ニコニコ大百科

>>90
それは勿論知ってるし、その邦訳が叩かれてるのも有名だってのも知ってる
何が悲しいかって読み進めていくうちに、最初は驚いたはずの「俺様」でも違和感がないほど小物臭が酷いことなのよ

「この一人称のせいでヴォルデモートの恐怖が台無しになっている」って誤訳サイトで言われてるけど
そもそも元々威厳のある大物キャラじゃないし、詰め甘過ぎるドジッ子なせいで
「恐怖の闇の帝王」じゃなくて「アバダケタブラ連発する危ない人」くらいの怖さしか無い
百歩譲ってハリー取り逃がすのは相手が主人公だから仕方ない、で無理矢理納得しても
「屋敷しもべ妖精ごときが大した魔力持ってるわけ無いと思って放置してたら
俺様の知らない魔法使って生還され、部下に裏切られて分霊箱一個破壊されました」は流石に無い
もはやばいきんまんレベル

ローリングさんを批判したいわけじゃないんだけど、たまに書きかたによって
理屈は通ってるんだけどあれ？って思う事あるんだよね・・・
確かにヴォルちゃんは不死身で、最終戦の条件じゃないと死なないし、ヴォルデモートの怖さは
狂信的な信者を生み出したり巧妙な政治手腕も兼ねているのはわかるんだけど、
それでもハリーに倒せるようにかつハリーの話をよく聞いちゃうという無駄な聞き分けのよさの
結果ミネルバとキングズリーとスラグホーンがかかれば互角というしょっぱさが引き立ってしまった
他にもハーマイオニー、ジニーが訳も無く美人になったり、リリーとスネイプのロマンスを
重視して比重を重くするあまりジェームズやシリウスの悪い面ばかり引き立つ事になったり･･･
まあその辺は個人の見方にもよるけど、最終戦は物騒に言えばこのあたりでルーピン達を
やっちゃえばよかったのに･･･と思ってしまった。結局即戦力で言えば
ベラトリックスkoeeeeeeという気持ちの方が大きい

まさかこの方が平和の祭典に出席されるとは……

よみがえってうかれてテンション上がってる感じがあるが
「おじぎだ」は結構まともなシーンだと思うんだけどなｗ
でもハリーだけにさすならまだ悪役らしかったがトムもハリーに対して
ペコっておじぎしたのは礼儀作法とはいえシュールだったぞｗ

>93
びっくりしたねぇ、あれ
NHKの武田アナがはしゃいでたのが印象的

メリー・ポピンズにやられてたけど

　＋　　,　-―　 、　　+　　
　　／　　　　　　 丶　　　 +
　/　　　　　　　　　　ヽ　+
　i　　　_,,＿ル,,ｒｮｭ 、 　i ＋　
+|　　ィ == 　　　,==ﾐ 　|ｒ,.　　　
_|　　////ﾊ 　 ハ///.i;{　　　　
} ;　　　　/　"　'　 ヽ 　 |ｊ　　　　
λヽ　　　ﾄｪｪｪｪｪｲ 　　|.　
｀"i　　　 ＼ｪｪｪ／　　ｊ.　　　＋
　　i、　　 　 ￣　 　.ノ　　
　＋　 ｀ 　　,,___,,. ノ　　　　+

メリーポピンズは格が違った・・・

削除しました

>>92
“ミネルバとキングズリーとスラグホーンがかかれば互角”
奴が使っているニワトコの杖の忠誠はハリーにあったのだから、十分に技を駆使できていたか怪しい。
いうことを効かない杖で、魔法に卓越した教授方を相手してたのだから技量は相当なもの。

そしてハリーが1度自ら犠牲になることによって、リリーが死の間際にハリーにかけたのと同じ愛の魔法が。ハリーが守ろうとした人達にかかっていた。
ハリー自身が最後の決闘のおりに、そのことを指摘している。

ハリーを差し出せばお前たちに危害を加えぬと宣言した奴に、ハリー自身が進み出て死んだ。（実際には奴の魂の欠片の巻き添えで死にかけただけで、戻れる余地があったわけだが）
結果的に「危害を加えぬ」という約束を交わした、そういう言葉こそ魔法の源泉とうこと。
かつてハリーにかかっていた、ダンブルドアが手を加えたやつ程強力でないにしても。ハリー側を傷つけようとすれば、不運に見舞われて上手くいかない状態。

