ニコニコ大百科

【物語の起点】
道路の向こう側に綾波（母親）の幻影を見る→ミサトが迎えに来る→綾波に会って使徒（父親）との闘いが始まる
【物語の終点】
ホームの向こう側にアスカ（恋人）と綾波（母親）とカヲル（父親）の幻影を見る→マリが迎えに来る→また逢うためのおまじないをしておいたアスカに会いに「行こう！」

つまり本物のアスカ綾波カヲルは駆けていった街の方にいる
起点→終点で母親が必要なガキから恋人が必要な大人に成長しましたって話

>>2851
凄い。そこまで考えてたのか…
確かに一つの説としてはありかもしれない。
あくまでも。

ただ、俺としてはアスカもシンジもお互いに
昔好きだった事伝えられて良かったなーくらいにしか
思ってなかった。何回見直してもそんな感想。
だから恋人…ってのは引っかかる。
お互いに昔好きだった事を伝え合って
それぞれ別の相手と別の道を歩む、
旧劇とは真反対のラストだと思ってた。

マリ関連は余りにも情報が少なすぎるから
もう何も言えない。

Q：マリとシンジが何処に向かって行ったんでしょうか？

A：先日残念ながら閉店した「喫茶らいぶ」です。

https://twitter.com/evangelion_co/status/1501181397645492232?s=19

二人の行き先にアスカは全く関係ないぞ

俺はてっきり仕事に行くんだと思ってた。シンちゃんスーツ着てたから。
サラリーマンの仕事っていわば現実の象徴みたいなもんだし、映画を観終わって明日からまた仕事に行く観客に「まあ現実もそう悪いもんじゃないっすよ」っていうエールを送るラストなんかなと……
ちょうどTV版の頃はチルドレンだった視聴者もいい歳した社会人になってるし

正直なんも説明しないで放り投げてる庵野も悪いやろ

自分はこの映画好きだけど
アニメにも現実にもうまく付き合えてる人にはこの映画のテーマ刺さんないんだろうな
オタクにも軽度のオタクとか重度のオタクとかいろいろあるわけだし

後半は色々言われるのも分かるぐらいには説明放り投げてるけど、やっぱり前半の村パートは本当に価値ある物だったよ。新劇の黒幕であるゲンドウの独白もシリーズ最終作として凄く大事だった。

ちょうど旧劇と対比出来る構造なのがまた良い。あの時みたいに無理やりシンジを戦わせる人は誰もいないし、そして周りに優しく支えられたシンジは自らゲンドウの所へ向かう事を決めたってのも。

後味は良かったし、前半の村パートは好きだし、ミサトさんやゲンドウ、カヲルやトウジとかのキャラの描かれ方は好きだし、One Last Kissも何度も聞いてるけど
マリ関連とかシンジの「エヴァのない世界を作る」という選択とか、メタフィクションに寄り過ぎた後半とか色々腑に落ちない点も多いし
多分粗探ししたり考察したりするとどこまでも穴が見つかるタイプの作品だと思うから、なんとなく「いいもの見れたな」って感情で終わらせてそこから深くは考えないようにしてる

むしろ後半は旧劇をはじめとした今までの視聴者突っぱねるような作風からは一転して丁寧に説明されてるやろって思った
全部説明しろ！って人にはそら説明不足なんだろうが元々が考察だのなんだので盛り上がってたシリーズだし、本作はサッパリとした後味だからあれこ考察するにしても各々が前向きに考えられて良いんじゃないかなぁ

初日見に行ったけど「どうせまた終わる終わる詐欺したり全滅からのループ再始動で俺たちの戦いはまだ終わらないなんだろ？」って思ってた身からすると
圧倒的説明不足と新用語羅列祭りだったとはいえ14年後のシンジちゃんがまたシンジさんに戻った上でゲンドウと殴り合って和解した上に世界そのものを作り替えて「完結」にもっていったのは驚いたよね。

ようやく見たけどゲンドウが世界をめちゃくちゃにしすぎてもうどうしようもないところまできてたから新世界エンドは必然だった。
シンジくんたちが大人になった世界でサラリーマンやってるのは長きに渡るエヴァの呪いから解放された象徴としては良かったと思うよ。
数年後同じ監督の仮面ライダーの映画でエヴァの特典ばらまいたことでエヴァに一番固執してたのは製作側だと露呈してしまったのはアレだけど。

・母の呪縛
・母がいなくてもいい世界に
・全ての母にさようなら

エヴァが母で使徒が父っていう基本設定すら理解されてなかったし
主人公のシンジとヒロインのアスカが親離れして結ばれましたっていうごく普通のエンタメの着地点だった事も理解されてなかったし
「最後のエヴァンゲリオン」に乗ったマリの正体にも、気付く人がもっといてもよかった
説明不足なんじゃなく説明が下手だった

