テトテトさんとは、木村P(木村享平)によるUTAU手描きアニメ劇場シリーズである。
概要
内容は、主人公の重音テト(職業・売れないアイドル)と、その周囲のUTAUキャラたちのだらだらした日常を描いたストーリーである。
何とも言えないゆるさが売りの癒し系作品である。
背景への書き込み、おまけなどサービス精神が旺盛で注意してみると、またまた面白いのだ。
第一期
スタッフ
- 制作・木村享平(きむらきょうへい)
- 効果・木村享平(きむらきょうへい)
- 音楽・木村享平(きむらきょうへい)
- 美術監督・木村享平(きむらきょうへい)
- 作画監督・木村享平(きむらきょうへい)
- 脚本・木村享平(きむらきょうへい)
- 監督・木村享平(きむらきょうへい)
- 製作・テトテトさん製作委員会(脳内→妄想→幻想)
要するに、木村Pが全部一人でやっているのである。
登場人物
UTAUたち
- 重音テト
本編の主人公。一応職業はアイドルではあるが、全く売れない為ニート同然の煩悩まみれの生活を送っている。
アル中にしてネト中で、ニコ動に大して伸びもしない動画を投稿している。焼酎が好き。
バスト73cmの31歳。年甲斐もなく、すぐはしゃぐ。
ネズミが苦手で、ネズミを見ると世にも恐ろしい第二形態に変身するとかしないとか。
事務所の経営するアイドル養成専門学校の生徒でもあるのだが…。 - 和音マコ
テトの友人。アイドルだが、やはり売れていないので、コンビニのアルバイトをやっている。
普段は真面目そうな性格なのだが、百合的嗜好の持ち主であり、UTAUの女子たちを見ては興奮している。
特にテトに対しては、理性が飛びそうになっている事もしばしば。
その事でデフォ子からは変態扱いを受けることも。
回を追うごとに変態化がより一層進行している感もある。
好物は梅干。 - デフォ子
テトの友人。テトとは専門学校で知り合った。
クールな毒舌家で、表情一つ変えずに、相手の心をえぐるような容赦の無いツッコミを入れる。
酒癖は悪いらしい。
他のアイドルたちのセクシーショットを勝手に撮っては、勝手に売りさばいている。売れ行きは上々のようだ。
テトのことは憎からず思っているが、ツンデレなので素直になれない。 - 欲音ルコ
専門学校の生徒。誰も来ない学校の授業にも、真面目に出席している。
長身だが、その高すぎる身長をコンプレックスにしている。
しかし、スタイルの良さはUTAUたちの中でも随一で、ルコの水着を選んだテトからは「なんでも似合う」と評された。
設定上はモモより年下のはずだが、モモのお姉さん的存在。
性別については乙女の秘密である。
麦飯をこよなく愛し、白米を親の敵の如く憎む。 - 桃音モモ
ルコの追っかけをしている、15歳の天然系少女。
ルコにくっついてテトたちと行動を共にするも、扱いは「余分なの」。
あまり空気は読めないタイプ。
デフォ子曰く「適乳」だそうである。
密かにものすごい剛力の持ち主。
UTAU以外
- 指し棒
テトが謎の講義を行う時に用いる指し棒。
ホワイトボードを叩くと痛がり、アホ毛がぴこぴこ動く。生物かもしれない。 - ドクオ
居酒屋「びっぷ」店長。病気で入院中の両親に代わり、店を切り盛りする苦労人。
マコの事が好きで、それをネタにテトにたかられているかわいそうな人。
テトたち以外の友人はいない模様。 - チンピラ
アイドル学校に闖入した二人組。
何故かアレを持っており、何故か顔もアレに似ていた。しかも二人とも。
双子説あり。 - ドクオの伯父
ドクオの店を時々手伝いに来る、ダンディなおヒゲの伯父さん。
このたび海の家経営に乗り出したが、助っ人に来たアイドルたちに夢中で仕事ははかどっていない。 - ドクオの伯母
パーマネントヘアーがセクシーな伯母さん。 - ぼんぼん
旅館「たかい屋」の主人。
びっぱーたちを扇動してテトたちの風呂を覗こうとするも、ドクオの抵抗に遭い失敗、ボコボコにされる。
第二期
スタッフ
- 制作:木村享平
- 企画:木村享平
- 演出:木村享平
- 作画監督:木村享平
- 原画:木村享平
- 動画:木村享平
- 美術監督:木村享平
- 背景:木村享平
- 色彩設定:木村享平
- 色指定:木村享平
- 仕上:木村享平
- 効果:木村享平
- 撮影:木村享平
- 3DCG:木村享平
- 設定:木村享平
- 編集:木村享平
- 音楽:木村享平
- 音響:木村享平
- 録音:木村享平
- 調整:木村享平
- 原案・監督:木村享平
- 製作:テトテトさん製作委員会(夢)
登場人物
第一期から
- 重音テト
ルコ曰く、一番めちゃくちゃ。
20歳のころはアイドルとしてかなりの人気を博し売れていた。 - 和音マコ
テト曰く、ただの変態。
一族が隠密集団であることは、仲間にさえばれてないという大きな勘違いをしていた。 - デフォ子
テト曰く、私利私欲のために生きている。
しかし、愛想がないことを悩んだり喧嘩ばかりしていることを悔やんだりと、仲間との付き合いには相当注意を払っている模様。友情に熱い。 - 欲音ルコ
テト曰く、大切なつっこみ。
いつも誰に向かってしゃべっていいのか迷うらしく、うろたえてしまうことを気にしている。 - 桃音モモ
