ニコニコ大百科

エヴァはただのエンタメ
エヴァ（母親）に乗って使徒（父親）を倒して大人になるだけの話
ラスボスは本物の父親
母親（ユイとレイ）に乗って父親（ゲンドウとカヲル）を倒してヒロイン（アスカ）を助け出す
助け出したヒロインをヒロインの父親（ケンスケ）のところに送って主人公は自己犠牲で世界を作り変える
でもギリギリでヒロインの母親（マリ）が迎えに来て犠牲にならずに済む
これでヒロインと結ばれるねよかったねで終わり

当時シンエヴァ観てなんか違うなって感じて、1ヶ月ぐらいじっくり考えてみたら俺がエヴァに求めてたのは旧劇みたいなドロドロした後を引く陰鬱さだったんだなと1人で勝手に納得した。
俺みたいな気持ち悪い奴にはシンエヴァみたいなスッキリとした終わり方は合わないんだ...。

たまに旧劇観て、意味もなく落ち込むんだ
アレは中毒性ある

たしかにスッキリ終わってんだけど、それだと考えてもらえないからああいうミスリードを敷いたわけでしょう
「えっマリエンド？どういうこと？」みたいな
エヴァがようするにケレン味のある親離れの話だったこと
シンジの対のキャラとしてアスカがいた事を理解できれば真相に辿り着ける
それにやっぱりシンジとアスカは新劇でもドロドロと陰鬱だったよ

いい加減しつこいわ

諦めろ、作中示されたあのままじゃアスカとくっつくことはない

ラストシーンの意味を読み解けてない人が多いよね
あれは１話のセルフオマージュ、ホームにいた３人が幻な事は鳩の演出で示してる

ようするに
綾波の幻を見る→ミサトさんが迎えに来る→綾波と実際に会う
３人の幻を見る→マリさんが迎えに来る→３人に会いに行く
シンジくんは母親が必要なガキから恋人が必要な大人になってる
綾波＝母親
カヲル＝父親
アスカ＝恋人

マリは旧作にいないキャラってわけでもなかったって事だわな
モヨコ説とかのせいでマリがなんなのかを真面目に考えない人が多かった

>>2767
マリに関してはモヨコ説とか以前に考えようにも考察材料がなさ過ぎるんだわ

キョウコは漫画版とかの媒体でそこそこビジュアル出てるから
それとまったく違うマリが彼女だと言われてもピンと来ない

碇シンジ育成計画っていう結構長く続いてた外伝漫画があるんだけど、それのキョウコがわりとマリまんまだった
シンジアスカの恋路を応援しつつもなんかやたらシンジに性的アピールしてくるんだよ

そっちのはどっちかというと天然ボケ系な印象だったから
ぐいぐいアピールなマリとはやっぱイメージが違うなぁ

>>2764 俺が言いたいのはシンジとアスカに限らずミサトやリツコとかの大人達も含めた陰鬱さが好きだった。
リツコがゲンドウを撃つ所とか、ミサトが加地に代わって真実を追い求めてる所とか。
そう言う思わず目を背けたくなるような陰鬱さが好きだったんだよ。

大人達が総じて漂白されてたね
ゲンドウだって最終的には自分からシンジと対話してくれたわけだし
中でもきっと一番漂白されたのが、旦那に捨てられて首吊ったキョウコ・ツェッペリンなんだと思う
マリがキョウコってのは旧エヴァへの解像度が高かった人にしか視えないことなのかも

ゲンドウとのアレコレ無くするだけでリっちゃんが完璧超人になるの草

新劇でもリツコとゲンドウの確執はあるよ、じゃないとリツコにゲンドウ撃たせた意味がないし
リツコの母にしても、座談会で新劇でも存在してますと庵野は言ってた
ミサトの父も補完計画の提唱者として新劇でも存在してた
アスカの母キョウコだけが新劇で行方不明なんだよね

ここまで言って真希波マリの正体が分からない人ってのは多分どうしようもないんだと思う
そこまでエヴァに深入りしてないんだと思う

LAS派俺、アスカがケンスケとくっついた事が信じられずにずっとシンエヴァから逃げ続けてたけど、たった今初めて見たら思ったよりくっついた感はなかった
明らかに加持意識されてるし恋人よりパパって感じ強くてよかった。
同年代でパパはちょっと気持ち悪かったけど。

そもそもエヴァってそこまで考えられて作られたモンじゃないしな
ゲンドウの脳みそ拾いなんか「ノリでやらせました。とくに意味はありません。ところでファンから面白い考察が聞けたのでそれ採用」だしな
マリも「エヴァの登場人物みんな庵野の分身だから他人入れよう。ほい鶴巻の女体化」程度の意味しかなかろう
レイかアスカとくっつかせたら片方が負けヒロインになるからマリENDにしましたくらいなもんで、キョウコが出なかったのは単純に尺の問題じゃねえの

