それだけでは かちまけは きまらないこと
くさタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。
他のタイプについては、ポケモンのタイプ一覧を参照のこと。
概要
- シナリオの最初に入手できる3種のポケモンが持つ御三家タイプの一つ。植物のイメージがあるポケモンが属する。御三家の中でくさタイプは基本的に最も合計種族値が低く、弱点の数も多いなど数字的に冴えない面が目立つ。くさタイプには独自の補助技が存在しテクニカルに戦うタイプとしてして設計されたと思われる。
- シナリオでは、最初に挑戦するジムがいわタイプのジムである事が多く序盤のジム戦は楽だが、ズバット等のどくタイプのポケモンを使う悪の組織との戦いが多くあったり、終盤のドラゴンタイプ使い等との戦いは苦しい。
- 植物というだけあってか、天気が「ひざしがつよい」時に真価を発揮するとくせいを持っているポケモンが多い。故に「にほんばれ」を利用する晴れパに組み込むのが良いが、弱点である炎技も強化されてしまう。
- ポケモンカードでは「草タイプ」として登場。ゲーム版におけるくさタイプの他、むしタイプ、(DP以前までは)どくタイプが属する。
- くさタイプを含むポケモンは全108種で、最終進化形で数えると54種(どちらもカットロトム、ミノマダムを含む)。くさタイプのみのポケモンは45種である。
タイプの特徴
- 技「やどりぎのタネ」を受けない。
- 「~こな」や「~ほうし」の技を受けない。(第6世代から)
エキスパートトレーナー
エリカ | ナタネ | デント | フクジ | ヤロー |
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タイプ相性
\攻 防\ |
攻撃側のタイプ | ||||||||||||||||||
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ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
||
防 御 側 の タ イ プ |
くさ | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | |||||||||
くさ/ノーマル | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | × | ||||||||
くさ/みず | ▲ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | |||||||||||||
くさ/でんき | ○ | △ | ▲ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | |||||||||||
くさ/こおり | ◎ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
くさ/かくとう | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | |||||||
くさ/どく | ○ | △ | △ | ▲ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ||||||||||
くさ/じめん | ○ | × | ◎ | △ | ○ | ○ | △ | ||||||||||||
くさ/ひこう | ○ | △ | ▲ | ◎ | △ | ○ | × | ○ | ○ | ||||||||||
くさ/エスパー | ○ | △ | △ | △ | ○ | △ | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ○ | ○ | ||||||
くさ/むし | ◎ | △ | △ | ▲ | ○ | △ | ○ | ▲ | ◎ | ○ | ○ | ||||||||
くさ/いわ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||
くさ/ゴースト | × | ○ | △ | △ | △ | ○ | × | △ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
くさ/ドラゴン | ▲ | ▲ | ▲ | ◎ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||
くさ/あく | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | × | ◎ | △ | △ | ○ | |||||
くさ/はがね | △ | ◎ | △ | △ | ▲ | ○ | × | △ | △ | △ | △ | △ | |||||||
くさ/フェアリー | ○ | △ | △ | △ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ | × | △ | ○ | |||||||
防/
/攻 |
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
攻撃側のタイプ |
