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帝国憲法上論にはこう書いてある
”朕カ現在及將來ノ臣民ハ此ノ憲法ニ對シ永遠ニ從順ノ義務ヲ負フヘシ”
「天皇の現在および将来の臣民はこの憲法に対し永遠に従順の義務を負うべし」
日本国憲法を「押し付け」として軽んじてるような人らは、こっちに従おうとしてるんじゃないの
草案では天皇の憲法尊重義務も削除されてるし、憲法は天皇が国民に下すもの、って扱いにまたしていきたいんでないかな

安倍総理が「民主党が結党してからかなり経つのに、
党内で憲法改正についての議論が進んでいない」と言っていたが、
自民党結党から60年経っても党としての改憲案がこの有様なことの方が問題だと思う。

>>2008
>>2009
そこから「意味ないから書くなよ」という当然のロジックが導かれるしなぁ
国旗国歌尊重義務と内心の自由の整合性はどうすんだよって問題もあるしな
内心の自由は例えどんな犯罪を思いつこうと思ってるだけならセーフっていう強力な規定だし
個人尊重の基礎概念でもある、ここに制限入れようとする当たりもう救いようないんだよなぁ

民定憲法なら、国民の義務を明記するのは間違い。
ただ一言、「全ての権利には義務が伴う」とだけ！

国旗国家尊重義務挿入だけでは変わらんかもしれんけど、
下位法で定められた義務を正当化する理由付けには使われるかもしれんね
公務員の政治活動が殆ど禁じられていた時って15条の「全体の奉仕者」が根拠の1つだったし
まあ、内心の自由で空文化されるかもしれないけど裁判所の傾向見るとそうなるか怪しい

再三にわたって、たった三分の一の議員の反対でって言ってんのね
昨日今日言い出したわけじゃないんだな、危険すぎる

外堀だけ、外堀を埋めるだけでござる

アメリカに憲法作ってもらった方がマシ
日本の政治運営をするにあたってアメリカ人＞日本の政治家

「全ての権利に義務が伴う」の意味すら取り違えてる奴らが多いのが現状
これを「権利と義務はバーターの関係である」と捉えてる奴ら多すぎ
「全ての国民が権利を行使できるよう、国家がその環境を整える義務を負う」というのが正解

改憲派がプライバシー権とか環境権とか盛り込みたい気持ちはわかるけど(この草案のことではなく)
現13条があまりにもオールマイティー選手過ぎて必ずしも必要、とは感じないんだよね

ドイツの憲法はその辺の詳細をしるしてあるけどね
逆に何回も改正されたのはそういう付帯に近い文ばかりだったりするのよね

本来なら憲法が国家を縛るものだが
ソビエトロシアでは国家が憲法を縛る

「国は、国民と協力して、国民が良好な環境を享受することができるようにその保全に努めなければならない。」

あえて本草案で環境権の話をすれば上の文だろうが、これを環境「権」と言うかどうかは…
自民党Q&Aも新しい人権の1つとして挙げてる（環境権という言葉は使っていない）けど、
「まだ個人の法律上の権利として主張するには熟していないことから、まず国の側の責務として規定」したと言う
こういう状況だから13条から環境権を導けるという通説を維持して改正には消極的という態度が生まれるんだよね
変に改正することでむしろ通説から後退するんじゃないかという心配を招いてる原因だわな
そう考えると改憲派にこの法案が叩かれるのは当然とさえ言える

>>2022
それはちょっと違うな
ソ連にせよ中国にせよ、正統性の順序は西側諸国と同じで
国民の総意→憲法→政府
ただし、国民の総意＝共産党になってるってだけの話

>>2024つロシア的倒置法

自民党を支持し憲法改正を求める者としても、この改憲案がそのまま通るとは思えないし、手直しがあちらこちらで必要なのに異論はない。
例えば…
『第三条　国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。
　　　二　日本国民は国旗及び国歌を尊重しなければならない。』
私は、国旗も国歌も尊重するが二の尊重規定はまるごといらないし、
二が無いほうのが美しい。こういうことを書くから突っ込まれるのだと言いたい。
逆に4条の元号は規定のみ示し簡素で美しい…これで、これでいいのだ。

