海賊王におれはなる!!!
モンキー・D・ルフィとは、漫画『ONE PIECE』の主人公である。
CV - 田中真弓 / 高乃麗(OVA『倒せ!海賊ギャンザック』)
プロフィール
概要
本編の主人公にして麦わらの一味船長。シャンクスから預かった麦わら帽子がトレードマークで、通称「麦わらのルフィ」と呼ばれる。懸賞金は3000万ベリー→1億ベリー→3億ベリー→4億ベリー→5億ベリー→15億ベリー→30億ベリー。現在シャンクス、マーシャル・D・ティーチ、道化のバギーと共に"四皇"の一人として君臨している。
冒険が大好きなひたむきで、生粋のアホであり楽観主義者。先を考えない行動をとることもしばしば。単純な性格で、騙しに弱く騙されやすいが、戦闘では勘ありきながら頭を使うこともある。作中では彼のモノローグは一切書かれない。何より仲間を大事に思っており、仲間を傷つける奴には激しい怒りを見せる(ただし、勘違いで話を聞かずにゾロと殺気すら漂わせる本気の喧嘩をしたり[1]、全く似ていない偽物の一味を仲間と見間違えたり[2]と突っ込み所もあるが)。
好物は肉。どんな怪我でも肉を喰えば大抵治ってしまう。肉以外のものもよく食べる大食漢だが、半日以上同じ物を食べ続けるのは流石にきついらしく、食物関係の能力者との持久戦では、お互いに泣き言なのか悪態なのかよくわからない言い合いをしつつ、荒い呼吸をしていた。
恋愛感情は微妙で、時には色欲絡みの能力すら効かないほどの朴念仁ぶりをみせる(ただ、ハンコックの心の傷や、的確なアドバイスなどには思うところがあったようで、ある程度理解を示した…が、友人以上恋人未満のまま発展しなかった。)
能力
超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間で、ゴムの特性上打撃や電撃攻撃は効かない(但し電熱は別らしく、本編ではエネルによって加熱された金属製武具に苦しめられた)。戦闘ではゴム人間ならではの長いリーチや反動の威力などを存分に生かして戦い、時にはゴムの撓みやしなりを利用し、「ゾウゾウの実」のような変則的な動きも見せる。
技名は「ゴムゴムの○○」でほぼ統一されているが、躰を伸ばさずに攻撃する場合は、ゴムフックなど短めになる。苦手なものは斬撃など。上記の電熱を始めとする高熱や冷気も不得手だが、刺や杭など尖ったものに対する耐性は多少あるようで、刺の鋭くない金棒や角材状のものはあまり効かないが、針などは効く模様。また、「モチモチの実」との相性は互いに微妙のようで、一時は身体のダメージ以上に苛立ちが目立つほどの長丁場になっしまっている。
ギア・覇気と能力の進化
エニエス・ロビー編にて全ての技が一段階進化する「ギア2」と、腕に空気を入れて巨大化させる「ギア3」を編み出す。だが、身体に多大な影響を及ぼす危険性がある技だったうえ、新世界突入前には他の能力による強化と副作用も重なって、仲間を心配させるような倒れ方をすることもあった。(2年間の修行でそれもある程度克服。)さらに六式使いとの戦闘の際、自分なりの模倣・研鑽を通して、高度な加速手段などを体得。
また、数百万人に一人と言われる「覇王色の覇気」の持ち主でもある。頂上戦争編で本格的な発現を見せたこの覇気は、新世界編に至る2年間の修行を経て、それらの覇気の使い方を習得し自在に使えるようになった。これにより自然系能力者の状態変化に対しても、武装色の覇気を纏った攻撃で大きなダメージを与えられるようになる。
更にドレスローザ編ではギア2・3の派生技として「ギア4」を見せるようになる。自身に武装色の覇気を纏い硬化した腕に空気を入れる事で膨張、見た目でもわかる程大きな肉体変化をもたらしており、短時間ながら七武海を圧倒できる程の威力を誇る。半面時間制限があるうえに、いちいち体が跳ねるために追撃しづらいなどといった不便さもみられる。
そしてワノ国編でカイドウとの戦いの際、一度はCP0の妨害が遠因で生死の境をさまようも悪魔の実の覚醒が発現、「ギア5」の領域に辿り着く。この際ゴムゴムの実の真の名が動物系悪魔の実「ヒトヒトの実・幻獣種:モデルニカ」であることも判明。連載25年以上が経過した現在、ルフィの能力が動物系のそれだったことは世界中のワンピファンに衝撃を与えた。五老星曰く「最もふざけた能力」の言葉のままに、予測不能な自由な戦法と圧倒的な火力でカイドウに勝利。ルフィを遂に四皇に押し上げた。
他にも、一部の動物の言葉を感覚である程度把握する技能も持っているようだが、こちらは見聞色の覇気との関連性は不明。海王類やそれ以上の巨獣との接触の際には、聞き取ることはできても、相手に返答できないこともあり、時には一方的に言葉を伝えられ、苦しむことも。
関連動画
関連静画
関連項目
- ONE PIECE
- ポートガス・D・エース(兄)
- サボ(兄)
- モンキー・D・ガープ(祖父)
- モンキー・D・ドラゴン(父)
脚注
- *これはシャンクスとの経験でルフィが恩を重んじる性格となっており、且つ肉を与えてくれる人(=ヒーロー)と考えていたため、肉を与えてくれた(罠であった)恩人を斬ったゾロが許せなかったためである。しかしそうなるとナミによる裏切り疑惑やロビンによるアイスバーグ暗殺未遂疑惑をすぐに信じずゾロの殺戮疑惑はすぐに信じるのかという疑問が生じる。実際に斬られていた敵にそういわれたからか、寝起きで冷静さを欠いたか?(幼少時代にマジカルマッシュルームに見えなくもないことをして、薬や催眠術の類が非常にききやすい体質になっていたため、睡眠薬が変な作用を及ぼしてたともとれる)また、同じような難点を義兄であるエースも抱えていたとされる台詞がジンベエがたまに口にしており、1度は嗜めるどころかルフィと本気のぶつかり合いを始めてしまったため、仲裁に入ったロビンによって、互いにきついお灸を据えられた。
- *これはルフィだけに限らずチョッパーや100人以上の海賊達が、及び戦闘丸とPXを除いた海軍も完全に勘違いしていた。当然全員が手配書等で顔を知っていたがチョッパーはともかく他の者達は2年もあればずいぶん変わるものだと思っていたようだ(カリブー談)。
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