- ◎…ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
- ○…ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
- 空欄… ダメージ×1
- △…ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
- ▲…ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
- ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
- いわタイプと並び弱点が最も多い。ただ弱点の数が多いだけではなく鋼対策やドラゴン対策のとばっちりを受け非常に弱点を突かれやすいのが難点。
- 弱点の毒、飛行、虫の攻撃技は比較的使用率が低めで、耐性では地面・水・電気といったメジャーなものを半減できるので捨てたものでもない。ただし第6世代ではファイアローの流行、第7世代では大躍進したペリッパーやメガシンカ枠として台頭したボーマンダやにより飛行弱点は無視出来ないものとなっている。
- 初代ではどくタイプとの複合型が大半であり、かつてはエスパーに対して苦手になったりじめん耐性が消える関係で、どくタイプは厄介者扱いされていた。現在では、どくびしを回収できたり、どくどくを無効化させたり、かくとうタイプに対抗できる点から、くさ/どくタイプも評価されている。
- 炎・氷に対して等倍のルンパッパや炎が等倍のユレイドル、氷が等倍のナットレイは、優秀な耐久ポケモンの一つとして数えられ、氷弱点を克服しているユキノオーも例え弱点は多くとも強力な水・電気キラーとして働く。ナタネさんの言うとおり弱点の多さだけでは勝負は決まらない。一部が優秀なだけで弱点のせいで立場が苦しいヤツが実際多いですけどね。
技
\防 攻\ |
防御側のタイプ | |||||||||||||||||
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ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
くさ技 |
△ | ○ | △ | △ | ○ | △ | △ | ○ | △ | △ |
- 半減されるタイプは7つと非常に多く扱いにくいが、みずタイプとじめんタイプの弱点を突けるタイプは少なく貴重。水・地面を併せ持つポケモンの弱点を突ける唯一のタイプ。
- いわタイプ、じめんタイプ、ほのおタイプの技とは相性を補完しあえる関係だが、それらの技を覚える草ポケモンは少ない。くさタイプの範囲の狭さから攻撃がまともに通らない相手は必ず出てきてしまうので攻撃でゴリ押しするより、多彩な補助技や晴れによる強化を絡めて戦いたい。
- はっぱカッターの急所率が下げられた第2世代から第3世代までは、まともにダメージを与えられる攻撃技がほとんど存在しない冬の時代を過ごしていたが、ダイヤモンド・パールにおいて強烈なテコ入れを受け、一気に高威力技の充実したタイプとなった。
- 技のぶつり、とくしゅがタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技がとくしゅ技扱いだった。
主な技
ブルームシャインエクストラ
第7世代で追加されたZ技システム。この技はくさタイプの攻撃技である。
元となったくさタイプの攻撃技の威力や技の分類(ぶつり、とくしゅ)によって威力・分類が変化する。自分の命中率や相手の回避率に関係なく必ず当たる。ただし、元々の技の特徴(連続攻撃や追加効果)は発動しない。
ソーラービーム / とくしゅ技 威力120 命中100 PP10~16
1ターン目に力を溜めて、2ターン目に攻撃。
(第2世代以降)天気が「ひざしが つよい」時だと溜め無しで攻撃できる。
天気が「おおあめ」「すなあらし」「あられ」「きりが ふかい」時だと与えるダメージが半分になる。
初代から存在する由緒正しい大技。くさタイプ以外ではほのおタイプも習得可能。第3世代まではほのおタイプのソーラービームと言えばヘルガーとエンテイの専売特許であった。
使い方は、天気を「ひざしが つよい」状態で用いるのが基本で高火力を保ったまま連発できる。特性「ひでり」のキュウコンやメガリザードンYは高確率で採用している。他にほのおタイプ等にパワフルハーブを持たせて水、地面、岩対策とする。それ以外で溜めターンが必要だとエナジーボールを2発撃った方が効率がいいためまず使われない。
第4世代での、まるでSF作品に出てくる、人工衛星から発射される対地レーザー砲みたいなエフェクトが印象的。ソーラーというよりSOLである。
ギガドレイン / とくしゅ技 威力75(第4世代まで60) 命中100 PP10~16(第3世代まで5~8)
相手に与えたダメージの半分、自分のHPを回復する。
第5世代で強化され使いやすくなった攻撃技。吸収効果が優秀で覚えるポケモンも多く、特に耐久型のフシギバナ、ジャローダ、モジャンボなどによく採用される。どくタイプやむしタイプにも覚えるポケモンが点々と存在する。ドククラゲ、アギルダー、モルフォン、ウルガモスなど。
リーフストーム / とくしゅ技 威力130(第5世代までは140) 命中90 PP5~8
攻撃が命中した時、使ったポケモンのとくこうが2段階下がってしまう。
