「二度と世界を灼かせるわけにはいかない」
概要
メレフ(ゼノブレイド2)とは、任天堂より発売されたNintendo Switch用RPG「ゼノブレイド2」の登場人物である。
CV:斎賀みつき
本作に登場する国家の一つ『スペルビア帝国』の特別執権官の肩書を持ち、二本の連結剣式のサーベルと青い炎を操ることから帝国最強のドライバー『炎の輝公子』と言われている。
パートナーであるカグツチも『スペルビアの宝珠』とよばれ、帝国内外でも有名である。
フルネームはメレフ・ラハット。
軍服を着崩さずに着ており風格も男性のようであるが性別は女性。
しかし、女性を捨てたというわけではなくあくまで皇帝のそばに仕えるのに相応しい恰好、ふるまいをしているのであって美容等には普通の女性同様敏感、そのため男として扱われると非常に怒る。
髪は黒髪の長髪であると思われ、普段はまとめた髪をピンで留め帽子の下に隠している。
なお、キャラクターデザインを担当した齋藤将嗣氏が『これくらいの長さです多分』という事で公式設定ではないものの、髪を下したメレフのイラストをツイッターに上げたので興味のある方は探してみてほしい。
レックスたちとの関係
主人公であるレックスたちとは物語序盤で初対面を果たすが、その際はレックスの持つ天の聖杯ことホムラの力を危険視し確保しようとする。戦闘を有利に進めるもレックスの機転によりカグツチの力を弱められ、逃走を許してしまう。
その際に、当てられた攻撃を当てられなかったことに心外だと言うが、同時にそれがレックスの心情と言うことを察し『その気持ちをお前に閉じ込められてたまるか』という言動と共にレックスとホムラの行く末も気にするようになる。
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※※注意※※ この先には、ゼノブレイド2についてネタバレが含まれております。 閲覧は自己責任でお願いします。 |
レックスたちとの関係、その後
その後、スペルビア帝国にてとある騒動の最中に再開、共闘することとなり軍を動かすための準備をした他、謎の組織イーラに対して苦戦するレックスたちの救援に駆けつけ見事に退けた。
それからはレックスたちの目的地である『アーケディア法王庁』までスペルビア帝国の代表として同行、その道中にレックスの考えや行動に触れていくうちにレックスの目指すところを見たいようになる。
当初はスペルビア帝国の特別執権官として皇帝に仕えることを絶対としていたが、とある事件と皇帝自身から『天の聖杯とそのドライバーを護衛せよ』との勅命もありとあるブレイドと共に正式にレックスたちの仲間となる。
メレフは発売前はあくまで主要キャラと紹介されていたのみでパーティキャラクターとはして紹介されてはおらず、仮加入とはいえ加入時期も事前にパーティキャラクターとして紹介されていたジークより早かった。一部で加入は予想されてはいたものの、加入時期でも驚かせただろう。
パーティキャラクターとしての特徴
メレフのステータスはほぼ均一ではあるが、固有スキルが素早さ10%アップであり、パートナーであるカグツチのロールが防御で素早さ補正があることも相まってパーティにおける盾役を任されることが多い。
加入時にはすでに盾役のトラがいるがトラはブレイドがハナ固定で育成も特殊なため、レックスやニアのようにブレイドの交換のできるメレフを利用する人も多い。なお、トラは基本的に純粋な『耐久盾』なのに対しメレフは『回避盾』を得意とするため棲み分けも可能。
ちなみにアーツ名はすべて和風になっており、ナックルクローを使う際は空手や合気道を思わせるようなモーションを取る。
上記のとおり、メレフは回避盾ということもありロールが防御で回避を主体とする『刀』を武器とするブレイドとの相性が良く、アーツも「スマッシュ」を狙えることからパートナーであるカグツチだけではなく正式加入時に同時に来るブレイドとの相性も良くこの二体でメレフのブレイドが固定されることも少なくない。
では、同じ防御型の『ハンマー』との相性が悪いかと言われればそういうわけでもなく、ハンマーの場合はダウンを狙えるので、ブレイクやダウン特攻のあるカグツチを生かせことも可能。
固定レアブレイドであるカサネか運が良ければイブキを使うのも良い。
ステータスがほぼ均一なため様々な役割を持たせることが出来るが、ライジングが出来ないこととジークほどではないがアーツの前後に固有モーションが入るということには気を付けておきたい。
メレフのもう一つの顔
メレフは現皇帝であるネフェルの従姉であり、義理の姉にあたる。
先代の皇帝に子供が恵まれなかったため、先代の実弟の娘であったメレフが養子として皇宮に迎え入れられ男性として育てられるが、その後ネフェルが生まれたためその役目はなくなり、その後は特別執権官としてネフェルのために仕えてきた。
一方で『姉』として本当に『弟』に接することが出来ているか不安にも思っており、特別執権官と皇帝の関係ではなく普通の姉弟としての関係も築きたいと考えている。
これは初めてレックスに会った際に『気持ちを閉じ込められてたまるか』という言葉を強く受けていたことから、もしかしたら彼女自身も自身の気持ちを閉じ込めていることに悩んでおりレックスに興味を持ったのかもしれない。
余談
普段は冷静でいろいろできるが実は料理がダメというよくあるパターンのキャラではあるが、それは本人も自覚しており極力料理には参加しないようにしている。しかし、手順を教えれば生クリームのホイップはちゃんと作れる模様。
必殺技を放つ際に『これこそが特別執権官の実力』と言い放っていることから一部ではネタにされている。
実は今作のパーティ内における純粋な人間は彼女だけである。そう考えると特別執権官の実力は計り知れないのかもしれない。
男性のような服装のメレフであるがパーティメンバーは当然女性として認識している。しかし、ノポンであるトラだけは言動や服装から男性と思っており、とあるキズナトークで男同士一緒にお風呂に入ろうと誘おうとした。メレフはかたくなに断るがトラもなかなかひかず、最終的には服を着たまま入るからなと半ばヤケになっていた。
一方で、女性として認識されているにもかかわらず、ジークのブレイドであるサイカからは『男性（メレフ）から見て自分（サイカ）はどう見えるか』と言われるなど性別観の苦労が絶えない模様（なお、メレフはこの時もかなり怒った）
関連動画
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関連項目
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