この記事では、テレビアニメ「チャージマン研!」に登場する兵器について解説する。
スペクトルアロー
研の着ている服。冒険王版チャージマン研!では「チャージマン服」と呼称されている。
光を浴びている状態で「チャージングGo!!」と叫ぶと変装する。
変装すると服の柄などが変化し、また、各装備が装着される。耐熱服にもなっている。
なお、暴漢やタイガー・Mを倒せる強さは研の地の強さだとか。
BD冊子では企画書の段階の設定が明かされており、それによると変装時に「V」の部分に全く光が当たらないと一切の機能が停止してしまうと言う決定的弱点を持つ。
また、星の光の様な極めて微弱な光線でも吸収できれば機能するとも特筆されており、本編でのマッチや火花を利用した僅かな光量での変装はこうした設定が基となった描写と思われる。
ただし、企画書では研は超人ではないごく普通の少年だとされており、超能力者と言う設定となっている本編でどこまで設定が維持されているかは不明。
装備
- アルファガン
- ジュラル星人との戦闘でメインに使われる光線銃。麻酔銃にもなる。
資料によっては「アルファーガン」とも。詳細は当該記事参照。
- ガドロシューズ
- ジェット噴射で空を飛ぶ事が出来る靴。本編内では名称は明かされない。
「カセット式ジェット噴射ぐつ」なる代物らしく、5分位の分の燃料をカセットする構造のようだ。
また、靴底は磁石になっているらしい。
いざという時には攻撃にも利用可能。
主に敵地に飛び込む時や攻撃をかわす時に使われる。
- ビジュームベルト
- 変装時に中央部が回転するベルト。通称「虹裏ベルト」。
ビームを発射したり竜巻を起こして攻撃可能。 ベルトの白い丸はスイッチらしいが、何のスイッチなのかは不明。
「研がこれを身につけると超能力を発揮できる」との記述がある資料もあり、研の能力の根底に関わる装備なのかもしれない。
詳細は当該記事参照。
- ブルーマスク
- ジュラル星人の光線をも防ぐ事が出来る丈夫なヘルメット。
耐熱・防弾となっており、前面のガードは開閉可能。本編内では名称は明かされない。
棒状の突起が左右に付いており、設定画によるとこれはアンテナらしい。
同じナック作品の「アストロガンガー」にて主人公のカンタロー少年が装備しているヘルメットには通信機能があるが、こちらには特に何らかの機能があるという描写は無い。
スカイロッド号
研の乗っている飛行機のような乗り物。戦闘機らしい。
空中は当然のことながら水中や地中に宇宙空間でも活動出来る。
ジュラル星人の円盤も空中、水中、宇宙空間で活動しているので、これに対抗するためにここまで万能になっているのかもしれない。
アフリカに日帰りで行ける程の速度で飛行可能。
呼ぶと研の元まで飛来したり、時には独りでに飛んで来たりと、ある程度の判断能力と自動操縦があるようだが、操縦は簡単そうで難しい模様。
かなりの頑丈さを誇り、バリカンの操縦で墜落してしまっても全く故障しなかった他、建物や旅客機に突っ込んでもへっちゃらである。
ジュラル星人との戦闘においても、ジュラルモンスのビームで方向制御器をやられた以外では特にダメージは受けずに活躍している。
装備
- 回転リング
- スカイロッドの上部に付いている輪のようなもの。
通称「フラフープ」。「アンテナ?」等と書かれる事も。
回転していたり止まっていたりして、止まっているときは手抜きなのではないかと噂されることもあるが、稼働条件自体が謎に包まれているという。
設定画では後方に何かが出ているようなエフェクトが描かれている。
- アルファ光線
- スカイロッドの前方から発射できる光線銃。
アルファガンよりも強力とされており、アルファガンの時点で相当強い事から非常に強力であると思われる。
- 超光線銃
- スカイロッドの腹部前方に格納されている光線銃。
輪状のビームを前方に放ち広範囲に展開する円盤を一撃で葬った異様に強力な武器。
- 秘密の穴
- スカイロッドの下部にある、ボルガ博士が落とされたあの穴。
操作パネルのボタンで開けられる。
用途は不明らしい。
- エアクッション
- ジュラルモンスに方向制御器をやられた時に使用。
スカイロッドの前部から高圧空気を噴射する。
回転しながら落下していても安全に着陸する事が出来る。
- ストロングレーザー
- 冒険王版チャージマン研!に登場。
正面窓から発射される強力なレーザービーム。
- 着陸装置?
- 名称不明ながら、下部にピンク色の構造物が付いている。
普段は格納されているが、着陸時には四隅から脚が出る。地面及び水面に着地可能らしい。
中央部に見える出張った構造物は突起部分が伸び、地面をバウンドして走行可能との事。
その他
地球側
- ガリバー光線
- 原子力をエネルギーとして作られた光線。
小さな星なら微塵に砕け散ってしまう程の巨大な力を持つ「ものすごいやつ」。
- アトスメヒ
- 正確には兵器ではなく癌細胞を消滅させる特殊光線。拳銃のような形状で、引き金を引くと青い火炎が吹き出す。医者である博が使用するのだが、パワーアップすれば生物はドロドロに溶けてしまうと言う恐ろしい代物。これで尋問を受けたK-11号の運命はお察し下さい。
本編での発音が「アトスミヒ」に聞こえる為、そう表記される事が多い。
- ジェット機
- 地球防衛軍の戦闘機。ジュラル星人の円盤とも戦える性能を持つ。
スカイロッドと同様にこれも水中で活動でき、絵コンテでは「海中を飛ぶ」と表現されている。
ジュラル星人側
- ジュラル星人の円盤
- ジュラル星人が普段使用している青い円盤。
その形状から「バトルドーム」と呼ばれる事もある。
4つの突起部があり、そこは出入口になっている他、ビームの発射部も存在する。
頂上部はガラスで覆われた小さなドーム状になっており、 そこからもビームを発射する。
移動手段や攻撃の他、地球人の移送などにも使用される。
冒険王版チャージマン研!ではアニメ版より細長い形状をしており、ロボットに変形しジュラルの魔王が操縦した事もあった。
- 潜行艇
- 第13話「対決!海底都市」にのみ登場するジュラル星人の乗り物。
アルファ光線にも一発耐えてみせた。
- 魔王の円盤
- ジュラル星人の海底基地であり、ジュラル星人の円盤も無数に収容している程の巨大さだが、最後には円盤として自在に飛び回り戦った。
その巨体で体当たりをするなどし善戦するが、アルファ光線一発で墜落する。
- ジュラルモンス
- ジュラル星人の作り出したロボット兵器。
詳細は当該記事参照。
- パスカル光線
- ジュラル星人の作り出した光線。ワチョワチョという独特な音が特徴。
- 時限爆弾伝送テレビ
- 物体をテレビを通して送り込むことが出来る。
これを使って日本の重要施設などを爆破していた。
- ブラック
- 時限爆弾伝送テレビを利用して送り込まれたロボット。
関連項目