津森宥紀単語

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概要

福岡ソフトバンクホークス #11
津森宥紀
基本情報
国籍	日本
出身地	和歌山県和歌山市
生年月日	1998年 1月21日
身長体重	176cm 84kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2019年ドラフト3位
経歴
和歌山県立和歌山東高等学校東北福祉大学福岡ソフトバンクホークス(2020年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始め、中学では全国大会に出場した。

和歌山東高校でサイドスローに転向。2年秋からエースとなり、新人戦で智辯和歌山相手に完投勝利を挙げるなどして県大会準優勝、近畿大会進出を果たす。3年時には春に右腕に打球が直撃して負傷するアクシデントを乗り越えて夏の大会に挑んだが、3回戦敗退で甲子園出場経験はなし。

東北福祉大学に進むとエース格の背番号16をもらい、1年春からリーグ戦に登板。2年・3年時には大学日本代表に選ばれ、3年時の全日本大学野球選手権ではリリーフとして全試合に登板、チームを優勝に導いて最優秀投手に輝いた。リーグでは通算12勝4敗、防御率1.25。

2020年はキャンプやオープン戦から結果を残し、6月に延期された開幕時にも開幕一軍を勝ち取った。6月21日の千葉ロッテマリーンズ戦で、2回表に先発の二保旭が危険球退場となったため、無死満塁という場面でプロ初登板。最初の打者の井上晴哉に満塁ホームランを浴び、プロ初登板で第1打者に満塁被弾というプロ野球史上初の珍記録を喫した（その後は3イニングを抑えた）。2試合目の登板となった24日の埼玉西武ライオンズ戦では、2点ビハインドの5回から登板、直後にチームが逆転し、2020年のルーキー一番乗りとなるプロ初勝利が転がり込んだ。
以降、主にビハインド要員として起用されたが、8月半ばに登録抹消。二軍でも防御率2点台と結果を出したが、その後の一軍登板は1試合に留まった。14試合で1勝3ホールド、防御率2.76だった。

2021年は開幕からリリーフに定着。好投を続けて森唯斗とリバン・モイネロを欠くリリーフ陣を支え、監督推薦でオールスター出場も果たした。9月に右肩の張りで1ヶ月ほど離脱したが10月には復帰し、最終的にチーム3位の45試合に登板、11ホールドを挙げ防御率2.18の好成績を残した。

2022年は51試合の登板で4勝6敗1セーブ18ホールドだった。

2023年は56試合の登板で4勝4敗22ホールドだった。

最速153km/hの球威のあるストレートを中心にスライダーを織り交ぜる右サイドスロー。1年目は対左にチェンジアップを投げていたが、現在はほぼストレート8割スライダー2割である。前述のプロ初登板での珍記録について記者に訊かれて「1人目ってことですね。いいっすね」と答えるメンタルの強さが魅力。

大学時代に日本代表に選ばれた際には、目標としている選手に林昌勇を挙げていた。