確信犯単語

カクシンハン
1.5千文字の記事
  • 13
  • 0pt
掲示板へ

通俗的な意味での「確信犯」

結果を予想した上で行動を起こしたとしか思えない行為あるいは人をす言葉として使われることが多い。

本来の法律学等での用法

誤用の多い単として『役不足』と並んでネット等を通して有名となった言葉の一つ。

本来の法としては、上記のような「確信犯」の用法は正しくないとされてきた。

本来「確信犯」は、自分の行動の“道徳的・宗教的あるいは政治的な正しさを確信”してなされる犯罪のことを法律学上の用である。

参考までに本来の法律学上の用法について例を挙げて紹介しておく。

【設定】ある電器店員が映りの悪いテレビの調整を依頼された場合

  • 「この回路をつなげば直る」と思い込んで操作したが、実は誤った回路を繋いでしまい、テレビを故障させてしまった → このケース過失犯となる。(※ただし、日本の現行刑法上、器物損壊の過失犯は処罰されない。刑法38条1項を参照。あくまで民事責任が発生するのみ。)
  • 「このテレビを壊せば客は新しいテレビを買ってくれる」と考え、わざと間違った修理を行い、テレビを壊した → このケース故意犯であり、本来の法学的用法では確信犯には該当しない。しばしばこうしたケースが「確信犯」として誤用されてきた。
  • テレビ社会的に害悪なものであり、この世に存在してはいけない」との信念のもと、テレビを破壊した → これが本来の意味での「確信犯」である。

確信犯者は政治犯や思想犯に多いが、日常的なにおいても確信犯に遭遇する可性はある。例えば、

  • 救急救命士が重傷患者を救いたいがために、法律で禁じられている治療行為を搬送中に行うといった行為

なども一種の確信犯に当たると解釈される。他にも、

  • 交通弱者のために、という動機で免許タク業者を経営すること
  • 医村で困っている人たちのために医者なりすまして治療行為を行うこと

ももちろん、確信犯に該当する。 

確信犯と呼ばれるか否かは、これらのケースような「動機」の部分に裏付けがあるか否かによって違ってくる。もし前述のような行為の本音の動機が「自分のけのため」であったとすれば、それは確信犯ではないことになる。

通俗的用法の一般化

『確信犯』は本来の意味とは別に上記のような用法が、通俗的な慣用表現として広くつかわれている。
本来の意味とかけ離れており、世間一般で使われている意味での『確信犯』は辞書に記載されていないことなどから
日本語の誤用例の代表として広く知れ渡り、その結果本来の意味が広がったという背景もある。
そのためこのような通俗的な表現は誤用とされ、最近では逆に使われにくくなっている部分もある。

しかし「何気なく」が若者言葉の「何気に」へと変化したり、本来良い意味ではない「やばい」という言葉がいい意味で使われるようになったり、いつの間にか 「病気」が褒め言葉になっていたり、「紳士」が変態とほぼ同じ意味になっていたり、また、古という概念そのものが示しているように、このような変化は人々に使われる言葉の持った、不可避の性質である。

そのため、「確信犯」についても、今日広く使われている意味をして誤用だと摘するのは適切でないとの見解も、徐々にではあるが呈されてきているところである。

実際現在国語辞書では本来の意味と共に通俗的意味も併記している物が増えており、一概に誤用とは言えない状況である。
しかしながら専門用である以上法に関する場などにおいてはそういった事情は通用しないということも気をつけなければならない。

関連動画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 13
  • 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E7%A2%BA%E4%BF%A1%E7%8A%AF
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

確信犯

299 ななしのよっしん
2021/05/06(木) 21:08:52 ID: HUEV9ECHag
誤用のほうの犯人も「犯罪を犯してもいい」という思想を持ってるんだから正しい意味での確信犯ではないか
300 ななしのよっしん
2021/09/03(金) 22:59:46 ID: mbk8XQrxjY
一時期は誤用についてやたらと摘する潮があったけど
結局は誤用の方が一般化してるよな
やっぱ使いやすい方が流になるのか
301 ななしのよっしん
2021/09/05(日) 21:52:44 ID: Pp3gbZEPQU
日本民族歴史修正主義者であり、際的犯罪者ありこ世界に存在してはならない
よって1人残らず絶滅させられなければならない

寧ろかのとその民族こそが、最も原に忠実な意味で用いているという皮なんだよ
302 ななしのよっしん
2021/09/05(日) 22:57:02 ID: p8tOPm5H21
>>300
そもそもの話、単に辞書上での表現が有名になっただけで、
誤用って表現もあまり適切ではないとおもうが。
本来の意味はってのは昔はこう使われてた程度の意味でしかなく、
それ以外は間違いというものでもない。
辞書が単の意味を決めるのではなく、単の意味に合わせて辞書が書かれてるだけだからな。
303 ななしのよっしん
2021/09/18(土) 13:07:40 ID: XI9hZpsPAh
一時は故意犯を使え!故意犯を使え!と寝言を言ってるもいたな
故意犯が使われないのは「故意」または「わざとやった」で十分なためであって、そもそも要らない日本語だからなので使われるわけがない
304 ななしのよっしん
2021/11/18(木) 12:31:08 ID: 6zLx2g1ohO
そもそも一般人法律で会話していない。
最初から正しい意味での確信犯という言葉を知らないで生まれた言葉
新しくできた言葉が偶然専門用と一致した(新
辞書に載ってないため誤用として扱われた
305 ななしのよっしん
2021/11/29(月) 15:57:33 ID: q3b5EQ4K8b
確信のおかげで解釈がややこしい訳になっているとはいえ、最初に言ったとき「確信犯とは…」と定義して使い始めた法律でもあるし、それから一般に広まるうちに生した意味が出て来ることはどういう種類の言葉でも多いがわざわざ原との対応関係が訳分からん正反対みたいな意味で使うこともあるまいて
306 ななしのよっしん
2021/12/10(金) 03:23:54 ID: 6zLx2g1ohO
現実で使われているのでもう停めることは不可能
307 ななしのよっしん
2022/01/18(火) 16:31:03 ID: QCEPSINwjW
役不足みたいに的な場で使う場面がほとんどない言葉なら、よくある意味の変遷で済むんだけどね
どちらにも共通するのは、通俗の方が字面から直観的に想像しやすい意味ってことで、広まるのにはそれなりに理由があるのが分かる
308 ななしのよっしん
2022/03/25(金) 00:52:47 ID: zDoxUV9+vh
テイルズオブジアビスアッシュが「確信犯なんだよ!ヴァン)は!」って言ってるシーンで、あ、しく本来の意味で使われてる……と思った思い出