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守らせる人間、というのが何を指しているんでしょうかね。法の実効性、という議論は法律家から行政まで有史以来続いてきたと思うんですが、実効性のない法を遵守する意志が前提にないと無理筋でしょう。罰則もお構いなしに平気で踏み倒す輩を想定していないどころか、それを拡大する様な法規範は規範たり得ない、と申し上げている。

そりゃ警察組織だろう
殺人罪だってそれを遵守する意思のない人間はいるだろうがそれを逮捕して裁判所に引っ張って強制的に罰を与えてるんだから

だとすれば、法執行の主体を改めて考え直す必要があるでしょうね。警察だけに警察権がある訳ではないので、厚生労働省に麻薬取締部があり、労働基準監督署に逮捕権があるように、新設した部局に強制力を保持させる。命名するなら「救命危機管理署」とか。

ただし、当然のことながら本邦は法治国家なので、フランスと同じ様な国民合意が得られるかはまた別のお話であります。

まあそうだが
義務じゃなきゃやらんような奴はそのぐらいしないとやらん

不作為の認定に関する問題もあるけどフランスの事例は「認識しつつ」って話だから
これを日本に持ってきたところで結局のところ知りませんでしたで逃げられたら終わる気がするんだが

現状使うメリットがないからな

>>985
仕事より何の利益も生み出さない人助けを優先する人間は社会人としてどうかと思う

というか、フランスは人種や宗教宗派、格差に分断纏わることに関して暴動やデモ、果てはテロがある現代情勢だから、やはり背景を別に法律だけ持ってくるのは難しいでしょうな。

「アレする奴は射殺！死刑！」ってのはギャグ漫画のセリフでないなら、ただの机上の空論、暴論ですし。

あと、細かいお話ですが、逮捕しても立件して起訴するのは検察のやることですから、その辺りも認識しないと所謂「真っ当に生きる人」が窮屈になる世の中になりかねないと思います。

>>995
今なら監視カメラとかあるだろ

問題なのはリアルタイムにせよ、録画見直しにせよ、監視する方々が無能ならザル法も同然なんですよね。

実際の話、役人さんや政治家先生が「責務を全うさせる為にキチンと公的保障します、なので税金たっぷり上げますのでよろしこ」となるなら納得できるのかという訳で。

それはまた別の話だな

いや、実践の話は同じ話ですよ。前の繰り返しになって恐縮ですが、実効性のないものは「とりあえず、作っときゃええやろ」の精神になる。そもそも“そうでもしなきゃ(義務化)やらん奴”は「誰かに見られてるかもしれんからやめよう」の公共心はありません。たばこのポイ捨てする輩と同じ。

>>1000
仮に個人が素通りする現場が映っていたとして
それでどうやって個人の認識を証明するの？

タバコのポイ捨ても犯罪だが実効性が無いから犯罪じゃなくしろってことか？

＞タバコのポイ捨ても犯罪だが実効性が無いから犯罪じゃなくしろってことか？

違う違う、法の実効性としての前提たる遵法意識と執行主体についてですよ。法治国家と国民道徳の相互補完性について。厳しい罰則を設けても、それを踏み倒されたらってお話と、それを執行するにしても警察権を行使する者もまた人間ですってお話。

一応、申し上げておきますと、全部じゃないけどたばこのポイ捨てや路上喫煙は地方自治体単位の条例では規制されているところがあります。

いや違わないだろ
実際ポイ捨てはされまくってるし捕まることはほぼない

いやですから、実効性を成立させる上での遵法意識と執行権を持つ主体についての話ですって。犯罪として、ないしは厳罰化しても違法行為とされる当該行為が減らなきゃ手段と目的が倒錯、本末転倒でしょう。先日のお話でもした様に、警察権を持つ存在を現行の警察に補わせるのか、もしくは新設するのか。

それにあなたのご指摘に沿うなら、罰金付きの条例でポイ捨てが止まらないのなら、それ以上の罰則や厳罰化を行う以前に、そもそも犯罪としての規定が抑止力になるのか法治国家としての議論が必要でしょう、と。

別に警察がやっても組織を新設してもいいんじゃね？
どっちでもいいわ

では、論点は「救護行為の義務化は社会契約として妥当か」でしょうね。

尤も、法学者にしても政治家にしても、国民世論もそれを短絡的に扱えると思っているほどおバカさんじゃないですから、慎重な議論になります。

知らん　
だがそれしかない

念の為、AED使用義務に関する判例については、新潟県長岡市の訴訟における最高裁判所のソースを置いておきますね。

https://www.asahi.com/articles/ASL2R3SB2L2RUBQU00Q.html
学校でのＡＥＤ使用義務めぐる訴訟、両親の敗訴確定

https://allabout.co.jp/gm/gc/223747/
現行法じゃ見殺しが罪になるパターンは限られてるね
これをもうちょっと範囲広げるとしても
罰則化までは難しく結局有名無実化する気しかしないな

よく確認したら上の記事20年も前だな
ただ内容自体は現在でも通用するっぽい

一般的ではなかったって書いてあるし今なら勝つだろコレ

長岡市の一軒は教師だったというのが要因でしょうね。
それを偶然居合せた一般の通行者に義務付けられるのか、という。だから、社会契約のお話になる。

少年法改正もパパパッと決まったしこの国そんなできた法治国家じゃないゾ
一部が反対してそれでおわりゾ

そもそもそんな法律作る必要がない
助ける助けないは個人の自由、それで何の問題があるのか

そもそも「救命は義務にすべき！」って意見が大勢じゃなきゃそんな法改正無理だし
仮に大勢がそれに同意するような社会ならそもそもそんな法律の必要性が薄いという矛盾

身も蓋もないお話「義務化にあたって税金上げます」で納得する方がどれだけおられるのか。