予告 全てに決着を付けるため、出撃するミサトとヴィレクルー。 全てに決着を付けるため、満身創痍のエヴァを駆るアスカとマリ。 全てに決着を付けるため、父ゲンドウと対峙する碇シンジ。 そして、シンジは決断する。 |
次回 シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| |
さぁ~て、最後まで、サービス、サービスぅ! |
続、そして終。 非、そして反。 |
概要
2007年から展開されているヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの第4章にして完結編。2020年6月27日公開予定2021年1月23日公開予定二度の延期を受けて遂に2021年3月8日より公開。英題(サブタイトル)は『EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME』。
タイトルがこれまで新劇場版シリーズで使われていた「ヱヴァンゲリヲン」から、旧来と同じ「エヴァンゲリオン」に戻されており、接尾語の段落表記も序→破→急(Q)を経て本作では音楽記号で”繰り返し”を意味する「:||」となっている。
上映時間は2時間35分(155分)と、これまでのエヴァンゲリオン映画の中で単作で見れば最長のものとなった(1998年に公開された『REVIVAL OF EVANGELION』は上映時間2時間40分(160分)とこれを超えていたが、そちらは『DEATH(TRUE)2』と『Air/まごころを、君に』の2本の映画を連続上映するものであり、それぞれの間には4分半ほどの「休憩」時間が設けられていた)。
沿革
公開まで
2012年の「Q」公開時より本作の製作および正式タイトルの発表があったものの、それ以降は本作に関する続報らしい続報は無く、加えて監督の庵野秀明も2013年にはスタジオジブリの『風立ちぬ』の主演声優として、2015年~2016年には東宝のゴジラシリーズ第29作目に当たる『シン・ゴジラ』の総監督として外部で働くなど、エヴァシリーズの制作から離れており、本作の具体的な制作状況も明確な公開日の目処も長らく不明なままであった。後に庵野は、2014年頃まで酷い鬱病にかかっていた事を告白している。
本格的な本作の情報公開が始まったのは2017年に入ってからで、同年4月には公式ツイッターにて本作制作のための打ち合わせの開始を通知、同年7月には公式サイトにキービジュアルイラストも掲載された。
2018年7月20日、前触れがない形で映画上映前の予告編において特報映像が劇場公開、26日にはキングレコードの公式YouTubeチャンネルで公開された。この時に『シン・ゴジラ』からの付き合いがある東宝、旧劇場版の配給元&『Q』の配給を行ったティ・ジョイの親会社である東映、そして制作するカラーの3社共同配給であることも発表された。これまでの3作がカラーとクロックワークス(『序』『破』)またはティ・ジョイ(『Q』)という規模が比較的小さい配給だったのに対し、3大映画配給会社のうちの2つの配給・興行網を使うことは話題となり、庵野も「両社のマークを映画冒頭に流せるのは長年の夢」と語っている。
そして、2019年7月4~7日までパリで開催されていた『JAPAN EXPO』において、同6日に実施された歌手である高橋洋子との『Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE』では、本編冒頭部分の「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版」が「シン・エヴァンゲリオン劇場版 0706作戦」として、フランス・パリ、日本(全国数ヶ所)など世界各地で同時上映された。
2019年7月19日、『シン・エヴァンゲリヲン劇場版』特報2が各劇場・公式アプリにて先行公開。YouTubeでも翌日公開された。
2019年12月27日よりグッズ付きムビチケカードの予約受付が開始。同時に公開日が6月27日に決定した。
しかし2020年4月17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により公開の延期が決定し「近日公開」に変更された。
これと同時に新しい予告ポスターが発表され、英題「THRICE UPON A TIME」が明らかとなった。
同社はまた、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて映画「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」、「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」、「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の3作を無料開放すると公式サイトで発表した。エヴァ公式アプリに加え、カラー公式YouTubeチャンネルでも公開される予定。「さらに、ご自宅で過ごす時間が長い今、より楽しんで頂けるよう、オーディオコメンタリー企画も進行中です」としている。
開放期間は公式アプリ「EVA-EXTRA」で2020年4月18日から30日午後11時59分まで。YouTubeでは4月20日から29日まで。
2020年10月16日、特報3の公開と共に、劇場公開日が2021年1月23日に決定したことが発表された。
全国の劇場にてポスター、チラシの掲出・設置も開始。チラシは公式アプリ「EVA-EXTRA」でも閲覧できる。
2020年12月25日、シンジ・レイ・アスカ・マリ・カヲルの5人が描かれた新たなキービジュアル、宇多田ヒカルによる主題歌「One Last Kiss」が使用された本予告が公開された。
2021年2月26日、二度の延期を乗り越えて公開日が2021年3月8日に決定した事が発表された他、本作のIMAX、MX4D、4DX版も同時公開と告知された。また同時にQ3.333及び金曜ロードショーのみで公開されていた本作の30秒間予告Q3.333版予告も一般公開された。
2021年3月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間、Amazon Prime Videoの公式YouTubeチャンネルとtwitterにて 『新劇場版:序、:破、:Q』同時視聴イベントが開催された。
2021年3月8日、日付変更直後より0706作戦に1分半の追加シーンを加えた「冒頭12分10秒10コマ」を公開。
公開、公開後
そして、2021年3月8日、幾度の延期を重ね遂に『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』公開。
同日、庵野秀明氏が自ら編集を手掛けた、主題歌「One Last Kiss」のミュージックビデオが3/9(火) 0時に YouTubeにてプレミアム公開された。
2021年6月12日よりラストランが決定。以降は一部カットの差し替えを行った「EVANGELION:3.0+1.01」バージョンが上映される(ドルビーシネマ、IMAX、4DX/MX4Dは3.0+1.0バージョンのまま)。
また、入場者プレゼントとして公式謹製36P冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」の配布も決定。これまで語られることがなく誰もが気になっていた“ヱヴァ:Qの前日譚”を描いた漫画「EVANGELION:3.0(-120min.)」が収録される。
2021年8月13日よりAmazon Prime Videoにてアップグレード版の「EVANGELION:3.0+1.01」配信開始。
2022年10月4日にDVD・ブルーレイが2023年3月8日に発売する事が発表。収録される内容は「EVANGELION:3.0+1.11」とさらにアップグレードされる。また、新作映像特典として「EVANGELION:3.0(−46h)」が別ディスクで収録される。
2023年3月8日に無事DVD・ブルーレイが発売。更なる特典として劇場公開時に入場者得点として配布された「EVA-EXTRA-EXTRA」収録の「EVANGELION:3.0(-120min.)」のモーションコミックも収録された。
楽曲
関連動画
本編(有料配信)
過去TVシリーズ+旧劇+新劇場版(配信状況)
- 配信状況一覧(エヴァンゲリオン公式サイト)各配信サイトの現在配信されている作品が表記されている。
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外部リンク
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