名前を呼んではいけないあの人とは、ヴォルデモート卿の事である。




クッソワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>98
別にテンプレでも情けない小物悪役でも、それならそうと扱ってりゃいいけどさ
こんな詰めの甘いドジッ子が全英を恐怖に震撼させたって言われても…って感じなわけよ
作中であんなに失敗、凡ミス連発してるくせに
「歴代最強最悪の魔法使い」「ホグワーツ史上最高の天才」「名を呼ぶことですら恐れられる」
とか無駄に大物扱いされても説得力無いし
なんか「ぼくがかんがえたさいきょうのまほうつかい(のスペック)」と「暗い過去を持つ人間臭さのある悪役」
の二つを両立させようとして見事にちぐはぐになった感じがする
やたらと忠誠心の無い部下が多いのは納得だけど

メタい話にまで発展させれば、念のため部下全員に真実薬使って、隠し事は無いかチェックすｒば
閉心術使ってるスネイプでも作戦を全部暴露させて終了、だったのにそれすらやらなかったのか？
もし「俺様の開心術は最強だから隠し事なんて出来るわけ無い」とか言ってたんなら本当にどうしようも無いな

正直言って、ヴォルデモートの最期はハリーを守ろうとしてヴォルデモートに殺された人達の愛によって魔法が跳ね返されたって形にした方が良かった気がする。
炎のゴブレットの時みたいにヴォルデモートの杖から殺された人達の魂が飛び出してきて、ハリーの盾となって守るとか。
折角、ヴォルデモートは愛に弱いって言う弱点があったのに。

てか、何となく予想できたんだよな。
ハリーが死の魔法を使えるはずもないし、そうなると跳ね返すくらいしかないし。

AAでｸｿﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗ

『私ではあのお方には届かなかった・・
　無念フォイ・・・。』（ガクッ）

復活後より秘密の部屋の日記のときの方がまだ強かった印象がある。
日記は剣とバジリスクの牙が無かったら倒すの無理だったし。

バトルや戦争がテーマでない小説のラスボスって時点で
強さがちぐはぐになるのは必然だったようにも思える。
主人公が戦闘能力をぐんぐん伸ばしていくような物語でもないし

>>105
即死魔法連発するより、大蛇を操るほうが魔法使いらしいし
見た目的にも強そうだったな

削除しました

>>107
まあ「邪悪で強大な力を持ちながらもどこか人間くさい」のがヴォルデモートってのはわかるけど、もう少し悪役としての凄みみたいなもんを見せて欲しかった
学生時代の話とか>>105-106みたいに完全復活を遂げる前は思慮深い大物感に溢れてたのに
いざ闇の帝王として現代に復活したらハリーと関わるたびに失敗しまくり、ってのはどうにかならなかったのかと
というかよくそんなgdgdやってて過去に英国を追い詰めることが出来たな、とも思ってしまうのよ
あんなにあっさりと簡単な方法で政権握られてるのを見ると元々魔法省もショボいんじゃないかとも思うけど
別に魔王であれ、とは言わないけど魔法の才能凄いね！としか評価しづらい悪役なのはどうなんだ、って話なの
こいつがもう少し凄い悪役で>>102が言うみたいに
「愛の強さを知らない」という最大の弱点を突かれる、みたいな展開だったら面白かったのに
ハリーのもっともらしい警告を鼻で笑って攻撃して自滅！じゃちょっと…
最後の最後までダンブルドアの手のひらで踊ってました、じゃちょっと…

っていうのが「日本人」の俺の感想なんだよ
ひょっとしたら英国人はこいつを迷悪役として大絶賛してるのかもしれないけど
別に日本人として、それも一個人としてそう思っちゃいけないわけじゃ無いだろ？
英国の文学だから英国人目線で見て評価しなきゃダメってのもおかしいし

削除しました

キャラの使い方の感性が根本的に日本と違うんじゃないかな
マルフォイは日本で言うシャアとかベジータポジションに居るのにあんなにアホで情けない失敗ばっかりしてるし、取り巻きもノータリンのあからさまな雑魚キャラばっか
ダドリー…というかダーズリー一家も全く愛されない系のDQNだしさ
いずれも日本的フィクションなら非常に美味しい立場なのに台無しになっちゃってる

削除しました

※111
悪役にファンがつくと、例えば飛影の様に見事な後付設定がついたりするのが日本だが、ローリング女史はその辺ドライだな
※110
アムロとシャアで例えるなら、グリフィンドールとスリザリンの方がそれっぽい気がする(NT的な意味で)