最後に神木隆之介を起用した意味が分からなさすぎる
作品の締めのセリフを今まで頑張ってくれた緒方恵美さんにまかせるんじゃなくて、なんの関係もない人に任せるのは流石に失礼なのでは？って感じた
脱却とか卒業とかあるのかもだけどさぁ…

見た時は映像に圧倒されて凄かったという印象しかないけど時間が経って冷静に考えるとだいぶアレだなと感じる不思議な作品
でもしっかりと完結させたのは良かったと思う

なにが「さらば」だよこんなのじゃ全然納得できない
未だに制作スタッフが全然エヴァの模倣品作ってて全然サヨナラできてないじゃん
エヴァもはいはいハッピーエンドハッピーエンドみんなリア充の大人になれました〜ないい加減さだし

>>2865
エヴァという作品としてはきちんと締められたと思う。
問題は製作陣。
エヴァとサヨナラしたくせにエヴァと無関係なコンテンツでエヴァ擦ったらあかんよ。
シン・仮面ライダーの特典だけでもあれなのにジークアクスのなんちゃって初号機はドン引きしたわ。

さよならはまた逢うためのおまじないだよ
ちゃんと見てたの？
カヲル＝ゲンドウを明かした代わりにマリ＝キョウコを伏せた事も含めて、エヴァをこれからもよろしくねって作品だよシンエヴァは

ポストアポカリプスな世界でもかつての友達達が大人になってそれぞれ幸せを見出して生きてる前半にうるっと来てたから、結局リセットしちゃうラストは悲しかった

リセットはしてないんじゃないかな
シンジくんとマリが新しい世界に行っただけで、あの駅にいたレイやカヲルくんやアスカはあくまであの新しい世界の住人（最近のウルトラマンでいう並行同位体）であって、
俺らの知る敷波アスカはケンケンやトウジと一緒にあの村にいるんではなかろうか
まあシンジくんはもう二度とかつて同じ中学に通っていたトウジやケンスケとは会えないんだけど、涙で救えるのは自分だけだし

トウジとヒカリが大人になってやっと結ばれたように
シンジとアスカも大人になってやっと結ばれましたって話

「カヲルとレイ」がシンジの父母
「ケンスケとマリ」がアスカの父母
真希波・マリ・イラストリアスの正体は惣流・キョウコ・ツェッペリン

話の大事な部分は旧劇場版（the end of～）と同じだと思う
旧作が全滅エンドみたいな雰囲気だったのを生存エンドを強調してリメイクしたって印象

>>2863
シンジの手で話を終わらせたのにシンジが再登場するのは？ってのもあったかもしれん
文脈上シンジだけどもうエヴァの主人公ではないって意味だろうね

旧劇の全滅エンドをリアルタイムで観てトラウマ受けた人は雑でもいいからハッピーエンドが観たかったんだろうけど、

そうじゃなければ、突然理解のある彼くん彼女さんが生えてきて何じゃこれだからな

自分も自己憐憫をやめた程度で、「おっぱいが大きい」と気楽に冗談が言えるパートナーが欲しくて羨ましくて腹立つ

既婚者も、今までの俺の人生は間違っていないと虚勢と欺瞞に満ちてるから、そういう感情に肯定感与えるのが売れ筋作品ってことかな

生涯ぼっちの自分はマーケティングターゲットから外れちゃったな…

元々テレビシリーズからして、
引きこもり自己完結の否定のような……？

他人に干渉すると傷つく可能性があって怖い
怖いけど、じゃあ壁を無くして一つになる方がいいのか？
いや違う
自分は自分、相手は相手とわけよう
傷つくのが怖いから音楽プレイヤーで耳を塞いで干渉しないなんてのはやめて(＝アニメ見て引きこもりしないで)、
他人とは、話して落とし所見つけて、
うまく生きていこうね、という話

「干渉してないんだから責任は持たない」という無責任の否定であり、干渉して責任を負おう(他人を愛し愛されよう)ということ

全体的に面白かったとは思うんだけど村パートがつまらないのとレイの扱いが正直酷いと思う
あとマリって全体でシンジと関わったの短すぎるのと結局どういう人か全然わからないのがどうなのって感じ
あとこれは自分がミサトさん好きなのもあるけど第2の主人公でもあるミサトさんとシンジでくっついて欲しかったわ
最後に「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」って言う割に全然さようならしてないの制作側じゃね？って気がする