基本データ | |
---|---|
正式名称 | バーレーン王国 مملكة البحرين |
国旗 | |
国歌 | 我らのバーレーン |
公用語 | アラビア語 |
首都 | マナーマ(Manama) |
面積 | 758km²(世界第177位) |
人口 | 約123万人(世界第160位) |
通貨 | バーレーン・ディナール (BHD, .د.ب ) |
政治体制 | 立憲君主制 |
時間帯 | UTC +3 |
正式名称はバーレーン王国。
概要
島国。バーレーン湾に位置し、30以上の島々から構成される。海を挟み、西にサウジアラビア、東にカタールがある。ペルシャ湾を隔て、北側にイランと接する。
英語の正式名称は "Kingdom of Bahrain"。略称 "Bahrain"。
ハリーファ家による立憲君主制である。
かつては絶対君主制だったが、2002年から立憲君主制に移行した。現国王ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファが大規模な民主化を進めた。
宗教的戒律は周辺諸国と比べて緩い。女性参政権や飲酒が認められており、移民へ国籍付与するなど、隣国のサウジアラビアやイランとは対照的である。
歴史
- 古代…中継貿易地「ディルムーン」として栄える
- 紀元前3世紀〜15世紀…真珠の一大生産地となる。
- 1782年…ハリーファ家がカタールから移住、統治開始
- 1867年…カタール・バーレーン戦争
- 1880年…イギリスの保護国になる
- 1931年…アメリカの石油メジャーが石油を発見
- 1932年…石油生産開始
- 1971年…バーレーン国として独立
- 2002年…立憲君主制へ移行、国名をバーレーン王国に変更
- 2011年…アラブの春。シーア派国民による反政府デモが発生。(バーレーン騒乱)
民族・宗教・言語
バーレーン居住者の54%が外国人であり、46%のバーレーン国民を上回っている。
国民の宗教はイスラームが大半を占め、国教となっている。シーア派が75%、スンナ派が25%である。ハリーファ王家はスンナ派である。公務員や役人もスンナ派が多く、シーア派が虐げられていると指摘される。イギリスからの独立以降、シーア派国民による暴動が絶えない。2011年のアラブの春では、シーア派住民が蜂起した。
経済・産業・交通
経済の中心は石油の収入で、GDPの3割を占める。中東で最初に石油が採掘された国である。ただ枯渇まで数十年と予想されているため、首都マナーマを中東の金融中心地にすべく奮闘している。
観光業も盛んで、F1「バーレーングランプリ」を開催する。また現在でも、真珠が採取されるほか、蟹が輸出されている。
関連動画
関連リンク
関連項目
- 2
- 0pt