第三次世界大戦とは、歴史上で第二次世界大戦の後に起こる大規模戦争である。1945年の第二次大戦終結以降、これに相当する戦争はまだ起きていない(一部では過去の戦争を第三次世界大戦と呼ぶ場合もある)が、Wikipediaとの差別化を図るためここでは架空の出来事を現実に起こったという感覚で書いてみる。
※作品によってはネタバレもあるため要注意。
概要
195X年:核戦争により旧体制が完全崩壊(1984年)
1950年代に核戦争が勃発。それによりすべての国家が崩壊。革命によって世界には3つの超大国が建国される。文明は衰退状態。3つの超大国は絶えず戦争を続けており、いずれの国も全体主義的なディストピアである。
1964年:ネイキッド・スネークの活躍により第三次世界大戦回避(MGS3)
1964年8月24日、ソ連の主力設計局OKB-754に核弾頭が打ち込まれた。この時ソ連軍のレーダーにアメリカ軍の軍用機らしき機影が映っていたため、ソ連軍では米国への攻撃態勢が布かれ、一種即発状態に。だが、CIAのFOX部隊所属ネイキッド・スネークの活躍(スネーク・イーター作戦)により設計局破壊の一件と米国は無関係であることが示されたため、第三次世界大戦にはいたらなかった(というのが表向きの出来事である)。
1982年:新型爆弾により第三次世界大戦勃発(AKIRA)
1982年12月6日[1]関東地方に新型爆弾が使用され、それがきっかけとなり、第三次世界大戦が始まってしまう。東京は壊滅するものの、復興計画として東京湾上に人工都市を建設する。
198X年:冷戦構造のエスカレートによる第三次世界大戦勃発(FUTURE WAR 198X年)
198×年。アメリカの対戦略ミサイル迎撃用衛星の計画担当の博士がソ連スパイに誘拐されてしまい、機密の漏洩を恐れたアメリカが博士の乗った潜水艦を核魚雷で撃沈。さらにソ連から最新鋭戦闘機が西ドイツの空軍基地に亡命。機密保持のためにソ連軍がこの空軍基地を攻撃。この攻撃で恋人を失った軍人が核ミサイルで報復。これにより東西で核攻撃の応酬となってしまう。
199X年:核戦争により文明崩壊(北斗の拳)
核兵器の威力はすさまじく、地上にある建築物はおろか、海でさえ干上がってしまったと言われている。戦争後の世界では数少ない食料や水を巡って、村人と盗賊による戦いが頻繁に起こった。文明が崩壊したこの時代は文字通り暴力が支配する時代であり、最終的に権力の座についた者の多くは拳法家達であった。
1995年:ペレストロイカの挫折により北海道と西ドイツにソ連侵攻(バトルオーバー北海道/第三次世界大戦)
1994年11月、赤の広場でのパレード中に事故に見せかけたゴルバチョフ書記長の暗殺事件が発生。翌年7月にソ連は西ドイツに侵攻し、第三次世界大戦となる。同時に日本の北海道にもソ連軍は上陸、自衛隊と全面的な衝突が始まる。詳細は→バトルオーバー北海道の記事へ。
1996年:ソ連・EC間による第三次世界大戦(アップルシード/攻殻機動隊)
1996年2月、ソ連EC間で第三次核大戦が勃発。前年にソ連が中東へ軍事介入し、イスラエルを抑えて地中海へ進攻したためとされるが詳細不明。この後起こった第四次世界大戦もあり基本的に核は無くなったか、数が少なくなったと思われる。
2008年:大戦中に超磁兵器の影響で世界の半分が消滅してしまう(未来少年コナン)
超磁兵器は核兵器以上の威力があるらしく、その影響で地殻変動まで起きてしまった。大部分の都市は水没し、近代らしさはほとんど失われてしまった。
2036年:核戦争で荒廃した世界(Steins;Gate)
人類の夢、タイムマシン開発を巡りEUとロシア・横槍を入れたアメリカのみつどもえにより第三次世界大戦勃発。核戦争の結果、2036年にはまともに生物が住めないレベルにまで地球は荒廃してしまう。元ネタはジョン・タイターの書き込み。
2130年:東京に汚染区域が発生(NEEDLESS)
大戦の影響で、東京にBlack Spot(BS)と呼ばれる汚染区域が発生し、立ち入り禁止区域となっていた。いつの頃からか住み着く者が現れ、そこで生まれた者の中には超能力者が多数いた。
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関連項目
脚注
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