サーカディアとは (サーカディアとは) [単語記事]

サーカディアとは、1999年 1月14日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPSのゲームである。

最大の特徴はアドベンチャーゲームであると同時に恋愛シミュレーションゲームのゲーム性も併せ持ち、会話や戦闘によって仲間（パーティ）との信頼度を上げることで、シナリオ・エンディングが変わっていく。信頼度の低いキャラクターは敵となって立ちはだかるという異色のシステムを採用している事だろう

キャラクター同士で関係している(幼馴染み、元恋人など)場合もあり、対象キャラを仲間にしているとお互いに驚くイベントが発生する

現在は中古もしくはゲームアーカイブスでしか手に入れる方法は無いが隠れた名作なのでやってみよう

ミニゲームは対戦可能で使用キャラは主人公+イデアイベントというものをクリアしたキャラのみ(のはず)。特定条件を満たしてクリアすると弘一(晃ではない)が使えるようになる。一部のキャラは特定条件を満たすと別verが使えるようになる(服の違いや眼鏡の有無など)

物語

海底都市ブルージェネシスに怪物・ナイトメアの噂が流れる。それは世界崩壊の予兆をはらんだ真実だった。覚醒してナイトメアと戦う力を持った高校生・片山弘樹は自分と同様に覚醒した仲間を探すことになる。

メインキャラクター

片山弘樹(かたやまひろき): 声：檜山修之; 主人公; 心因性記憶障害を患っており、それにより忘れている記憶が物語に深く関わってくる; ナイトメアを倒しまくって覚醒しまくると晃戦でナビとの協力技が使える; ナビによって超能力が覚醒したと思われるような流れになっているが、実は幼い頃には既に覚醒していた(上記の記憶障害によって忘れている); 能力のイメージは光る天体

男性キャラ

保坂良太(ほさかりょうた): 声：田中真; 超簡潔に書くと優美のストーカー; 真面目に書くと勇者を目指しており、優美を守るために力を使うことに決めた少年; 能力のイメージはおもちゃ
五十嵐啓介(いがらしけいすけ): 声：井上和彦; とあるイベントで強制的に仲間になるキャラ; 仲間にしているとナイトメアを撮影するミニゲームが発生する。ナイトメアは一定の動きしかしないので特定のところで待ち構えれば難易度はかなり低いが、追いかけて撮ろうとするとかなり高くなる; 沙夜香とは元恋人の中; 能力のイメージは炎
影守聖(かげもりひじり): 声：三木眞一郎; 仲間にしておくと6月20日のとあるイベントで出てくる; 6月21日のイベントの対象外のため、遠慮なく仲間にしよう; 仲間にしていると薬の調合を手伝わされるミニゲームが発生する; 能力のイメージは氷。使用技は全て全体攻撃で他のキャラよりも消費が激しい
速水健吾(はやみけんご): 声：速水奨; 瓦割のミニゲーム中にこんにゃくを投げてくるお茶目さん; 守とは幼馴染; ミニゲームは上、中、下のいずれかに飛んでくる瓦を割るというもの。難易度はそこまで高くない。こんにゃくを叩いたら少しの間飛んでこなくなるというペナルティが存在する; 能力のイメージは大地
大塚守(おおつかまもる): 声：緑川光; 研究オタクで食事する事すら忘れるほど; 健吾や要とは幼馴染; 仲間にしているとミニゲームが発生する。後半では猶予時間が短くなり、複数発生するため難易度はそこそこ高い。パーフェクトを取ると結晶化を見ることが出来る; 能力のイメージは雷(スパーク)
桐生院綾彦(きりゅういんあやひこ): 声：置鮎龍太郎; 深雪と電車に座ると強制的に仲間になる; その場合6月21日の対象の有力候補となる; 能力のイメージは和風
竜門要(りゅうもんかなめ): 声：関俊彦; 実家に仕送りしており、常に金欠の為バイトばっかしている; 仲間にするととあるイベントでピザを運んでくる; 能力のイメージは風

