イヴ・サンタクロースとは (イブサンタクロースとは) [単語記事]

「イヴ・サンタクロース」とは、Mobageにて配信されているバンダイナムコゲームスのソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するサンタクロースである。



	タイプ：パッション ☆☆★★★
	年齢：19歳
	誕生日：12月24日（山羊座）
	身長：165 cm
	体重：44kg
	3サイズ：81-56-80
	血液型：B型
	趣味：煙突探し
	利き手：右
	出身地：グリーンランド
	CV：松永あかね

「うぅ…寒いですぅ～。どうしてこんなことに……。う、うぇ～～ん!!もうすぐクリスマスなのに…プレゼント全部盗られちゃったぁ～!…ぐすっ。………??あの～、あなた様はどちら様でしょうかぁ?」

概要

「あ､暖かいですぅ～♪ 拾ってもらった上に、こんな素敵な衣装まで…うぅ、プロデューサー。
本当にありがとうございます～!!私、これまで以上に頑張りますからぁ～!!」

2011年のクリスマスイベント限定のランキング報酬として登場。それがSR［聖夜の使者］としてであったため、カッコのないいわゆる「無印」のカードが存在しないアイドルの一人。

グリーンランド出身の19歳でホンモノのサンタクロース。ブリッツェンという名のトナカイ（と呼ぶにはいささか奇怪な生物）を連れている。
プレゼントを盗まれ路頭に迷っていた（状況は後述）ところをスカウトされ、失ったプレゼント代を稼ぐため、アイドルとサンタの掛け持ちをすることになった。
シンデレラガールズという作品が年月を重ねるにつれて非現実的な設定・描写を控える方向に進んでいる中で、彼女がホンモノのサンタクロースであるという設定はあくまで「真実」として扱われ続けており、「よい子からのお手紙」を持参したり、ソリに乗って夜空を駆ける様子（という体の撮影、などではない）が普通に描かれたりしている。

容姿の特徴としてはやはり異国情緒溢れた白髪金眼、そして困り眉が挙げられる。
間延びした口調が示すようにおっとりしたのんびり屋。そして根っからのサンタ気質であり、人を喜ばせる仕事という点では似ているアイドル活動にも積極的。また、プロデューサーへの恩返しというのも一つの大きな動機になっている。

その露出度

路上に（多分）全裸でみかんのダンボール箱にくるまり暖房代わりのブリッツェンに抱きついているという衝撃的すぎるビジュアルで初登場を果たした（[聖夜の使者]特訓前）。プレゼントはおろか服まで盗られているとはどういうことなのか。ここは本当に現代日本なのだろうか。LIVE バトルで衣装を奪われたのではないかという説もある。
特訓後も特訓後で、サンタに相応しい衣装を着られたと言っても胸の谷間を強調した上着にショートパンツという結構アレな代物。

そして2回目の登場となる[渚のマーメイド]ではサンタ帽と昆布（本人は水着と称している）のみという、これまた伝説的な格好。そして、このカードに対応するシンデレラガールズ劇場は昆布が波にさらわれて貝でカバーするという非常に際どい貝……回だったのだが、公開後しばらく経ってから非公開になり、以降のナンバリングが繰り上がって事実上抹消されるという異例の措置がとられてしまった（書籍第1巻では通常話と別枠で収録）。以降も性的な描写が修正される例はあるが、回ごと消滅したのはこれきりである。なお、特訓後は本当に上だけ貝状の水着姿。
後に、2019年 6月に公開された劇場 1306話では、イヴと関係ない会話の中で「昆布みたいな水着」の話題に発展したらイヴが突然登場し「うっ頭が」状態になる、というメタネタが登場している。

3回目の登場[温泉郷の救世主]も、温泉なので特訓前はバスタオル（それも背中丸見えでお尻のラインが浮かび上がったかなりセクシーな姿）、特訓後もほぼ水着並の衣装となっており、3回登場してまともな服を着ているイラストがないという圧倒的露出度を誇っていた。
4枚目であり初登場から約2年後の[ハッピーホーリーナイト]特訓前でやっとまともに服を着ているイラストになった。

それ以降は平均すれば標準的な程度の露出度に収まっているのだが、[極楽天女]/[ごきげん天女]では浴衣が思いっきりはだけていたりして、無防備で羞恥心が薄い様子は見られる。
ただし[渚のマーメイド]では「ドコ見てるんですかぁ～」といった人並みに意識のある発言もしているのだが（いや昆布水着は誰だって見るわ）、以降はあまりそういう反応は見られない。

その待遇

同時に初登場した望月聖、直後に初登場する鷹富士茄子と並ぶ「季節ものアイドル」であり、初登場時から上位報酬やガチャ SRとしての登場が続く一方で、特に2014と2015年は各クリスマスシーズンに1回しか登場しないという、登場回数で言えば明確に恵まれない待遇だった。
2016年以降は偏った傾向は抑えられており、2016年 7月に初のR[ホーリーガール]が登場してからは通常通りの約半年間隔での登場となっており、SRも入手の容易な報酬枠で登場する機会を得ている。

