パラディン（ドラゴンクエスト）単語

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ここではドラゴンクエストに登場する職業について扱う。

概要

初登場は「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。

前衛系の職業と僧侶を極めることでなれる上級職。
自分をみがわり、におうだち、メガザルなどで犠牲にし味方を守りつつ魔法を使いこなす。僧侶譲りの回復魔法の多さも相まって「守り」の要素が高い職業である。

後期シリーズにて登場したコスチュームは、聖騎士の名が示す通り、重厚な鎧に身を包んだ騎士の様な姿を模した様な物。剣と盾で戦う戦士のクラスチェンジ後の姿に相応しい姿と言っても過言ではない。
ちなみに初期の作品では転職する際に戦士ではなく武闘家を極める必要があったのだが、何故格闘戦を得意とする武闘家が聖騎士たるパラディンになれるのかは永遠の謎。

VI

初登場作品。同作ではダーマ神殿の上級職として登場した。極める必要のある職業は武闘家と僧侶。
同作において、勇者に転職する条件は「バトルマスター、賢者、スーパースター、レンジャーを全て極める」こと、主人公だけはそれらのうち一つを極めるだけで勇者への転職の道が開けるのだが、本職業はその対象に入っていない。

ステータスはちから、すばやさ、かしこさが上がり、敵を即死させることもある。★8まで極めると最大HPが20も上がる。

作品での活躍

勇者に転職する際に必要な条件から外れている事や、上述した特徴から、基本的には仲間キャラ向きの職業とされている。

しかし、序盤に覚える「しんくうは」が立ち位置の割には高威力かつMP無消費というチート級の能力を持っている事や、「すてみ」もリメイク版にて確定で先制攻撃が発生する効果が追加された事からメタル狩りのリーサルウェポンと化している。
この2つの技の存在も相まって、主人公がこの職業に就くのなら、メタル狩りの件も考慮して、先に勇者を極めた後にしてからの方が良いだろうか？同作の武闘家は覚える技が技という事からチート級のキャラになっているのだが、武闘家を極めた後に転職出来るこの職業も十分に強い。

一方で、守りの面でも実に特徴的な事になっている。
守備系の特技について、魔法耐性を上昇させる「マジックバリア」は十分に有用な技なのだが、特筆すべきは「みがわり」及び「におうだち」。この二つの特技は通常ではそこまでの効果は無いのだが、「はぐれメタル(職業)」をマスターしたキャラクターが使用した場合は、所謂「みがメタ」戦術で鉄壁の守りを誇る事が出来る。
そういった意味でも、状況によっては「レンジャー」が取得する「だいぼうぎょ」の上位互換にもなりうる。守りの面でもかわいそうなレンジャーさんェ…

総ずると、この職業は勇者ロードから外されてはいるものの、VIの中でも優遇されまくりな職業と言わざるを得ないだろう。

最後に覚える「グランドクロス」はお察し下さい。

VII

続いて発売されたVIIでも武闘家と僧侶を極めることでパラディンになれるが、さらにそこからバトルマスターとパラディンを極めるとゴッドハンドへの転職の道が開ける。

DQ6と同様、ちから、すばやさ、かしこさが上がる。リメイク版ではベホマラー、ザオリク、バイキルトも覚えるようになった。

IX

IXでは「導かれし精霊たち」というクエストを受注し、グビアナさばくで敵の攻撃から仲間を10回庇うことで転職への道が開ける。ヤリ、杖、ハンマーを装備できる。

固有スキルははくあいで、みのまもりが強化されていく。必殺技は数ターンの間、敵の攻撃を無効とするパラディンガード。

X

Xでは職業として登場。戦士と僧侶をレベル30にしたうえでガートランド城のストロング団長から職業クエスト「パラディンの心得」を受注し、かばうを一度でも発動させ、ザマ峠の博愛の碑に向かっておいのりをすることで転職への道が開く。ヤリ、スティック、ハンマー、盾を装備できる。

ガートランド城のストロング団長からは引き続き職業クエストを受けることができ、一つ一つクリアすると報酬としてパラディンの装備をもらえる。

XI

XIでは職業は登場しないが、グレイグがパラディンとほぼ同じ特技と呪文を覚えていく。

習得技リスト

DQ6・DQ7

DQ9

DQ10

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関連項目

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