第4世代で追加された優良攻撃技その1。くさタイプ版オーバーヒート。多くのくさポケモンが習得可能。一回撃てば他の特殊技も弱くなってしまうデメリットもあるが、とくこうダウン効果を計算に入れてもなおエナジーボールを2回撃つよりも、リーフストームを2回撃った方がダメージの総量は大きかったりする。
晴れ・トリックルーム起動要員のナッシーが爆発する前にぶっぱなしたり、ジュカインやロズレイド等の速効型がこだわりスカーフや技の威力を強化する道具を持って打ち逃げしたりするのが主な使われ方か。第6世代ではジャローダが特性「あまのじゃく」で特攻を2段階アップさせながら連打してくるようになった。くさタイプのステータス傾向や範囲の狭さから、オーバーヒートのように物理型にも投入されることは少なめ。
くさむすび / とくしゅ技 威力20~120 命中100 PP20~32
受けた相手の重さによって威力が変わる。
受けた相手の重さ | 威力 |
---|---|
~10.0Kg | 20 |
10.1Kg~25.0Kg | 40 |
25.1Kg~50.0Kg | 60 |
50.1Kg~100.0Kg | 80 |
100.1Kg~200.0Kg | 100 |
200.1Kg~ | 120 |
第4世代で追加された優良攻撃技その2。威力が相手の重さに左右される一風変わった技。威力は不安定で、ランターン、ジーランス、マリルリ、ガラガラ等が相手だとエナジーボール以下のダメージしか出ないが、相手がドサイドン、マンムー、バンギラス、スイクン等であれば大きなダメージが見込める。対戦で使われる水・地面・岩ポケモンは体重が重い傾向にあるのでそれなりのダメージは期待できる。サブウェポンとしては十分な性能。
習得者はゴウカザル、ピカチュウ、スターミーなど数多いため体重の重い水・地面・岩ポケモンを使う際は注意したい。
第5世代で弱点が実質くさタイプのみのウォッシュロトムが蔓延し、ロトムが非常に軽くダメージが通らないことから人気は下がった。
エナジーボール / とくしゅ技 威力90(第5世代までは80) 命中100 PP10~16
攻撃が命中した時、1割の確率で相手のとくぼうを1段階下げる。
第4世代で追加された優良攻撃技その3。性能は平凡であるが安定しており十分選択肢に入る。第5世代でギガドレインの威力が75に強化され、大差なくなったことで人気は下がったが、第6世代では威力が上がり、水タイプの「なみのり」、炎タイプの「かえんほうしゃ」と同じになった。
草ポケモン以外ではエスパータイプなどのポケモンも習得可能。シャドーボール・きあいだまと併せて、三色パンチならぬ三色玉として使われることも。シャンデラのサブウェポンによく使われる。
ウッドハンマー / ぶつり技 威力120 命中100 PP15~24
この技を命中させたポケモンは、その際相手に与えたダメージの1/3のダメージを自分も受ける。
第4世代で追加された優良攻撃技その4。くさタイプ版すてみタックル。覚えるポケモンは少なく、ドダイトス、ユキノオー、ナッシー、ウソッキー、マラカッチ、ブリガロン、オーロット、ネッコアラ、ミミッキュ、カプ・ブルルのみ。当たる度に相手の周りに木材が飛び散るエフェクトが出ており、攻撃する度に文字通り身を削っているのかと思うと痛ましい。
物理型くさタイプの切り札。ドダイトスが用いると物理草で最高火力、進化し次第この技を思い出させたい。
パワーウィップ / ぶつり技 威力120 命中85 PP10~16 通常攻撃。
第4世代で追加された優良攻撃技その5。覚えるポケモンはウツボット、モジャンボ、フシギバナ、ベロベルト、マスキッパ、ナットレイ、ヌメルゴン、ダダリン、デンジュモク。威力の割に命中・PPが高くデメリットもない。同性能だっただいもんじやハイドロポンプは第6世代で威力が下がったが、この技は据え置きのままであり文句なしの主力技。しかし、いくら命中85とはいえ、外れる時は外れてしまうので主力として使う際は注意。くさタイプ版メガホーン。
タネばくだん / ぶつり技 威力80 命中100 PP15~24 通常攻撃。
第4世代で追加された優良攻撃技その6。変哲もない性能だが、覚えるポケモンが多いのが長所。
プラチナでは教え技となり、アーボック、ドンファン、オコリザルなど、意外なポケモンが使えるようになっているため、草弱点のポケモンを使う際は不意の一撃に注意しよう。
リーフブレード / ぶつり技 威力90(第3世代では70) 命中100 PP15~24 急所に当たりやすい。
完成された性能の攻撃技。覚えるポケモンはジュカイン、ウツボット、リーフィア、エルレイド、カモネギ、トロピウス、キレイハナ、ジャローダ、ビリジオン、ゴーゴート、ジュナイパー、ラランテス、カミツルギ。タネばくだんよりも一回り威力が大きく、急所に当たり易い効果まである。
別タイプの急所技である、つじぎり、サイコカッター等が威力70であることを考えるといかに優秀であるかが分かる。
元ジュプトル・ジュカインの専用技。第3世代では威力70のとくしゅ技であり、今でいうエナジーボールを一回り弱くした程度の性能だった。それでも草タイプとしては異例の高性能技であったのだから、当時の草技が如何にアレだったか……。
しかしカモネギはともかくエルレイドが覚えるのは……やはり体色がネギカラーなあたりから来ているのだろうか?