正直ヴォルデモートのアレさを手伝ってるのは訳の酷さだべ。「俺様」は酷い

　　　　 　　　　 三圭ミミミﾐﾐヾ ハ彡彡ﾐ}
　　　　　　　　　　三圭圭圭ミヾ　　,,-''ヾヾ彡
　　　　　　　　　三圭圭ﾐミ｀　 　　,,''--､　ヾ彡
　　　　　　,r´　三圭圭ミ{ ""-''' ,,,.( 　　)　ｲ)　　　　＿人人人人人人人人人人人人＿
　　　　(⌒)､　　.人三ミﾐ-(　　 )ハ､ー '.　 /　　　　＞　 　　 おじぎをしました　 　　　＜
　　　　 ＼. ＼　　　　 三!､｀ 彡n ィ' ヾ,　 }　　　　　￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^.Ｙ
　　　　　 |＼　＼ 　 　.　ﾊ　 　 ィｪッ> 　ｲ
　　　　　 |　 ＼　 ＼　 }　 ヽ　 ｀ ＝´　./　
　　　　　 |.　　 ＼　 　　　　 ヽ､　 　 _ノ　
　　　.　　 |.　　　|.＼_ノ 　　　　　｀""
　　　.　　 |.　　　|　　 | 　 　
　　　.　　 |　　　)　　.|　 　
　　　.　　 |　　　|　　.|
　　　　　　|　　 |.|　 .|
　　　.　　　|　　| .|　.|
　　　　　 ／ 　/ /　ヽ,
　　　　　(＿_ノ　 ヽ、__つ

というか、JKがポッターで扱いたかったのは魔法バトルじゃなくてハードなスクールカースト物なのに
そればっかりやってたら自身の経験が先行して超暗澹としてしまうから卿を出してるんだと思う
（ご近所物で締りがつかないから「隣町のいじめっこ」を出すような感じで…）
>>111
というわけでヴォルデモートもﾌｫｰｲもダドリーも、真性のイギリスっ子であるローリングが、
自身の経験を元に人生上のウザイ奴を登場人物の形でアナロジーとしたんじゃないかと思う
フィーリングでは凄そうでも肉体を持った瞬間ヘタレになるのはまさにそういうことなんじゃないかなと

福山ヴォルデモート（過去リドル）
石田ヴォルデモート（日記リドル）
江原ヴォルデモート（名前を呼ｒｙ）
全部ハマリ役すぎるわ
江原正士の「俺様」って言い方が無駄にかっこいい

まあ×１職無しの子持ち女性が生活保護を受ける傍らで書いてた
ファンタジーの皮被った心境吐露小説だからね。
悪徳が御近所の迷惑人レベルや、ニュースで伝え聞くイメージで止まってるのは仕方なし。

お辞儀様の劣化具合に関して俺は一応納得できたけどな。
闇の魔術に関わりすぎて一番大事な云々みたいなことをダンブルドアもくどいぐらい言ってたし。
闇の魔法で精神の変調をきたしたトムが、学生→分霊箱完成→一回死んで精神体→闇の魔法で肉体復活。
って感じにヤバい魔法使うたびにどんどん暴虐になったり疑心暗鬼になったりするのは意図して書かれてたんじゃないかと思って読んでた。ドラッグにハマった奴がおかしな事になってくみたいな感じで。

いやあ初期は情報量が少なくて「邪悪な魔法使い」「魔法界暗黒期の象徴」としか言われてなかったから凄そうにみえてただけで最初っからトムはトムっしょｗ
そもそも力を失った理由が古来より伝えられる愛の魔法を「愛なんて不確かなもので、それに基づく魔法などくだらん」と考えてただけで軽んじてたからだろｗ
>>101
正解だよｗｗ　俺様にわからないことなど無いと思ってたんだよｗｗ

ただ悪役としては、強固で邪悪な自尊心で人間を逸脱したバケモノとして俺は好き。心はバケモノでも、精神構造そのものは俺様から一歩も進歩してないところも実に良い。

サイコな悪役の中で、巻数を重ねるごとに小物臭が増していったのが残念。
個人的な悪役度数は4巻の復活シーンが絶頂期だった。その後はどんどん残念さが増してもうね……。

服従の呪文や「アバダ・ケダブラ！相手は死ぬ（笑）」放ったところで80~90年代当時の軍隊や特殊工作員なんかは色々とつかんでたんじゃね？とか思ってしまうぐらい呆れる。しかもこの人は非魔法族の科学の発達（年齢上、第二次大戦を知ってるはず）を直に見る時代に生きているはずなのに「マグルは俺たち以下」だの「マグル殺しは遊び（笑）」って……グリンデルバルドが嘲笑するのも無理ないわ。

日本だと悪役に人気が出て、時には悪役の枠を飛び越えてダークヒーロー的な扱いになることが多々あるけど、イギリスはそうでもないのかね。日本はそういう土壌があるからこそ、ラスボス級のキャラには何らかの期待をしてしまいがちだけど、向こうじゃ「悪はどこまで行っても悪で正義に倒されるべき存在。共感や憧憬の余地はない」って感覚があって、ああいうキャラ付けになっちゃうのかな