true tearsとは、
- Windows用ゲームソフト「true tears」→true tears(ゲーム)
- それをもとにしたアニメ「true tears」
ここでは2.について説明する。
概要
富山県の南砺市城端地区を舞台にした恋愛アニメ。P.A.WORKS制作、2008年冬放映、全13話。
劇中では城端に限らず、高岡や氷見、富山市など様々な富山県の風景が使われ、舞台となった場所を訪ねに行く、いわゆる聖地巡礼をするファンを生み出した事でも知られる。ちなみにゲーム版との関連はタイトルが同じだけで直接的な繋がりは無い。
2009年夏にブルーレイマイスターのサイトで実施されたブルーレイ化してほしいアニメアンケートでtrue tearsが僅差で1位を獲得した事により、同年11月10日~12月16日にファン待望のブルーレイBOX化に向けて予約が受け付けた(現在は受付終了)。そして2010年1月4日、入金人数が2000人を越え、正式な発売決定がアニメ版公式サイトやブルーレイマイスターのサイト等により発表された。また2010年12月4日に行われた有志によるブルーレイ版上映イベントで、BOXが大方の予想を上回る5桁の売り上げに及んだ事が発表された。
あらすじ
絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、両親を亡くし仲上家に引き取られた幼馴染「湯浅比呂美」と、眞一郎の両親の4人で暮らしている。同居しており幼馴染でもある眞一郎と比呂美だが会話は少なく、さらに眞一郎の母はとある理由から比呂美を嫌っており眞一郎と衝突することが多く、家庭内の関係は良好とは言えなかった。
そんなある日、眞一郎は学校の裏庭で木に登って降りられなくなっていた少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事が原因で涙を流せなくなったらしい。乃絵は学校で飼われている鶏「雷轟丸」の世話をしていたが、タヌキに襲われて雷轟丸は死んでしまう。その後乃絵は雷轟丸とどこか似たものを感じた眞一郎に接するようになる。
眞一郎と乃絵の出会いをきっかけに、比呂美をはじめ眞一郎の親友の「野伏三代吉」、眞一郎の年上の幼馴染の「安藤愛子」らの関係が少しずつ変わっていく。彼らは様々なことに悩み、決断し、少しずつ成長していく。
この作品は高校生の悩みや葛藤、恋愛模様などを描いた物語である。
プロットの要約
眞一郎は多くの男子高校生なら夢に憧れるような環境で生活しているが、彼はそれらの殆どにフラストレーションを溜めている。学校の優等生である湯浅比呂美は彼と一年の間一緒に住んでいる。眞一郎の家族の親友であった彼女の父親が亡くなった時から、彼女は眞一郎の家庭に引き取られた。いつも微笑みを絶やさず、スポーツの才能も持つ彼女は学校の人気者であり、教室でも良好な立場にある。
しかし眞一郎は彼女の内側には秘められた涙があることを知っている。芸術的な素養を生かし、彼女の悲しみを取り除くことを願って、彼は比呂美の水彩画を描く。しかし彼は、自宅でさえも彼女に話しかける勇気が出せなかった。比呂美もまた、学校での彼女とは全く異なり、自宅では静かに振る舞い、気持ちを抑えている。
遠くから比呂美を見つめていることをからかう野伏三代吉、また悪運の呪いをかけてくる奇妙な少女、石動乃絵、麦端踊りの稽古などもまた眞一郎の日々を騒がせる。
眞一郎は乃絵の助力を得て、彼の抱える各種の問題を解消しようとするが、それはやはり困難なことのようだった。
主な登場人物
主な楽曲
- リフレクティア…オープニングテーマ。歌:eufonius / 作詞:riya / 作曲・編曲:菊地創
- セカイノナミダ…エンディングテーマ。歌:結城アイラ / 作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:末廣健一郎
- そのままの僕で…挿入歌。歌:eufonius / 作詞 - riya / 作曲・編曲 - 菊地創
- アブラムシの唄
スタッフ
- 原作 - La'cryma
- 監督 - 西村純二
- シリーズ構成 - 岡田麿里
- キャラクター原案 - 上田夢人
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 関口可奈味
- 美術監督 - 竹田悠介、篠原理子
- 色彩設計 - 井上佳津枝
- 撮影監督 - 福士享
- 編集 - 植松淳一
- 音楽 - 菊地創
- 音響監督 - 若林和弘
- プロデューサー - 永谷敬之、伊藤善之、平光良介、堀川憲司
- アニメーション制作 - P.A.WORKS
- 製作 - true tears製作委員会(バンダイビジュアル、ランティス)
主題歌・挿入歌関係関連動画
その他関連動画
関連生放送
関連静画
一方富山では
各方面からの多大な尽力によりついに富山県でも深夜2時に1クール遅れで放送されたが、 富山が舞台となった事が珍しかったのか、深夜アニメにも関わらず提供の数がやたら多かった事も追記する。
下に挙げるのが提供した企業の一覧である。なお放送終了後は放送前と変わらず通販の番組に戻ってしまい、これがきっかけで深夜アニメが続くと期待した県下のアニオタをがっかりさせたという。
- 南砺市
- 城端商工会
- 城端観光協会
- JAなんと
- tome(時女)グループ
- バンダイビジュアル
- お宝市場
- ゲームインさんしょう
- スズキアリーナ砺波
- 呉服 安谷
- NSFT日本ソフテック
- シミック・エスエス・CMO株式会社
- VISION21
- 七越
関連項目 |
外部リンク |
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