女性キャラ

朝倉優美(あさくらゆみ): 声：白鳥由里; おそらく6月21日以降に一番最初にイデアイベントを起こすキャラ; 色んなものを持ってきてくれる(これによる能力増加などはない); 6月21日のイベントの対象外; 好感度が下がりにくいので注意; サンドイッチ作りのミニゲームが発生するが、同じ具材で完成させたりするのはどうなんだろうか; 能力のイメージは常緑樹
如月美海(きらさぎみみ): 声：紗ゆり; 弘樹と同じく心因性記憶障害を患っている; 猫を捕まえるミニゲームは本編ではビアンカを捕まえれば結果に関わらずパーフェクト扱いになる; 能力のイメージは炸裂
桐生院深雪(きりゅういんみゆき): 声：矢島晶子; 生粋のお嬢様で世間知らずで綾彦の妹; 実は主人公とは従兄妹の関係だったりする; 仲間にしていた場合はストーリ上でイデアイベントが発生する(任意におこすことも可能だが放置していても強制的に発生する); 能力のイメージは幻
杉浦泉(すぎうらいずみ): 声：安達忍; 音楽科に属しているが占いが得意; 能力のイメージはタロット
乾沙夜香(いぬいさやか): 声：勝生真沙子; 優美や弘樹の担当の先生; 能力のイメージは宝石
矢沢麻衣(やざわまい): 声：長沢美樹; 水泳好きな子; 親友に恋心を抱かれているが気づいていない; 仲間にしていると蛙(のおもちゃ)を取るミニゲームが発生する; 能力のイメージは水
篠原智美(しのはらともみ): 声：井上喜久子; 音楽科で天才ピアニスト言われている; 能力のイメージは霧(ピアノ線もある？)

その他

ナビ: 声：高山みなみ; いきなり押しかけて弘樹と強制的に共生することになった高次元意識体; 曰く「人間だったころの記憶はないが大切な人を守るために世界を守る」とのこと; いきなり弘樹に押し掛ける(攻撃出来ない優美はともかく、啓介や良太のように開始時点で既に覚醒していて力も使っているのがいるので本来ならそちらに向かうのがベスト。使い方を忘れてる弘樹よりかは良いはずである)、『カオス』という単語に聞き覚えがあることなどから弘樹の父親である可能性がある
片山茂(かたやましげる): 声：大塚明夫; 弘樹の叔父で天涯孤独となった弘樹を引き取り育てた人物; 昔のことを聞くと嘘話でごまかしたり、選択肢で女の幽霊の事を聞いた時の反応などからおそらく全部知っていると思われる
御剣恭太郎(みつるぎきょうたろう): 声：堀秀行; ブルージェネシスの科学庁の長官; ものすんごい外道で秘密に近づいた者を片っ端から殺している; 最期は晃に殺される
御剣晃(みつるぎあきら): 声：堀秀行; 恭太郎の養子; 正体はタナトスに寄生されている弘樹の兄「片山弘一(かたやまこういち)」本人である; 最終的にはタナトスが倒され、弘一が弘樹と共生したことによりイデアが消滅し、肉体も消滅した
影守真由香(かげもりまゆか): 声：白鳥由里; 聖の妹で現在は入院中; 生霊となり出歩いている
上条里香(かみじょうりか): 声：井上喜久子; 麻衣に恋心を抱いている百合っ娘
片山清一(かたやませいいち): 声：大塚明夫; 弘樹の父親; タナトスに殺され、遺体は家ごと燃え尽きた
片山葵(かたやまあおい): 声：榊原良子; 弘樹の母親; 一応生きているが生命維持装置により強制的に生かされた状態になっておりタナトスに利用されている; 最終的には生命維持装置を破壊したことにより死亡する; ちょこちょこ出てくる青い全裸の女性は彼女である
桐生院茜(きりゅういんあかね): 声：なし; 深雪の母親; 龍神を呼び戻すために深雪を生贄にしようとしている

設定

覚醒者: ナビがよく言葉にする単語; 基本的に弘樹やその仲間たちの事; カオスとも呼ばれている
超能力: 上記の者が使える不思議な力の事; ナビ曰く「みんな力を使える」とのことなので『一般人』も覚醒が進めば超能力が使えると思われる(事実終盤とはいえ一般人にもナイトメアが視認出来るようになったりしている)
イデア: 深層(表層？)心理のこと; 眠っているときに来たりする
意識体: イデアにいる本人のこと; 肉体が滅びて少し経つと高次元意識体に進化する事が出来、ある程度自由に世界を行き来できるもよう？; その際人間だったときの記憶があるほど元の姿に近くなるもようで葵はほとんど人の姿だがナビは文字通り動物の姿となっている
ナイトメア: 意識体の一種だが弱すぎるために長く存在出来ないため覚醒者の肉体を奪いにくる; 奪う方法はイデアにいる意識体を喰らう事だが、ホントに喰うのかそれとも意識体を攻撃して消滅させるだけなのかは不明; イデアイベントでも負けた場合はナビによって強制的に連れ戻されるのでホントに詳細不明; 実はイベントのみのナイトメアが存在する