千歳ゆま(ちとせ ゆま)とは、漫画『魔法少女おりこ☆マギカ』に登場する魔法幼女であり、佐倉杏子の娘庇護下にある幼女にして真のヒロインである。
本編のキャラと比べて年齢的にまだまだ幼い子。主人公を差し置いて第一巻表紙のど真ん中に鎮座している事から発売前の表紙のみ公開されていた時期には、ゆまを主人公「おりこ」と誤認する人間が続出した。性格には不安定な面があり、幼女なのに顔芸が多い。また、作者の絵柄の変化に伴いロリ化が一層進行したともっぱら。
わたしはっ 強くなりたい!
千歳ゆまと佐倉杏子の出会いは、目前で両親を魔女に惨殺され茫然自失の状態で佇んでいるところに、魔女を倒し終えた杏子が現れたことによる。杏子はゆまに対して現実を突き付け、控えめな慰めの言葉だけ残して立ち去ろうとするが、ゆまの姿に亡くした妹の言葉を思い出し、一人で生きる術を教えるという理由で以後行動を共にする。
当初杏子は、ゆまが魔法少女になって強い自分になりたいと望むのに強く反対し、ゆまも杏子が嫌がると言うことで断念していた。彼女がそこまで杏子に縋るのには、実は母親から虐待を受けており、『役に立たないが故に捨てられる』という強迫観念を抱いて居るのが理由であり、ソレが故に、家族に裏切られる辛さを知る杏子もまた、その庇護者たらんとした(ちなみに別時間軸を描いた番外編『魔法少女おりこ☆マギカ~symmetry diamond~』における描写では、魔女にも魔法少女にも関わらなかった場合、母親の虐待で命を落とすという事が発覚したりもしている。ただし、同作では美国織莉子の介入により、耐え続けることを止めて素直になり、祖父母に電話で助けを求めたおかげで、祖父母の元に引き取られ、児童虐待からも解放されている)。
しかし杏子が趣の魔女との戦いの際、杏子がピンチであると知り、その際に織莉子の口車で不安を煽られることで、キュゥべえとの契約を行い、「四肢切断状態を遠距離から一瞬で完治させる」という強力な治癒能力を持つ猫耳姿の緑の魔法少女となった。当然杏子はその事を怒ったが、それが織莉子の計略によるモノと知り、『オトシマエ』を付ける事を誓う。
杏子はゆまの事を亡くした妹や孤独な自分自身と重ねている等で、彼女との共同生活を「悪くない」と思っている。そして、ゆまの方もまた、杏子を何よりも大切に思い、杏子と巴マミが言い争いをしたときには、マミのスカートをめくるなどの行為に及ぶ辺り、かなりメロメロであり。そんな様を見て、ファンの方もホッコリと温かいまなざしを向けるのであった。
多くの読者をロリペ道に引きずり込んだ辺り、ある意味ゆまは魔性の女なのかも知れない。
でも13歳未満だから手を出すのは厳禁ネ。
ゆまはちゃんと戦えるよっ
ゆまの魔法は前述の通り遠隔距離から放つ強力な『ヒーリング能力』であり、その使用がメインではあるが、自分の頭部ほどの大きさの球体から猫のしっぽの様なパーツと長い柄の生えたハンマーという武器を持っており、単純に打撃を放つだけに留まらず、ヒーリング能力と並ぶ特徴とも言うべき『衝撃波による攻撃』なども可能となっている。
第二巻ネタバレ→幼いながら精神的には打たれ強くなったのか、魔女化したキリカに杏子やマミが動揺し、ほむらは独断先行するなか、彼女達に強く語り団結させ、勝利に導いた。しかし強力なヒーリングを持ってしても、即死したまどかを救うことは出来なかった。魔法にも限界はあるのである。
必殺技としてまどマギオンラインにおいては「リンクスインパクト」なる技が設定されている。
キョーコはわるい魔法少女なんかじゃないよ!
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やったね!キョーコ!
試し読みコーナー
まんがタイムきららWebの各巻ページの「最新刊をちょい読み!」にて試し読み可能。
わたしチャンネルにはいりたい!
ねえ!友達は?学校は?魔法少女ってほかにもいるの?
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本編 | 美国織莉子 - 呉キリカ - 千歳ゆま |
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