チャージマン研!「戦慄!悪魔の病院」とは (チャージマンケンセンリツアクマノビョウインとは) [単語記事]

「戦慄!悪魔の病院」とは、テレビアニメ「チャージマン研!」のエピソードの一つ。
工場廃液回として有名。

概要

チャージマン研!の第36話。DVDでも同じく第36話となっている。

取り分けて可笑しい！というようなものがある回ではないが、奇形児などが登場する(絵は登場しない)ため、キッズステーションでの放送では叶わなかったかわいそうな回。

主な登場人物

あらすじ

100年後の日本、とある(普通の)病院。
ここでまた新たな命が生まれた。小躍りし喜ぶ父親。ピョコピョコと変なSE。この踊りは後に無意識ステップとか呼ばれたりした。しかし看護師の様子がおかしい。

不審に思い分娩室へ駆け込む。恐る恐る赤ん坊の入ったカゴを覗いた父親は絶叫した。
生まれてきた子供は奇形児だったのだ。直接描かないあたりがまだ子供向けアニメの良心を感じさせる。

病院の調理室。そこではベルトコンベアの上を流れる料理にどこか怪しい調理婦の女達が廃液を注いでいた。
そこに医師がドアをやけに強く開け入ってきた。彼によると調理室で作られている食事は指示通りのものでないらしい。廃液入りの緑色に変色した料理が指示通りであってたまるかい。また、この食事を食べた病人や妊婦の様子がおかしいという。見るからに怪しい料理だが何の疑問も感じずに食べたのだろうか。

医者が問い詰めると女達は正体を表す。その正体は地球を狙う侵略者、ジュラル星人だった。
彼女らは料理に仕込んだ工場廃液で生まれてくる子供を奇形児、「ただのガラクタ」にして地球人を全滅させようとしていたのだ。エグい作戦だがなんだか回りくどい。

逃げ出す医師を殺害し、料理を運ぶが病室はもぬけの殻だった。
困惑する女達の周りで高らかに響く笑い声。我らのヒーロー、チャージマン研だ！
本編開始から2分10秒経ってようやく登場。もう半分弱だ。
目の前で大胆にチャージングＧＯ!!最初からしとけばいいのに。

柱が崩れたりする程の戦いを経て勝利した研。しかし狙われている病院はここだけではない。結構大規模な作戦だったようだ。急いで次の病院に向い、わざわざ窓を突き破って突入、戦う。
3院目では廃液の入った容器を蹴り倒し、廃液を女達に浴びせた。
すると女達はみるみる溶けて苦しみながら消えていった。食べていてよく生きていたものである。

ジュラルの魔王は円盤からこの「マッドグリーン作戦」の失敗を宣言し、悔しがりながら去っていった。
作戦名に深い意味はあるのだろうか。

こうしてチャージマン研の活躍で病院に平和が戻り、健康な赤ん坊が生まれていた。
泉家の皆は笑顔で見守る母親(初登場)の周りで赤ん坊をあやしていた。
研はニュースで奇形児の事を知りピーンときたという。
バリカンが赤ん坊をあやしているとバリカンの顔面におもらしをし、ドッと笑う一同。