水の神ルーフェリア単語

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ミズノカミルーフェリア

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「"水の神"ルーフェリア」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0」に登場する小神（マイナー・ゴッド）の一柱である。
資料によっては「水神ルーフェリア」と表記されることもある。

格言

「遍く変わらぬものはない。忍べ、そして備えよ」

「互いの手を結び、湖面のように穏やかであれ」

「水を蓄えすぎれば腐る。財も同じと心得よ。分け与えれば大地を潤す」

概要

フェイダン地方にあったイズマル王国が＜大破局＞直後蛮族の大侵攻で滅びかけた際、ひとりの少女を蛮族へ生贄に捧げることで事態の打開を図った。ところが、その少女の故郷を思う真摯な思いに打たれた"騎士神"ザイアがこの少女「ルーフェリア」をその場で神に引き上げ、結果として本当に事態は打開された。ということになっているが実際は……→ルーフェリア(国名)参照。
(ちなみにこの事件でイズマル王家の権威は失墜し、現在は国名を「ルーフェリア」に改め国政も事実上ルーフェリア神殿が取り仕切っている。)
爾来この地を守り続けてきた土地神であるが、近年その名は国外に知られるようになり、守護の神として国外にも信仰が広まりつつあり、特殊神聖魔法もあってか海関係の者にも広まっている。

聖印は湖(※)を現す円に３つの水滴の形の飾りをつり下げたもの。凝る人は水をイメージして水晶で作る。神像は祈る年若い少女の姿、というか、エルフの多いお国柄のため神になる前のルーフェリアを知る者も少なくなく(大司教バトエルデン=エラーに至ってはルーフェリア本人の幼馴染)、本人の姿そのままだったりする。
(※)ルーフェリアは国土の大半を湖が占め、「湖国」の二つ名でも知られる。

教義の中心は「平穏」「忍耐」「献身」の三本柱。助け合いながら耐える、というのが基本だが、変わらない状況はないとも説き、平時に乱を、戦時に和を見据える備えを重視する。

上記の通り神となった経緯に関して生き証人が存在する、今でもたまに降臨しているとの噂があるなどの事情もあり、学問的に神を研究する神学者には研究対象としても注目されている。

神々の関連においては、親神であるザイアを敬愛するほか、ひょんなことで縁ができたアーメスを哀れんでいるとされる。ちなみに某ヨッパ神から「いっぺん飲まない？」と誘われているようだがパワハラセクハラいくない。

公式リプレイ「新米女神の勇者たち」シリーズにてしばしば登場する(そもそもタイトルの「新米女神」とはルーフェリアのこと)が、その扱いは若干公式が病気な傾向にある。

特殊神聖魔法

水と守護に関する魔法で構成される。

レベル2

ピュリフィケーション

水をきれいにする

真水でない水を真水にできる。効能は妖精魔法にある同名の魔法とまったく同じ。

レベル4

ウォーター・ウォーキング

水の上を歩けるようにする

この魔法が掛かった対象は水の上に立って歩けるようになる。
妖精魔法の「ハードウォーター」に似ているが、こちらは魔法が掛かっていても潜ることは可能、など若干の違いがある。

レベル7

ウォーター・シェル

守護の水で対象を覆う

かなりの魔法ダメージを減衰できる有難い魔法。
説明には「水の殻で対象を包み」とあるが、魔法の属性について規定はなく、恐らく水・氷属性の魔法にも有効である。

レベル10

ファンティン

泉が湧く

地面に平均的な身長の人間が胸まで浸かれるくらいの泉が湧く。温度は人体に悪影響を与えない範囲で自由に出来るので、水風呂も温泉もOK。
エルフの種族特徴「剣の加護/優しき水」のレベル11強化と合わせると短時間回復が可能になる。

レベル13

アイス・ドーム

氷の半球で防御

攻撃や魔法等を遮断する氷の壁をドーム状に張り巡らせる防御魔法。氷といっても只の氷ではなく、炎属性の攻撃でなければ傷つけることはできない。
湖国ルーフェリアのいざというときの防衛手段でもある。

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