>>2775
考察厨の敗残兵みたいで申し訳ないが
チルドレンをワン、ツーではなくファースト、セカンドとロットや世代を示す用語で呼んでいるから
綾波、アスカ、シンジには互換性は無く別思想に基づいて選ばれたような含みを感じていた。
綾波の特異性は劇中でも分かるが、アスカとシンジは「母親がコア」という共通点があるのが個人的に疑問だったから
キョウコの削除は割と納得した面があった。

エヴァってざっくり言うと「シンジのエディプスコンプレックスとアスカのエレクトラコンプレックスが交差する話」なんだ
その大前提さえ分かってればマリが何者かにも行き着けたはずだよ
アスカの母親枠だけがぽっかり空いてたんだもの
そんでシンエヴァの感想みてたらその大前提がこんなにも理解されてなかったんだなってちょっと驚いちゃったよ

アスカの母親は居ないんじゃないのか

>>2777
そういう見方も多々目にしたんだけどそもそもシンジにとってはレイが母性でアスカが異性なんだ、だから最終的に結ばれるのはアスカになるんだけどそれは勝ちとか負けとかじゃない
でもファンはすぐに勝ち負けのレッテルを貼りたがる
庵野がマリの正体やアスカエンドなことをぼかしたのは、おそらくはエヴァを終わらせた後でもチルドレンみんなフラットな印象で今まで通りのキャラクター商売をしたかったからで、プロデューサー的な狙いでそうしたのだと思う
ただしその狙いが上手くいったとは思わないけど

>>2779
なんか上から目線でキモイなお前。

削除しました

必死におまけ映像作ってんじゃね（てきと

>>2784
当たってて草

MXテレビで急にTV版再放送始まったのはBD発売決定したからなのかな？

円盤の発売日がやっと決まったのか……長かったなあ

円盤のCMの曲がカノンなのも旧劇との対比が濃くて感傷的になる。調も新劇の方が明るくなってるし

何回かはシリーズを通して観てるけど、登場する用語や世界観が「現代聖書」と考察される程引用されてるからその関連に疎く世界観に関して詳しい考察はできない。

批判承知で個人的な感想を言うけど、「エヴァンゲリオン」シリーズは例えるなら無数のマルチエンディングが存在するがグランドエンディング以外は全てひどいバッドエンドのゲームを事前知識のないプレイヤーが主人公「碇シンジ」を操作してそのグランドエンディングを必死になって目指すというものだったと思う。

事前知識がない為に総当たりで正しい選択肢を探さなければならないから何度も誤ったルートを通り、バッドエンド(人類補完)を嫌になる程経験し、先に進めず呪縛されることが続く。でも何回もやり直すことで次第に回避方法を知り、徐々に物語が進む。正しいルートを進んでいくと今までとは全く違う世界が広がり、新しい登場人物も現れる。慣れると遠いと思っていた真実にも一気に近づくようになる。

物語が進むといよいよ終盤となり、停滞していた物語が一気に加速し急展開となっていく。そして「使徒もATFも存在せず、エヴァンゲリオンも必要としない世界」というグランドエンディングにようやく到達し、シンジはバッドエンドのループという呪縛から解かれ、プレイヤーはゲームを完全クリアし、そのゲームと長らく共にした主人公に別れを告げる。

エヴァンゲリオンは虚構描写(キャラの精神世界、虚無空間、外世界的表現)が特に多い作品でどれがこの世界における現実世界か区別が難しい。しかし、エヴァンゲリオンの世界自体を一つのゲームとして考えて観ると物語がループし、それがどのような方法で行われたか不明瞭な理由も色々と納得できると思った。

現実世界でも「この世界は仮想世界ではないか」「世界のループは存在する」と色々考察されているけれど、聖書の不可解な部分もそれが要因ではないかと言われている。その聖書から多く引用してる作品だから、聖書を読み解けば違う視点で作品を観れるかもしれない。

人類補完がバッドエンドな事は合ってるけどそれは旧劇でも回避してる
エヴァ＝母親、使徒＝父親、補完＝胎内回帰
最初からただ
「父（使徒・ゲンドウ・アダム・カヲル）にありがとう」
「母（エヴァ・ユイ・リリス・レイ）にさようなら」
「全ての子供達（主にシンジとアスカ）におめでとう」
ってだけの話

べつに旧劇も新劇も変わらない
あえて違いを言うなら、父親を殺したのが旧劇で肩を叩いたのが新劇なこと
アスカの父母（ケンスケとマリ）を設定し直したこと（惣流→式波へ）