タネマシンガン / ぶつり技 威力25(第4世代までは10)×2~5 命中100 PP30~48 1ターンに2~5回連続で攻撃する。
第三世代で登場したギャンブル性の高い攻撃。とはいえほかの同系統の技と比較すると命中率100は大きい。特性スキルリンクだと確実に5回攻撃が可能で、主にチラチーノやドデカバシが覚える。
第三世代ではわざマシンで、『ファイアレッド・リーフグリーン』ではおつきみやまにわざマシンが落ちている。しかもフシギダネのつるのムチのPPがやばくなりそうな絶妙な位置に。
はなふぶき / ぶつり技 威力90 命中100 PP15~24 全体攻撃。
第6世代で追加されたこれまた優良な攻撃技。フシギバナやラフレシア、メガニウムなど立派な花を持つポケモンが覚える。フラージェスやキュワワーも習得可。問題は習得ポケモンの大半が特攻>攻撃というステータスなので優秀な攻撃性能にも関わらず採用しにくいという点。物理型として育てるなら。
ソーラーブレード / ぶつり技 威力125 命中100 PP10~16
1ターン目に力を溜めて、2ターン目に攻撃。
天気が「ひざしが つよい」時だと溜め無しで攻撃できる。
天気が「おおあめ」「すなあらし」「あられ」「きりが ふかい」時だと与えるダメージが半分になる。
光の大剣で敵を切り裂くラランテス専用技。早い話が物理版ソーラービームだが、威力はちょっぴりこちらが上。使うならパワフルハーブを持たせるかフィールドを晴れ状態にしてから。
ハードプラント / とくしゅ技 威力150 命中90 PP5~8
この技を使ったポケモンは、技を命中させた場合、その次のターンは、技を使う事も交代することも出来ない。
くさタイプ御三家の最終進化系のみが覚えられるくさタイプ究極の技。見た目はぶつり技のようだが実際はとくしゅ技。多くの場合エナジーボールでも二発撃った方が有効。しかもこの技を使うポケモンはより使い勝手のいいリーフストームを習得可能でそちらが優先される。ネタ目的以外でこの技を対戦で見ることは少ないだろう。
シードフレア / とくしゅ技 威力120 命中85 PP5~8
攻撃が命中した時、4割の確率で相手のとくぼうを2段階下げる。
シェイミ専用の技。とくしゅ版パワーウィップ。追加効果が非常に優秀で、スカイフォルムのシェイミが使用すれば特性「てんのめぐみ」により、8割の確率で相手のとくぼうを下げるという凶悪性能の技へと変貌する。しかし、命中は安定しているとは言えないので過度に追加効果に頼るのは禁物である。
やどりぎのタネ / へんか技 命中90 PP10~16
相手を「やどりぎのタネ」状態にする。
やどりぎのタネ状態の相手は、ターン終了時ごとに最大HPの1/8分のHPを奪われ、
奪われたHPと同量の値だけ、この技を使った側のポケモンのHPが回復する。
効果は相手が交替するか、相手が技「こうそくスピン」を使用するまで持続する。
草補助技の代表格。くさタイプの強みの一つ。効果が消えるのは相手がやどりぎのタネ状態のポケモンを引っ込めたときのみで、こちら側が交替しても効果は残る。ちなみにくさタイプ以外でこの技を覚えるポケモンは、キュワワーとテッカグヤ(とドーブル)のみ。
くさタイプ以外の全タイプに通用し、継続的にHPを自分のものに出来るのはとても強力。フシギバナ等の耐久力のあるポケモンか、エルフーン等のスピード自慢のポケモンに覚えさせ、みがわりやたべのこしと組み合わせて守りを固めて使用するのが一般的。ステルスロックやどくびしを撒いて相手の交替を躊躇させたり、どくどくと合わせてどんどん相手のHPを削るのも効果的。
HPの実数値が8の倍数だと、そうでない場合に比べてやどりぎのタネ、やけど等の割合ダメージのみで倒れるのが1ターン早くなってしまう。普段はあまり気に掛けない事だろうが注意したい。
……くさタイプには一切通用しないが……本来宿り木って植物に根付く物じゃ?
