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渋谷ダンプカー上AV撮影事件とは、2007/07/20に東京都渋谷区・JR渋谷区近くの路上でダンプカー上でアダルトビデオの撮影が行われた事件。この作品の主演女優であった三浦亜沙妃と製作会社・ホットエンターテイメントの社長ほか数名が逮捕された。
この事件において三浦は逮捕されて実名報道がされているため、調べれば本名が出てくる (本記事のソースにも明記されている) が、本記事中では記載しないこととする。ニュースソースにおいて本名が出る部分は「██」と黒塗りにしてある。
事件概要
事件の概略は2007年7月20日午後2時50分頃、渋谷区・JR渋谷駅前路上で、アダルトビデオの撮影のためにダンプカーを用意し、荷台のうえで陰部を露出した状態で性行為を行っていたというもの。
この撮影を行ったのはアダルトビデオ製作会社・ホットエンターテイメントであり、AV女優・三浦亜沙妃と社長 (監督兼任)を含む関係者7名が2008/06/20に逮捕された。このとき三浦は家宅捜索で大麻1袋 (約6.22g) とコカイン1袋 (約0.45g) を所持していたことも発覚し、大麻取締法違反・麻薬等取締法違反の現行犯としても逮捕された形となった。
作品は『野外羞恥 渋谷路上 ダンプ・FUCK (ホットエンターテイメント,2007)』として販売されており、2008年の関係者逮捕の時点で約100万円を売り上げていたことが明らかとなっている。
事件がおきた場所はJR渋谷駅前という人通りが多い場所であり、そこにダンプカーを停めて撮影が行われた。一応荷台には覆いがないこともないが、天面にはカバーなどはないためビルの上からは行為が丸見えという状態であった。
裁判
監督は本作品について渋谷の交差点で撮影した意図を問われ、こう供述している。
セックスというのは、ある意味で平和。平和の象徴みたいな行為であって、普通の空間でサラリーマンがあくせくしているところとの、対比なんですね。黒澤監督の『野良犬』で、初めて発明された技法です。対比することで成立する社会風刺なんです。具体例を挙げますと…
監督は堰を切ったように話し始めたため、裁判官に「わかりました」と制されているという。また、監督は
寿司屋の世界と一緒なので、プロデューサーと監督は絶対なんですよ
と上下関係があったことを自ら認め、他の被告として罪を問われた社員たちもやってはいけないことであるとわかっていながらなぜやめなかったのかという弁護人質問に対して「異を唱えることはできなかった」「入社したてで意見する立場ではなかった」と回答している。
また、三浦の被告人証言によれば撮影内容は通常であれば1週間前から相談の上で決められるものであり、内容に問題があれば事務所と相談の上で断ることができるものであったという。しかし、ホットエンターテイメントはそうではなく、当日撮影直前のメイクの段階で知らされたという。三浦は説明を受けて違法行為であると認識したものの、直前に断ることで違約金が発生し、今後の仕事にも影響が出ると考えて撮影を受け入れたことを話している。
検察より三浦には公然わいせつ罪と大麻取締法・麻薬等取締法違反で懲役2年6ヶ月が求刑された。その他社長には公然わいせつ罪で主導的な立ち位置であったとして懲役6ヶ月、他の社員には公然わいせつ罪で懲役4ヶ月が求刑された。判決で三浦は懲役2年6ヶ月、執行猶予3年となっている。社長ほかの判決についてはニュースソースを記したウェブサイトが現存していないため不明。
作品評価
| HUF-011 渋谷路上 ダンプ・FUCK |
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| 基本情報 | |
|---|---|
| 発売日 | 2007/10/25 |
| 収録時間 | 1時間40分 |
| 販売元 | ホットエンターテイメント |
| 監督 | 梶俊吾 |
| 出演者 | 三浦亜沙妃 |
| ジャンル | 野外露出 |
公式サイトの紹介ページ
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| 販売・配信ページ | |
| DVD | 直販 (アーカイブ)![]() Amazon ![]() 駿河屋 ![]() アルゾン
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| AVテンプレート | |
肝心の作品評価だが、実はあんまり監督の思うような評価は得られていない。もともと社長兼監督がアダルトビデオメーカーとしてというよりは映画における芸術に興味を持っており、大衆向けアダルトビデオとしての作品よりも、裁判での供述の通りあくせくと動く渋谷の町と三浦のセックスを対比させたかったというのが大きな製作動機である。
しかしながら肝心のホットエンターテイメントは「エンターテイメント」の名前の通り大衆向けアダルトビデオのメーカーとして売ってきた会社であり、同じ成人向けのポルノでもそういった映像芸術に理解のある層の閲覧は見込みにくかった。したがって露出モノのマニアか三浦のファンくらいしか買わないわけだが、ついたレビューがこのようなものである。
確かに露出は過激だけど、内容的にはそんなに面白くないんだよね、この作品。 こんな作品が引退作になって本当に残念だよ。だから星1つってことで。
裁判でたかがAV監督ごときが自分の映画論について熱く語ったのは伝説の草話。
なお三浦は本作の1ヶ月前に同社より発売された露出モノ『プリンセス露出 三浦亜沙妃
』にも出演している。
関連リンク
ニュースサイト
- 青空の下…ダンプ荷台でAV撮影 上から丸見え - MSN産経ニュース
- ダンプ荷台でAV撮影 女優ら7人逮捕 東京・渋谷 - MSN産経ニュース
- 【法廷から】AV監督が作品に込めた“芸術的”な意図とは? (1/2ページ) - MSN産経ニュース
- 【法廷から】AV監督が作品に込めた“芸術的”な意図とは? (2/2ページ) - MSN産経ニュース
- 【法廷から】女優へのステップだったAV…挫折してダンプでわいせつ撮影(産経新聞) - Yahoo!ニュース
事件まとめ
本人ウェブサイト・ブログ
プロフィール根拠
UGC百科事典サイト
- 三浦亜沙妃 - Wikipedia
- 渋谷ダンプカー上AV撮影事件 - アニヲタWiki(仮)【9/2更新】 - atwiki(アットウィキ)
- なおアニヲタWiki(仮)では三浦が7歳もサバを読んでいたことになっているが、実際は4歳しかサバを読んでいない。
- 渋谷ダンプカー上AV撮影事件 - アニヲタWiki(仮) 非公式避難所wiki
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 2
- 0pt

