world.execute(me);単語

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world.execute(me);とは、音楽ユニット「Mili」の楽曲である。

概要

YouTube（2016年 6月12日公開）およびビリビリ動画（2016年 6月16日公開）でもフルバージョンが聴ける公式動画が公開されている。YouTube版とビリビリ動画版で全く同じ動画というわけではなく、ビリビリ動画版では映像上方に簡体中国語での翻訳字幕が追加されている。

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 https://twitter.com/ProjectMili/status/741948625496997888

英語歌詞の楽曲だが、公式 YouTube 動画では日本語を含む多国語の字幕が設定されており、動画プレイヤー下部の設定アイコンから字幕表示オン/オフや言語の切り替えが行える。

字幕表示によって初めて知ることが出来る情報もある。例えば歌詞中で複数回登場する「execute」という単語が、日本語字幕では箇所によって「実行」「抹殺」「死刑」等とそれぞれ異なる意味へと翻訳されている事など。

この楽曲の大元になったのはイントロに使われているベースリフ、低い音で「ドゥルドゥル」言っているあの部分であるとのこと。

Miliのベース担当である「行人」（ゆきひと）がタッピングを練習するためにこのベースリフを自分で作った^[1]ところ思いのほかよかったので、「これよくね？ナウくね？これ拡げてくれ葛西」と作曲担当の「葛西大和」（Yamato Kasai）に無茶振り。

たったの4小節（正確には1小節分のループ）からのぶん投げに葛西大和は「あほなのかなこの人」と一瞬思いつつも、「かっこいいので意地でも仕上げてやる」と頑張り、結果としてこの曲へと結実したという。^[2]

そんな経緯からか行人はこのベースリフに思い入れがあるようで、ショート演奏動画を公開したりもしている。

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 https://twitter.com/going_man/status/754309371392167936

公式 YouTube 動画中で下から上へと流れる文字列は、歌詞をプログラミング言語のひとつ「Java」で表現したコードとなっている。ちなみにCD版の歌詞カードにもこの形式で掲載されている。

ボーカルの「momocashew」（モモカシュー）がJava大好きなこともあって、このコードを担当したとのこと^[3]。momocashewは大学でソフトウェアエンジニアリング/プログラミングを専攻していた^[4]とのことで、その経歴を活かしたものと思われる。

ちなみに、このJava コード内に
「world.timeTrave lForTwo("AD", 617, me, you);」
という1行があるが、「617」という数字はMiliの他の楽曲（『Ga1ahad and Scientific Witchery』や『Summo ning 101』）でも歌詞に登場しており、楽曲間で世界観が共通しているのかもしれない。