大坪艦隊とは、艦隊育成シミュレーションゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する艦娘の中で、CV:大坪由佳の艦娘によって編成される艦隊である。
概要
艦種(改装後) | 艦型 | 艦名 | 絵師 | |
---|---|---|---|---|
日 本 |
戦艦 (航空戦艦) |
伊勢型 | 伊勢・日向 |
しばふ |
軽空母 | 飛鷹型 | 飛鷹・隼鷹 |
くーろくろ | |
重巡洋艦 | 古鷹型 | 古鷹・加古 |
UGUME | |
軽巡洋艦 (重雷装巡洋艦) |
球磨型 | 大井・北上 |
しばふ | |
海防艦 | 日振型 | 日振・大東 |
しばふ | |
米 国 |
戦艦 | North Carolina級 | Washington |
ZECO |
なんといっても航戦・空母・重巡・雷巡と艦これ的に必要な艦種が一式揃っていることが大きい。軽空母トップクラスの性能を持つヒャッハーズ、強烈な雷撃をかますハイパーズなど燃費の割に高火力な艦が多いのが特徴でもある。駆逐艦こそいないものの、なかなか使い勝手のいい艦隊と言えるのではないだろうか。
隼鷹改二(41)、伊勢改二・日向改二(40)、北上改二(30)と幸運艦が多いのも特徴である。
声優縛りで艦隊を組んだ場合、演習で最も強いのは恐らくこの艦隊。東山艦隊、佐倉艦隊相手には航空戦+弾着観測射撃で一方的に攻撃できる他、空母二隻を擁する上坂艦隊、宮川艦隊にも砲雷撃戦の火力で圧倒出来る。そして開幕雷撃のできる重雷装艦が二人いるのが何よりのアドバンテージである。藤田艦隊、井口艦隊相手には普通の殴り合いになるがハイパーズの雷撃が決まればかなり有利になるだろう。
ただし、留意しなければならないのは敵潜水艦の存在である。相手に潜水艦が含まれていた場合、古鷹・加古以外ことごとく(水上爆撃機搭載なら伊勢型も含めて)攻撃を吸収されてしまう。一方で、相手に潜水艦が含まれることがわかっているなら、相応の対策をとれば圧倒することができるのも強みである。逆に言えば、戦艦・空母・重巡が主力でありながら、相手に潜水艦がいても対応できてしまうのである[1]
2018年は、大坪艦隊を強化するアプデが相次いで入った。まず2月開始の冬イベにて待望の潜水艦キラーである日振型海防艦2人が加入。混成艦隊相手でも、先制爆雷で潜水艦を速やかに退場させることが可能となり安定感が増した。さらに6月には伊勢改二が実装、航空戦力が大きく底上げされた。ただし8月から移行した第二期では高速統一が求められる場面が増えており、戦艦空母がこぞって低速である大坪艦隊は運用に注意を要する。
2019年3月、日向改二も実装され、制空能力が更に向上した。また、2020年晩秋には米国の高速戦艦も仲間入りした。
アーケード版ではキービジュアルの伊勢型を始めとして、古鷹型を除く大坪艦全部が稼働当初から実装され大坪艦隊の編成が可能だった[2](古鷹・加古は後の2016年5月アップデートで実装されている)。
ブラウザ版の火力・航空力はそのままに、幸運艦が3隻もいるためにカットイン砲撃の期待値もかなり高い。ただ、アーケード版で重要視された速力が「低速」の艦が4隻(伊勢型と飛鷹型)いるのが最大の欠点。特に2016年6月末の仕様変更で低速艦を組み込みすぎると砲撃戦で巡航速度が低下する様になってしまったので、編成する際はその点に注意して運用しよう。
ちなみに、史実も併せると戦艦→航空戦艦、商船→軽空母(商船改装空母)、軽巡洋艦→重雷装巡洋艦といった具合に建造当初とは異なる艦種へと改造される艦娘が多い。
年末に発売される「艦これ」運営鎮守府公式カレンダーのCMを二度担当している。2020年末時点で2度担当したのは大坪氏のみであったが、翌2021年末に東山奈央氏が2回めの登板を果たしている。
(参考外部リンク:2019/2021)
関連項目
脚注
- *雷巡はノーマル潜水艦ならワンパンキル、エリートでも一発中破も見込める。この面子でどうしてもフラッグシップ潜水艦を撃沈したいなどの場合、雷巡の装備をソナー・爆雷・甲標的に、航戦・軽空母に対潜機を搭載するなどの対策を採れば決して不可能ではない。
- *実際に公式ホームページの中の人のプレイ動画も大坪艦隊で出撃している。
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