ノエル・アンダーソンとは、「機動戦士ガンダム戦記」等に登場するキャラクターである。
CV:那須めぐみ。
概要
地球連邦軍MS特殊部隊第3小隊に所属するオペレーター。一年戦争当時の年齢は17歳。階級は伍長。
元々は士官候補生だったが士官学校卒業時に提出したMS戦術論が、ジョン・コーウェン准将(当時)の目に留まり、第3小隊に配属される。一年戦争後は少尉に昇進しており、MS部隊の教官となった。
作品によってはエゥーゴの制服を着て登場する事もある。
メディアミックス作品故に作品によって多少性格や設定が異なる為、以下に作品ごとの特徴を記す。
ゲーム版(機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles)
連邦側のオペレーターとして登場。
ブリーフィングや作戦中に作戦目標の指示や敵機の増援などを報告してくれる他、彼女の好感度を上げていくことで広角レーダー表示、敵機のHP表示などのシステムが解禁されていく。一定の好感度を得ると専用のデートムービーが解禁、その後は出撃時の口調が親密なものとなる。
料理が得意であるらしく、好感度が増すと出撃する度にいちいち食事に誘ってくる。
デートムービー時は普段に比べてバストサイズが大きい気もするが(以下、検閲により削除)
漫画版(機動戦士ガンダム戦記~GUNDAM LEGACY)
漫画版ではメインヒロインとして描かれている。
オペレーターとしての能力は一流で、作戦の立案等もしているのだが、隊長のマット・ヒーリィ中尉に聞いてもらえない事も多く、 それでも健気にひたむきに頑張る可愛らしい女性である。
(マット・ヒーリィはゲーム版では設定されていない連邦側プレイヤーに相当するキャラクター)
当初はマットの”極力敵兵を殺さない”というこだわりや、独自の戦術に戸惑うことがあったが、物語が進むごとに共感を覚え、マットがいらん事を命令したせいでラリーが戦死した際も、彼の考えを支持し続けた。
一年戦争後はMS部隊教官となっている。戦争中に様々な修羅場を経験した為か、性格が少し強気になっており、ガンダム外伝のヒロイン、ミユ・タキザワと女のプライドを懸けて激しく張り合う一面も見せた。
マットに対しては恋愛感情を抱いており、彼がアニーと談笑するところを見てヤキモチを妬いたり、シャワー中の半裸姿を見られてしまうハプニングなど微笑ましいシーンも多い。
マットが落ち込んだ際には激励するなど健気にアプローチしていたが、彼がその想いに気付く様子は無い(マットには隊長としての責務や、戦争に対する思想や迷いなどがあり、恋愛どころではなかった)。一年戦争後にマットが地球連邦軍を退役してしまった為、結局彼と結ばれる事は無かった。
『SDガンダム GGENERATION』シリーズや『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』などの外部出演でも、概ね本作の設定が踏襲されている。
小説版
他のメディアとは設定やストーリーが異なり、少し暗い性格のキャラクターとして描かれている。
高度な指揮能力を持つ反面、戦闘中は自分が指揮する第3小隊のメンバーを将棋の駒のように扱い、彼らが人間である事を極力認識しないようにしながら職務をこなしている。
後述の通り若くして父親を亡くしたトラウマと、仲間を失う事への恐怖感を持っており、戦闘後に、自分の指揮傾向と戦闘中の態度に対する罪悪感をマット隊長に吐露した事もあった。
他メディアと比べて存在感は薄く、マットとも恋愛関係になる事は無かった。
その他
父親のアンダーソン司令はルウム戦役時 サラミス級巡洋艦の艦長を務めていたが、赤い彗星ことシャア・アズナブルに艦を撃沈され戦死している。
ガンダム戦記の女性キャラ6人による歌手ユニット、ガンダムガールズに所属しており、ジオン公国軍オペレーターのユウキ・ナカサト(CV:浅野真澄)を 抑えての堂々の1番人気でもある。
アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』においては連邦側オペレーターの声優が那須めぐみである為、連邦側オペレーターはノエルであると考えることも出来る(戦闘中のオペレーターはバニング大尉になってしまうが)。
また、ガンダムバトルシリーズや、問・戦士、Gジェネなど、他のゲームでもノエルがオペレーターとして活躍する事が多い。中には彼女をパイロットとして出撃させる事が可能な作品もある。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
ノエル・アンダーソンに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 5
- 0pt