アデーレ・バルフェットとは (アデーレバルフェットとは) [単語記事]

この記事は、「原作（既刊）」のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

アデーレ・バルフェットとは、境界線上のホライゾンの登場人物である。CVは大橋歩夕。

名前	アデーレ・バルフェット
所属	武蔵アリアダスト学院
種族	六護式仏蘭西人
HN	貧従士

武蔵アリアダスト教導院に通う、従士階級の少女。代表委員でもある。信仰は旧派。（貧乏なのはそれも関係がある）

金髪眼鏡で性格は明朗だが背丈も胸も金銭的にも貧しい残念な子。
役職付きは役職名でそれ以外は「～さん」。と呼ぶ眼鏡無しだと物をまともに判別できないほど視力が弱い。

従士として保証金をもらいながら1人暮らしをしているが、様々な事情により貧乏な為（こらそこ胸が一番とか言わない）建築系のアルバイトを中等部からこなして生活費を稼いでいる。なお、自宅での勉強はネットから世界情勢なども見つつ、真面目に行っている。

早朝の武蔵艦内をランニングで三周するのが日課で、顔見知りも多く、密かにケダモノファンや自動人形のファンが付いており、遊んでくれると誤解した武蔵の野良犬や放し飼いの飼い犬たちによる壮大な犬トレインが見られる。それとは別に、彼女の走行距離を“日々の計測”として記録の価値としている自動人形も多い。

食事は自炊派。箸を使わせると使い方が微妙。肉はつまめるがサトイモのような滑るものは刺して食べ、スプーンやフォークが使えるのなら迷わずそちらを選ぶ、そちらの方がミトツダイラ並に達者な使い方が出来る。菓子などは果物、ウエハース、シュークリームやエクレア、ビスコッティ、マカロン等六護式仏蘭西由来のものが好み。

両親は六護式仏蘭西の出身で既に故人である。ただ、亡くしたことよりも、いろいろ教えられた記憶を“物語”のように捉えている。失った代わりに受け継ぐという意味をよく理解し、礼儀正しく義務に対する使命感が強いが、正義漢ではなく、率先的な行動を取ることもない。

身体のサイズに合わないブカブカの制服を着ている理由は、父親が残してくれた機動殻の大型ハードポイントに制服のハードポイントを合わせるためである。

また、ほとんど落ち込まず、危機に陥っても常に“どうにかせねば”を考え、追い詰まっても、落ち込んで何もしなくなるようなことがない究極のポジティブ思考をしている。

余談ではあるが、父親の故郷は“武蔵王”ヨシナオ公がかつておさめていた地で、アデーレの槍にはその地の紋章である野獣の紋章が刻まれている。

戦闘方法

解りやすく言うと武蔵のメイン盾。

父親から受け継いだ古い設計思想である防御重視の女性型機動甲殻「奔獣」を用い、皆の盾として活躍する。

高速起動重視の時代において“守る”必要から防御力を捨てず、寧ろ固くするに固くした機動甲殻は符を追加することによって力を増す滑空弾（符一枚で、厚さ二十センチの石壁を貫く。この時は四枚符が追加されていた）を喰らっても無事であり、弾は明後日の方向に飛んでいった。

二発目を喰らっても無事であり、本人はこの時に「後二十発も受けたら上面装甲がイク（要約）」と言ったが、この発言は敵方をとても嫌そうな顔にさせた。（符も力を使う）

もともと足の速さでは武蔵の中でも速い方なのだが、「奔獣」を着込むとその重量によって機動性が失われてしまう。それゆえ、戦場ではペルソナ君に持ち運んでもらうのが常となっている。
攻撃方法としては槍を保持した右手首を肘まで後退させて術式火薬で射出、目標をパイルバンカーするというステキ機能がついているが実戦で使われる機会がなかった。が、上司であるネイトの銀鎖による移動射出によって更なる機動力を確保、音速超過で相手にパイルバンカーを叩きこみ、攻撃の主力となりうるまでになった。

※第1話のキャラクターコメンタリーでネタにされていた。

この他にも機能としては

着用すると相田みつを風の妙ちくりんな今日の標語が表示される
操作をすることにより小部屋のようにして内部に引きこもれる。
（中はちょっとした小部屋のようになっていてゲームなどもできる）
緊急脱出ジャンプが出来るよう。

なお機動殻の槍はアデーレ用にカスタマイズしたものである。

奔獣は上にも書かれているがアデーレの父親から受け継いだものであり、アデーレが二年生の時にようやく機動殻の免状を取り、（武装であるため使うためには免許が居る）皆にお披露目されることになった。しかし、奔獣は十年ほど、武蔵内に補完されたままであり、ボロボロになっていた。（機動殻は通常でも家一件分ぐらいの値段はする）。お披露目は中止となった。

そして大抵はどうしようもないと投げ出してしまいそうになる中、アデーレは諦めなかった。たった一人で奔獣の修理を開始したのである。修理に必要な資格も取り、彼女は頑張った。

また、ネシンバラがブリッジ不在の際には、臨時の指揮官として指揮を執ることもあった。その際、持ち前のポジティブ思考から丁字戦法もびっくりな機動を行ったりしている。

武蔵の艦長達による評価ランキング三位（ネシンバラより遥かに上扱い）。一般生徒ではあるが従士階級であるので、戦闘時に守備隊への指揮権を持っている。