ちなみに、［聖夜の使者］は当時上位報酬枠が少なく（10位まで2枚、100位まで1枚）、希少価値で言えばトップクラスのカードだった。現在では復刻が重ねられており、入手難度は大分低くなっている。

他のカードでの登場

[渚の天使]神崎蘭子の後ろに小さく映っている。ポーズ的に見切れた可能性が高い。

[聖夜のプレゼント]小日向美穂では窓の外でブリッツェンと共にプレゼントに喜ぶ小日向美穂を見守っている。

本人ではないが、[ｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰ]荒木比奈が抱いているプレゼントの中に彼女とブリッツェンのぬいぐるみがある。

デレステ

スターライトステージにおいては、「12月orクリスマス合わせで実装されるのでは？」と期待されるが、結局2015年の12月にはブリッツェンが「Snow Wings」のステージ背景に登場しただけに終わった。
ならば未実装アイドルも少数になってきた2016年の12月には――と思いきや11月9日のアップデートで実装された。もう一ヶ月待てなかったのか、あわてんぼうのサンタクロース。
レアリティはNで、貴重（当時時点）な入手しやすいイヴである。

イラストは本家最新の[ホーリーガール]のもの、立ち絵の私服は[ハッピーホーリーナイト]準拠でちゃんと服を着ているが、モバマスでの経緯そのままな出会いのコミュではしっかり（？）専用の立ち絵でダンボール姿を披露した。

そして12月22日にはクリスマス合わせで早々にSR[ハッピーホーリーナイト]が実装される。元々背景の遊びが盛り沢山なイラストであり、それがデレステに実装されたということは背景が横に広がったということで……とても書き切れたものではない量のネタが詰め込まれている。

2017年はボイス無しSSRも増えてきたところで、12月にはイヴのSSRが来るのではないかと期待したイヴPも多かったが、クリスマスを前に12月の恒常SSRが出揃い、残念ながら出番なし……
と思いきや、クリスマス合わせのクリスマス楽曲イベント「冬空プレシャス」の2Dリッチ MVにまさかの登場。チラッと登場、どころではなく大サビで現れて歌唱メンバー3人を乗せたソリを率いるという結構な目立ちっぷりである。もちろんブリッツェンも登場してソリを引っ張っている。

2018年は、12月に入ってから「デレぽ」でイヴ絡みの会話が活発化したため、すわフラグかと界隈が沸く。デレぽで丹念にフラグ立てしてからのSSR登場はそれなりに例があるため今年最後の恒常PaSSR枠に期待が集まったが、そのフラグは見事成就。ただし、タイミングとしては恒常なのに異例の単独限定SSRで。
この[ミラクルホーリーナイト]は、年始の[福を呼ぶ舞姫]鷹富士茄子と同系統の性能（センター効果で貰えるルームアイテムは異なる）で、当時の茄子に続いて2例目のボイスなし限定SSRとなる。

特訓前のイラストでは望月聖、井村雪菜、クラリス、千川ちひろ……と人の一人くらい入りそうな謎のプレゼント箱が映っている。もちろんブリッツェンもいる。
この面々は、聖は言わずもがな、雪菜はイヴ・聖と同じイベントで初登場、クラリスは初SRが翌年のクリスマスイベント、という「クリスマスつながり」である。箱は知らん。

2019年は、12日開始のシンデレラキャラバンの報酬としてデレステ初出SR[聖なる夜のその前に]が登場。イラストでは成宮由愛、古賀小春、市原仁奈、浅利七海という比較的年少な面々に囲まれ、特訓後はこの4人が聖歌隊（後ろ姿）となってイヴは指揮者を務めている。様になっているが、特訓エピソードの発言を見るに別に経験者などではない様子。
また、この直後には雪菜と聖のSSRが登場しており、聖のSSRと同時にクラリスのSRも登場したため、昨年の面々が12月に勢揃いした。

Stage for Cinderella

2022年～2023年にかけて開催された総選挙「Stage for Cinderella」。それにおいて、イヴはDグループに入ったが、結果は6位で本選進出に僅かに及ばなかった。ここからボイスを獲得するには各ブロック10名ずつ、合計40名によるプレイオフを勝ち抜き、その上で本選で上位5名に入るしかない。
その後、敗者復活をかけたプレイオフで1位に入り本選最後の1枠を手にすると、本選では出口調査で圧倒的1位を叩き出す。
そして6月5日の結果発表で、なんと8252071票で1位となり、ボイス獲得並びに第11代シンデレラガールの栄誉を勝ち取ったのである！
ボイス無しからの総選挙 1位は、実に第4回の塩見周子以来8年ぶり3人目であり、それまでの最高成績が第2回で速報に入った程度でその後は箸にも棒にも掛からない有様であったことを考えると、まさに大下剋上といえる誰もが予想だにしなかった結末であった。