ねむりごな / へんか技 命中75 PP15~24 相手を「ねむり」状態にする。
さいみんじゅつより高命中の催眠技。くさタイプの強みの一つ。多くのくさタイプと一部のむしタイプが覚える。扱いやすく、サポート型が翻弄するために使ったり、耐久型が相手の足止めに使ったり、アタッカーが眠っている隙に能力アップを狙ったりと、どんなポケモンにも投入できる。
とは言え命中は75。プラチナ以降はねむり状態そのものが弱体化されており、頼り切りだと痛い目を見るのは覚悟しておこう。
キノコのほうし / へんか技 命中100 PP15~24 相手を「ねむり」状態にする。
驚異の命中を誇る催眠技。パラセクト、キノガッサ、モロバレル、マシェード(そしてドーブル)が習得可能。確実に眠らせる効果は凶悪。キノガッサであれば眠った相手に確実にきあいパンチを決めたり、ドーブルであればこの技から多様なコンボの起点にしたりと様々な使い方が考えられる。
せいちょう / へんか技 PP 20~32 攻撃と特攻を1段階上げる。
天気が「ひざしが つよい」時だとそれぞれ2段階上昇。
特殊を1段階あげる(第1世代)
特攻を1段階上げる(第2世代~第4世代)
くさタイプ伝統の積み技。両刀向きの性能だが、晴れを前提にするなら物理アタッカー特殊アタッカー問わず頼りになる。
コットンガード / へんか技 命中- PP10~16 自分のぼうぎょを3段階上げる。
第5世代で初登場した積み技。主に体に綿毛を持つポケモンが覚え、防御をぐぐーんと3段階上げるとんでもない技。「いたずらごころ」持ちのエルフーンが先制コットンガードをしたり、チルタリスが両受けを目指して使用するといった使い方が見受けられる。
グラスフィールド / へんか技 PP10~16 5ターンの間、地面にいるポケモンの体力が1/16回復する。
くさタイプの技の威力が1.5倍になり、「じしん」「じならし」「マグニチュード」の威力が半減する。
第6世代で登場した新たな概念、フィールド技の一つ。再生能力と草技の火力上昇が目玉のフィールド変化技。主要なじめん技を弱体化できるため、ダブルではほのおやでんき、いわ等のサポート用途も考えられる。第7世代ではグランドコート・グラスシードとグラスフィールド向けの持ち物も出てきている。
カプ・ブルルは特性「グラスメイカー」で登場と同時にグラスフィールドを展開できる。
最終進化系 種族値表
くさポケモン全表
図鑑別
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タイプ別
くさタイプのみ
くさ/ノーマル
シキジカ | |||
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(春) | (夏) | (秋) | (冬) |
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メブキジカ | |||
(春) | (夏) | (秋) | (冬) |
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くさ/みず
ハスボー | ハスブレロ | ルンパッパ |
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くさ/でんき
ロトム (カット) |
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くさ/こおり
ユキカブリ | ユキノオー | メガユキノオー |
---|---|---|
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くさ/かくとう
キノガッサ | ビリジオン | ブリガロン |
---|---|---|
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くさ/どく
フシギダネ | フシギソウ | フシギバナ | メガフシギバナ | ナゾノクサ | クサイハナ | ラフレシア |
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マダツボミ | ウツドン | ウツボット | スボミー | ロゼリア | ロズレイド | タマゲタケ |
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モロバレル | ||||||
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くさ/じめん
ドダイトス |
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くさ/ひこう
ハネッコ | ポポッコ | ワタッコ | トロピウス | シェイミ (スカイ) |
モクロー | フクスロー |
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くさ/エスパー
タマタマ | ナッシー | セレビィ | バドレックス |
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くさ/むし
パラス | パラセクト | ミノマダム (くさきのミノ) |
クルミル | クルマユ | ハハコモリ |
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くさ/いわ
リリーラ | ユレイドル |
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くさ/ゴースト
ボクレー | オーロット | バケッチャ | パンプジン | ジュナイパー | ダダリン |
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くさ/ドラゴン
メガジュカイン | ナッシー (アローラ) |
カジッチュ | アップリュー | タルップル |
---|---|---|---|---|
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くさ/あく
コノハナ | ダーテング | ノクタス | ザルード |
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くさ/はがね
テッシード | ナットレイ | カミツルギ |
---|---|---|
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くさ/フェアリー
モンメン | エルフーン | ネマシュ | マシェード | カプ・ブルル |
---|---|---|---|---|
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関連商品
関連項目
ポケモンのタイプ一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ノーマルタイプ | ほのおタイプ | みずタイプ | でんきタイプ | くさタイプ | こおりタイプ |
かくとうタイプ | どくタイプ | じめんタイプ | ひこうタイプ | エスパータイプ | むしタイプ |
いわタイプ | ゴーストタイプ | ドラゴンタイプ | あくタイプ | はがねタイプ | フェアリータイプ |
- 12
- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%81%8F%E3%81%95%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97