グリムアロエは、ゲーム『クイズマジックアカデミー』と『ボンバーガール』、『麻雀ファイトガール』に登場するキャラクターである。担当声優は長谷優里奈。
中黒を入れて「グリム・アロエ」という表記もある。
『クイズマジックアカデミー THE WORLD EVOLVE』にて初登場。暁の賢者たち(QMAの生徒キャラクターのこと)をベースに作られた存在「エボルグリム」の一人であり、アロエを基にしたエボルグリム。
グリム・マラリヤと共に登場し、トーキョー各地に瘴気を発生させる楔を設置していた。『THE WORLD EVOLVE』での戦いの後は、トーキョー世界の「守人」となるべく、オリジナルたちと共に魔法を学んでいる。
自分の欲望のままに行動するいわゆる「悪い子」で、常に人を挑発するような言動をするが、自身を認めてくれたオリジナルであるアロエには心を開いている。初登場時はハルトやレオンを「おにいちゃん」と呼んで誘惑していた。なおグリム態は蝙蝠のような姿になり、普段から角や羽、尻尾が付いているのもここから。
オリジナルのアロエが絶対にやらないであろう言動をするため、元々ファンの多かったアロエの人気も手伝い、エボルグリムの中でも屈指の人気キャラに成長した。現在における「メスガキ」キャラブームの先駆けともいえる存在である(エボルグリムはいずれもオリジナルとは真逆のキャラ性もあってか、登場当初はどれもかなり個性が際立っていたキャラであったが、今ではキャラ属性として一般化したものも少なくない)。
公式サイトのキャラクター紹介では当初説明文があるだけで、誕生日や好き嫌いなどのプロフィールは載っていなかった。現在や出張先ではプロフィールの詳細が追加されてきており、特にオリジナルのアロエへの好意がどんどん強くなっている。出張先の麻雀ファイトガールでアロエについて語りだすと早口になるほど。
人気のためか、オリジナルを差し置いて、2018年稼働の『ボンバーガール』にゲスト参戦した。さらに2024年には『麻雀ファイトガール』にも参戦している。出張先や公式漫画の扱いによると、すべてのグリムアロエは同一存在のようで、特にボンバーガールとQMAの世界間はたまに行き来している様子。
2025年春のイベントで期間限定とはいえプレイヤーキャラとして使用でき、同年秋に稼働開始したQMA緋のアルカディアでは条件を満たせば恒常的に使用可能になった。
後述の通りボンバーガール側でフィギュア化企画が進行していたが、QMAの水着バージョンも製作され、2020年8月に発売された。これを記念してQMAでもボンバーガールと同じ作者による漫画がSNSに掲載された。一部の絵は同日更新のボンバーガール漫画と共有している(手抜きとか言うな)。分身とはいえ体はアロエと同じなためフィギュアを見たアロエは赤面しており、グリムアロエはそれをなだめようとおろおろしていた。なおこの漫画に使用した写真は実際にスタッフが社内で撮影したもの。
クイズマジックアカデミーの世界からまさかのグリムアロエが参戦!
自由奔放ないたずら少女はボンバーバトルの舞台をかき乱しあざ笑う!
2018年8月18日開催の稼働前プレミアムイベントでお披露目された3人目のコナミコラボキャラクター。QMAキャラクターは2017年のJAEPO発表時点で参戦がほのめかされていたが、それから1年半経ってようやく正式に実装となった。そもそも参戦発表時点でもまだ稼働していなかったのだが。
参戦タイミングでQMAコラボイベントが開催、彼女専用アクセサリーやQMA制服(アロエデザインではない共通服)がイベント報酬として用意された。
これに、QMA時代から生意気ガールとの付き合い方に一家言あるお兄様方を信者とせしめていた彼女の参戦には大きく沸き立った。
そうでなくても少ない初期の筐体(稼働当初全国に120台ほどしかなかった)に長蛇の列を作り、僅か30枚の彼女が印刷された限定e-amusement passは大捜索され、一時期のボンバーガールの検索予測には彼女の名前や『メスガキ』なる文字列が出てくるなど話題に事欠かない(なお近年は本家QMAや出張先で多くの種類のe-amusement passが作られている)。
ホビージャパンからサキュバスとチアガールを掛け合わせたオリジナルデザインでフィギュア化が企画された。2019年9月にはその衣装がボンバーガールに実装された。自身でデザインから生産まで手掛けたらしく、そのひたむきさに涙を流したマスターもいたとか。このサキュバスチアコスは他のキャラクターも着るようになっている。
あまりにもボンバーガールで彼女をプッシュしているからか、彼女をボンバーガール出身と勘違いするプレイヤーは後を絶たない。念のため書いておくが、グリムアロエはQMAのキャラクターである。
性格は原作通り。チャットボイスには相手や味方を挑発するような台詞が多く用意されているので、チャットを多用する場合は注意。
ボイスの2人称は「おにいちゃん」になっており、破壊力が更に増している。一応SNSでは「おねえちゃん」という呼称も使用している。
一部のSPボイスは人によってはご褒美になってしまうだろう。更にSP1ボイスでダメ男製造機に変貌。その台詞が明らかになって以降、そのボイスを獲得するためグリムアロエのランクを上げようと躍起になるおにいちゃんが増えたとか。
とはいえ、此処はボンバーガール、公式漫画の底抜けのおバカな雰囲気では折角のセクシーさは発揮されず、どちらかというと常識人枠とか不遇枠とか…
グリムアロエ お前もまた ブロッカー…