現行憲法の歴史的仮名遣いを逐一直しているのはいただけない。歴史的仮名遣いのほうが格調高いのに。

>>2026
一旦この憲法案を破棄して一から作り直すくらいの“手直し”が必要だと思う。

>>2027
格調高すぎて、現代の一般市民にとっつきにくくなってるように思えるんだが
歴史的資料じゃないんだから、賛否はともかく全国民が理解しているべきだし、ある程度は分かりやすいほうがいい

必要なら前文だけ美文調にして、後は実用重視の現代仮名遣いでいい
芸術作品を作ってるわけじゃないんだから
そういったものは日本の古典等で示せばいい

はい、お久しぶりです。このスレの存在、完全に忘れておりました。
レスしときましょう。相手はどうせ見てないだろうけど、まあ一応ね。

＞＞ID: SrGPE99pTv
いやもうマジ、ええ……。

６８条が独裁禁止規定だって、本気で思ってるんですか？
明治憲法下では、首相が「同輩中の首席」だったこととか、 軍部大臣現役武官制だとかまるで無視してるじゃないですか。
明治憲法下と比べて、６８条は明らかに首相の地位を強化しているわけで。

あとですね、選挙を百年やらないなんて法律が違憲だなんてのは分かり切ってるんですよ。
問題はそこじゃない。論点は、法律が違憲だった時に、どうやってそれを是正するかという組織論なんですよ。
そんな違憲な法律を審査する権限が裁判所にはある。そしてその権限は、草案所定の緊急事態において何ら制限されてないって言ってるわけですよ。
だから、緊急事態における裁判所による行政統制権については問題がない、というのが法解釈的結論なわけです。
もし、問題があるというなら緊急事態には裁判所がまともに機能しないはずだっていう論拠を持ってきてもらわなければいけないわけで。

いやまあ、もうどうだっていいですけど。あなたが、現行憲法下の「解散」の意義すら理解してないことはとっくにバレてしまってるわけで。
今更、ある程度の法律論が聞けるとも思ってませんから。

>>2028
あとは無理に全文改正じゃなくて部分改正に留めるとかね。
(改正賛成派の中でも全文改正派は多数派ではなかったような)
>>2029
現行憲法は既に「歴史的資料」になってると思ふ。
７０年前の大戦直後の連合国や日本の理想、現実、善意、悪意、妥協や抵抗の結晶が、歴史的仮名遣いに正漢字で綴られ、今日まで一字一句変わらず運用されているとか…世界史的にも稀有なことだと思ふ。さながら生きる化石…シーラカンス憲法とでも言おうか。

個人→人みたいにこっそり変えてきやがるこわいんだよなぁ

>>2033
変えるからには意味あって、その意味がちゃんと説明されんには、
また合理的な理由が見えない限りは、不安にはなるわね。

自民改憲案の全体に纏う「説教臭さ」「(各種)恨み節」は本当どうにかせんと、支持する立場から言わせてもらえば余計な事を書き過ぎてるし、美観的にもよろしくないところが多い。
自民改憲案は大日本帝国憲法への回帰だ！みたいに反対する人がいるけど、読んでみると大日本帝国憲法には自民改憲案みたいな「説教臭さ」や「(各種)恨み節」めいたものは全くと言っていいほど無く、権利や自由にはそれぞれ制限が伴う事やその根拠(法律等)が簡潔に示されるだけで綺麗に整っている。

Q＆Aで自民党の意見を引きつつも、編者の妥当な意見もありバランスが取れた良い記事だねぇ
自民党結党して何十年。改憲改憲といいつつ、まだ憲法ってなんじゃらほい？というレベルなのが残念だ
差し当たりは改憲規定の変更だけであとは後世に任せた方がいい
改憲が現実的にならないと議論も現実的にならんよ

改憲規定の変更なんてまともな国がやることじゃないよ。

>>2035
改憲が「現実的」になったのってごくごくここ最近、
というか総理大臣が具体的な改憲内容や時期等についてはっきり言及するように、出来るようになったのって今年が初めてじゃないだろうか。…ここにくるまでも長い道のりだった。

>>2037
それだけ、現行憲法が優れていたという話でもあるね
無理に改憲する必要がなかったわけだから

自衛隊の創設の時点で解釈改憲やっててガバガバ状態なんだから、憲法の優秀性云々は的外れ

史実として、鳩山一郎率いる"日本民主党"の自主憲法制定論も日本国民の理解を得られなかった。戦争に懲りたとか、共産主義がいいとか、絹布の法被より米がほしいとか…
結局は、大日本帝国憲法ごと無視されたまま今に至っている