ソラに対して最も辛く当たる。彼を見る眼差しはいつも冷ややか。
しかし、気になるからこそひどい仕打ちをしてしまうというのは世の常。 - ドクオ
ソラのことを本名で呼ぶ数少ない人物の一人。テトにはシロハゲと呼ばれた。
第二期初登場
- 雪歌ユフ(第2重1音)
モモの親友。専門学校ではモモと同じクラス。
モモだけでなく誰に対しても心優しい。礼儀正しく博識で優等生っぽい。ソラのことを本名で呼ぶ。
これまでのどのキャラクターよりもまともな部類に入る。というか、他が普通じゃないだけという話も。 - 穂歌ソラ(第2重1音)
専門学校ではモモと同じクラス。カレー野郎。
彼自身何かしたというわけでもないのに、なぜかモモからの扱いは極めて悪い。
そのためにモモだけでなく他のUTAUたちからも本名で呼ばれず、不遇極まりない。受動的KY。
これまでのどのキャラクターよりもドクオに近い部類に入る。というか、ドクオ道まっしぐら。 - 天音ルナ(第2重1音)
専門学校ではモモと同じクラス。初登場の第一声が「がー」。
モモの友達というより、クラスのちょっと変わった子のようである。いつもユフにくっ付いている。
素直でとても優しい子である。ただし、それゆえの大胆な発言も多い。
これまでのどのキャラクターよりも不可解な部類に入る。というか、立ち回りが謎。 - マコの父上(第2重1音)
隠密集団の長。忍術のため実体が分からないらしい。盗撮の依頼でデフォ子とは面識があり、こき使われている。
超がつくほどのドMであることが判明。現在進行形で父親の威厳が低下中。 - マコの母上(第2重1音)
父親とは随分違って普通の母親。声だけの登場。 - 重音テッド(第2重3音)
テトの? 親戚であるらしいがそれ以上の関係性は不明。
専門学校の赤い悪魔の正体最有力候補。
その身のこなしは軽やかで、マコの忍術やデフォ子の未来兵器の攻撃すらかわしてしまうほど。ドクオ所有の鬼畜眼鏡によって、デフォ子に毒を盛られるという結果になるも、同時にデフォ子の弱みを握るやり手である。
ただし、テトには素でやられる。そしてたぶんドM。 - 木村先生(第2重5音)
既に登場していたが、明らか過ぎる人物像が描かれたので。
いわずと知れた木村P本人。ドクオの居酒屋で仕事の愚痴をこぼしていた。本当にお疲れ様です。 - 初音ミク(特別編)
第一期にミク痛車で出ているが、人物としては初。作画の力の入れ具合が主人公以上であるというのは仕様。
テトとは硬い握手を交わした。とっても硬い、ね。 - 鏡音レン(特別編)
ミクとともに登場。しかし出番なし。 - テト攻勢隊(特別編)
抜かりなく登場。花見をしているところ、木村先生に菓子折りの差し入れをもらっている。
デルタ「んドクオおおおおおおおおおおおおおお!!!」
チャーリー「あドクオさんてっとてとぉ~!」 - ほめ春香(特別編)
さりげなく登場。右下。たぶん、気のせいではない。
アイテムなど
- ポスター(第2重1音~)
ドクオの部屋のベッド脇の壁に貼り付けてある、マコの水着ポスター。写真という説も。 - 未来兵器とドラえもん(第2重2音)
デフォ子の武器はRPGに限らない。マコの父上に向けられたもので、ドラえもんのコミックスとともに所持。 - 1テトさんポイント(第2重3音)
右→。ユフがもらった。特に貯めたからといって何かあるわけでもなさそうである。食べられる。EDにたくさん。 - プンスカテトさん(第2重3音)
1テトさんポイントに似ているが、目が違う。デフォ子がもらった。こちらも、貯めたからといって何かあるわけではなさそうである。 - エロス(第2重6音)
テトが必死に隠していたDVD。内容はそのままである。 - 電柱(特別編)
特別編では電柱のサービスカットが多かった。計3回登場。 - 鬼畜眼鏡(特別編)
テッドがかけてはいけない有名な眼鏡。なぜかドクオの私物である。 - 猛毒(特別編)
デフォ子がソラを使ってテッドに飲ませたもの。キメラであれば死ぬことはない程度のもののようである。 - 土偶(第2重7音)
モモへのプレゼントとしてソラが贈ったもの。ルナ提案。
関連動画
音楽アニメ「マジカルスターライン」
木村Pが本編開始前に投稿した、テトテトさんの原型となった作品その1。絵コンテ的作品。
この時点で既に「ニート同然の自堕落な生活を送るテトさん」というキャラは確立している。
この曲は、テトテトさん第一期EDテーマとしても使用。
テトあにめ「タイニー」
テトテトさんの原型となった作品その2。第0音ともいえる作品。
マコ初登場。コンビニでのバイト姿も描かれた。
vip大作戦
紅白Flash合戦2009参加作品。テトテトさんの外伝的作品。
テトやデフォ子、ドクオが登場するものの、テトテトさんとの関連については明らかにされていなかった。
しかし、第二期の第2重5音で、現在のテトテトさんから約10年も前の話であることが判明。
巷ではこの日の出来事を2000年血の大晦日と呼んでいるらしい。
関連項目
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