メッサーラとは、以下のいずれかである。
曖昧さ回避
- 古代ローマに存在した男性名
- アニメ「機動戦士Zガンダム」に登場するモビルアーマー(MA)。この記事で記述。
- ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスター。→メッサーラ(ドラゴンクエスト)を参照
- バラの品種の1つ。
概要
機体データ | |
型式番号 | PMX-000 |
名称 | メッサーラ |
建造 | ジュピトリス |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 30.3m |
頭頂高 | 23.0m |
本体重量 | 37.3t |
全備重量 | 89.1t |
出力 | 4,900kW |
推力 | 16,000kg×6 (総推力)96,000kg |
センサー 有効半径 |
11,300m |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
武装 | ・ビームサーベル×2 ・メガ粒子砲×2 ・9連装ミサイルポッド×2 ・グレネードランチャー×2 ・クローアーム×2 |
搭乗者 | ・パプテマス・シロッコ ・レコア・ロンド ・サラ・ザビアロフ |
その他 | 姿勢制御バーニア×8 |
パプテマス・シロッコ自らが設計した機体、PMXシリーズの栄えある第一号機、試作型可変MA。
木星の高重力圏での活動を前提として設計されていて、重力を振り切るための大型スラスターを搭載。フレームも非常に頑丈に設計されている。変形所要時間はなんと僅か0.5秒、機体データとしての総推力は96,000kgだが実際は196,000kg以上の推力を持っていたと言われる。
広範囲の射角を持つメガ粒子砲、ミサイルランチャーなど高い攻撃力を誇り、劇中では使用されなかったが設定画では腕部にバルカン砲も搭載していた。
装甲材質はシロッコが独自開発したガンダリウム合金、これはガンダリウムγと同等の強度を持っていたとされる。
登場とその後
機動戦士Zガンダム第10話にてシロッコが搭乗しガンダムシリーズ初の可変機として登場した。
性能テストとしてブライト・ノアが艦長を務めるテンプテーションを強襲、エゥーゴによるジャブロー降下作戦の際は、単騎で奇襲を仕掛けエゥーゴ主力部隊を軽くあしらいつつサラミス改級巡洋艦・シチリアを撃沈、エマ・シーン中尉のリック・ディアスを損傷させ作戦を断念させている。
レコア・ロンド中尉達が乗るようになってからは、目立った活躍はなかったがサイド2の21バンチコロニーへの毒ガス作戦等で使用された。
最終局面での行方は不明だが一説としてジュピトリスに保管されていたとも言われている。
豆知識
最初は変形機構を持たないただのMAだったがガンダムらしくないという理由でMS形態から変形する形になった。
またデザインの作成中にギャプラン(この時点での機体名はドミンゴ)が一度ボツになりデザインの一部が利用されたため、結局その後採用となったギャプランとメッサーラはシルエットが似通っている点がある。
派生機
メッサーラ・ディノファウスト・アルファ
同じく『タイラントソード』に登場。型式番号:ABFS-RR01M
地球侵攻作戦を目的にパプティマス・シロッコが設計・開発した木星師団専用の白い超重攻撃型獣態宇宙機。アグレッシブ・ビーステッド・フォームド・スーツ(ABFS)に分類され、ソードには劣るものの通常のモビルスーツとは一線を画する。相違点として両サイドのオプション・ラッチにはアームではなく各種ウェポン類、拡散ビーム砲やミサイルなどを装着する。
アルファは木星コロニーにおいて86機生産された。しかし最終的にはタイラント・ソード改アグレスとの戦闘(実際は一方的な暴虐)によって一度に全機が失われた。
メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター
雑誌企画『タイラントソード』に登場。型式番号:ABFS-RR01S
アルファのカスタム機。メッサーラと同じく大推力とスムーズな可変移行を用いた一撃離脱戦法を主眼に置いている。通常のMSを超越し、ソードに対抗できるという。
機体上部にマウントした巨大なエンジンユニット直結式の大型メガ・ビーム・ランチャー2門を標準装備とし、両サイドのオプション・ラッチ(ウェポン・ベイ)にクローアームを装着。
この他、モノ・アイ・ユニットとは別にロングレンジ対応の強化センサークラスターを装備する。
メッサーラ・グラシュティン
漫画『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場。型式番号:PMX-000G
シロッコが設計したオーヴェロンの支援型増加兵器。外観はメッサーラに類似しているが流用部品はない。武装はスラスターユニット部のメガ粒子砲、機首部のハイパーメガランチャー、隠し腕。
バレルカバー(カウル)を排してグリップを展開させることで「メッサーラ・グラシュティン第二形態」に移行し、オーヴェロンを乗せたり、オーヴェロンのジェネレーターと接続することで性能を向上させる事も可能となる。
また、スラスターユニットを切り離してオーヴェロンが装備する「オーヴェロン・メッサーラ・グラシュティン第三形態」、そこからさらに機首部をオーヴェロンの携行武装とする「オーヴェロン・メッサーラ・グラシュティン第四形態」にも移行できる。
関連動画
恒例のvsシリーズ、最新作では性能強化されており、扱いやすくなっている。
関連項目
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