”を作り出すなどしているほか、GG2では学者しか知りえないような小難しいことをつぶやく。
- 本名「フレデリック・バルサラ」。復讐対象である“あの男”や元恋人の“アリア”とはかつての研究仲間で、彼らからはこちらの名前で呼ばれる。
- ストーリーが進むに連れ、自身のギア細胞にどんどん侵食されており、かなり深刻な状態になっている。
その影響か、GG2以降では「ドラゴンインストール」を使うと人外の姿となる。
Xrdに至っては世界的な異変も相まって発動すら躊躇う事態となっている。 - また、Xrdでは封炎剣を改造した「ジャンクヤードドッグ」を得物とする。
見た目は巨大の剣だが、本来は増幅したエネルギーをグリップ部のジッポーライター風の部分から放出する兵器で、増幅機として神器(封炎剣も含む)を組み込んでいる。Xrdの一撃必殺はこれを殴りながら至近距離でぶっ放すものとなっている。
未完成だが特許出願中。
プロフィール
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技表(GGXrd-REVELATOR-)
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ゲームキャラクターとしての特徴
格闘ゲーム
長所
いわゆるガン攻めキャラ。主人公ということもあり、初心者にも扱いやすい性能を持っている。
- 挙動に癖がなく操作し易い。技バランスも良好
- 「グランドバイパー」、「バンディットブリンガー」、ジャンプHSなど、対策が必要でおもむろにぶっ放せてリターンの高い技をたくさん持つため立ち回りでのプレッシャーが強い。ガン攻めと言われる所以。
- 防御手段はどのシリーズでもピカ一。無敵昇竜「ヴォルカニックヴァイパー」を始め、発生3Fの立ちKや「ライオットスタンプ」など、反撃手段が豊富。追い込まれても切り返し易い。
- Dループ/SWCLループ等の高火力コンボを持ち、最初の一発さえ通ればそこから大ダメージを狙える。
飛び道具「ガンフレイム」だが、初作のみSNK作品のように地面を這うタイプであった。ただ、『GGX』以降は射程が短くなり、地面を這う仕様ではなくなってしまった。一応、家庭用限定のEXキャラクターにすればこの仕様に戻る。
短所
素直で扱いやすい性能を持つ反面、
- 必要なパーツは揃っているが、オーソドックス故に読み合いやキャラ対の理解がないと攻めが単調になる。
- 各種突進技は個別の対応が必要であるものの対応されれば確定反撃のリスクを背負う。
(そのため、初心者は必殺技の強さに頼りがちだが、洗練されるにつれ必殺技を使う頻度が減るのも特徴) - リーチの長い牽制技を持たないため、リーチ差のある相手に対して向かって行くリスクに弱め。
という弱点も抱えている。
Dループ
オゥァー . . |
オゥァー o__:∴o; |
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青リロまでのソルの主力コンボ。JD攻撃を空中で何度も繰り返すことからこう呼ばれる。
画面端限定だが非常に高火力。また、攻撃時のソルの掛け声が印象的で、Dループ中は「オゥアー!オゥアー!オゥアー!オゥアー!」といった風にソルのオゥアー!がゲーセン中に響き渡る。テェヤ!
スラッシュ以降は調整によってDループができなくなっており、SWループが代役を務めている。どうしてもDループを決めたい場合、空中バンディットリヴォルバーをFRCして無理やり繋げるしかない(通称:有料Dループ)。
・・・が、AC+ → ACPRへのバージョンアップの際にJDの受身不能時間が伸びたため、1~2回程度ならDループを決められるようになった。イタダキィー!
GGXrdでも第一弾PVで披露していたり、スタッフの印象に強く残ったコンボであることは間違いない。
ループコンボに批判的な人がハメ技めいていて嫌う人はいるが、詰みに近い状況を作れるバランスキャラというデザインを象徴しており根強いファンが居るという不思議な技である。
聖騎士団ソル
「選べ、道を開けるかくたばるか」
A.D.2172。聖騎士団に所属していた頃のソル。スラッシュから参戦したプレイアブルキャラクター。ソルと区別するため、ファンからは「聖ソル」の略称で呼ばれている。英語表記の「ORDER-SOL」から「織田ソル」と呼ばれることもある。
まだ封炎剣を盗む前なので、武器は戦場で現地調達した岩の塊のようなものを用いている。
ゲームキャラクターとしての特徴
チャージゲージという固有のゲージを駆使して戦うインファイター。技の性能やモーションがソルと大きく異なる。
といった長所を持つ。一方で、
といった短所がある。
中級者向けだが、癖の強いキャラクターが集うギルティギアシリーズの中では比較的扱い易い部類に入る。
GuiltyGear2
長所
- 本体性能は全キャラトップ。特に攻め性能に関しては割り込み困難・反撃不能といわれるレベル。
- 防御性能も高く、アーマー付き技のヴォルカニックバイパーを備え、敵マスターに殺されにくい。
- サーヴァント編成(トライヴ)は上級サーヴァントが多く、最終的な軍のポテンシャルは高い。
- 特にクイーンは同時に1体しか出せないが安価かつ高い攻撃力で敵軍の殲滅のために特攻させやすい。
短所
- 攻撃範囲が狭く、雑魚の殲滅速度は速くない。ドラゴンインストールで補えるが一時的で連発できない。
- 下級サーヴァントに■(装甲)兵に対処できる種類がおらず、軍勢が揃っていない序盤戦のネックとなる。
- 下級サーヴァントのコストが高い割に性能が低い。
結果、数的有利を取られないようにソル自身が敵マスターの封じ込めや、苦手兵種(主に■)の排除、そしてその合間に指揮も抜かりなく行ってゆかねばならない忙しい戦い方を要求される。
「相手を封殺してナンボのガン攻めキャラ」という特徴を優先して残したためか、主人公らしからぬ変則的なキャラクターだが、要点を覚えれば高いポテンシャルを発揮できる。
関連動画
GGXX
GG2
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関連項目
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