実際コラボキャラの中でも群を抜いて悲惨な目に遭っており、暴走しがちなガールたちを横目にドン引きする描写がされていることが多い。その描写のためかコラボキャラの中で漫画の登場回数は最多。またオリジナルに送った手紙では「こっちには来ないほうがいいよ」と警告、後に追加されたSPボイスではボンバーガール世界に遊びに来ようとしたアロエを「こんな奇人変人コンテストみたいなところに来ちゃダメ!」と必死に止めている。本家の新作稼働開始に合わせてQMA世界に帰ろうとしたところ、シロとシロンにアロエを人質に取られ、ボンバーガール漫画のキャノンボールに強制参加させられている(しかも他のキャラはチームを組んでいたり高性能機を使っているのに彼女だけいかだで一人旅)。
クリスマスの水着イベント告知の際は思いっきり凍えていたが、宣材のためのプロ根性で写真写りだけはなんとかしていた。しかし翌年のクリスマスでもイベント復刻という扱いで2年連続冬に水着を着せられる羽目になり、モノローグでオリジナルにメッセージを送ってしまう程に凍えている。水着以外にもほぼ毎年冬の薄着イベントで被害に遭っており、この時期に限ればボンバーガールキャラたち以上のイベント出演率。この経験からか2019年当時まだ水着の恐怖を知らなかったパインを心配しており、自分と同じ被害を受けないよう願っていた。だがその願いもむなしく2020年3月にパインの水着も実装、凍えながらグラビアを撮る現場に涙を流しながら居合わせることになった。このため、この漫画でも数少ない良心枠に数えられる。恐らくQMAでの彼女しか知らないプレイヤーが聞くと驚くことだろう。ボンバーガールでの扱いを見るとオリジナルが参戦しなかったのは正解と言えるのかもしれない。オリジナルは度々漫画に友情出演している。
CVを務める長谷優里奈はグリムアロエ参戦が発表された直後に自身のツイッターでボンバーガールをプッシュしている。本人のブログによると、継続役以外の声優業を休業している状態ではある中、スタッフに声をかけられて出演が実現したとのこと。また本稼働後にアカウントを作成してプレイしており、無事にグリムアロエも入手している。本人曰く「一番グリムアロエが合っている」とのこと。それもどうかと思うが…。
| ステータス | HP | BOMB(初期 / 最大) | FIRE(初期 / 最大) | SPEED(初期 / 最大) |
|---|---|---|---|---|
| 特大 | 2 / 3 | 1 / 4 | 2 / 5 | |
| スキル | スキル1 (使用可能レベル) |
スキル2 (使用可能レベル) |
追加スキル1 (使用可能レベル) |
追加スキル2 (使用可能レベル) |
| ウォールマジック (Lv1) |
チャイルドプレイ (Lv5) |
ラブドレイン (Lv3) |
ラブランド (Lv4) |
特徴:グリムアロエはブロッカーの中でも、
敵を翻弄するのが得意なボンバーガール。
ボムをブロックに変化させて敵の行く手を阻んだり、
敵をミンボーに変化させて侵攻を邪魔しよう!
(公式サイトより)
ボンバーガール内ではブロッカーという、ソフトブロックを設置したり拠点のダメージを回復させる能力を持つロールになっている。そのブロッカーでも最もテクニカルな立ち位置にいるのが彼女。
設置スキルによる進路妨害がウリで、何より他のブロッカーが苦手とするボマーキラーができるのが長所。
特徴的なのは、自他問わず隣接したボムをソフトブロックに変える「ウォールマジック」。
これによりL字に曲がるようなブロック配置が可能である他、ボマーがスキルで繰り出す危険なボムをブロック化して不発にできることがボマーキラーと言われる由縁。
ベース周辺の築城は自分が設置したボムを変化させる手間があるものの、リスポーン埋めや、閉所の繊細なブロック配置が得意。
欠点は、各スキルは設置型で、ちゃんと範囲内に入らなければ効果が無く、決定打が無い。
上手く使えば遅滞効果を見込めるが、『踏まれなくてもよい』ほどのベストポジション・タイミングはそう出くわさないためスキルが腐りやすい。
ブロッカーとしての仕事も手間が多く、ブロッカーとして独り立ちするには"グリムアロエ職人"ともいえる理解と練習が必要。まさに魔性の女そのもののじゃじゃ馬ぶりである。
施設回復スキルは「ラブランド」のみであり、これはガチャのみの獲得。
実装直後の盛況を除けば、これが実装されるまでブロッカーとしての頭数に入れてもらえなかった。まさかこれほどの人気キャラが不遇を長く託っていたとは思うまい。
ブロッカーはスキルテクニックによるスコア加算が大きいが、グリムアロエはスキルを活用してもあまりスコアが加算されないため、攻撃に参加しなかった場合はリザルトでチーム4位になることが多い。彼女を使ってスコアが低いからと言って、必ずしもゲームで活躍できなかったとは言い難い。
掲示板
38 ななしのよっしん
2025/10/26(日) 17:56:50 ID: B4Ch7l9iHN
存在だけ知っててメスガキ概念の先駆けというか始祖でボンバーガールの顔って認識だったけどボンバーガールじゃなくてクイズのゲーム出身だったのか…
39 ななしのよっしん
2025/10/31(金) 00:02:02 ID: 2kwszBHVpy
元のキャラとゲスト出演の2つの意味でで本家よりも有名になってしまってる
40 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 17:51:00 ID: innyAKkMWH
公式「ボンバーガールと麻雀ファイトガールとQMAが夢のコラボ!」
グリムアロエでもうやっとるやろがい!って総ツッコミくらってるの笑う
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 14:00
最終更新:2025/12/06(土) 13:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。