『バッテリー』とは、あさのあつこによる児童文学作品、及びそれを元にしたメディアミックス作品である。
教育画劇より1996年から2005年にかけて単行本全6巻、2007年に番外編『ラスト・イニング』が刊行された。角川文庫と角川つばさ文庫からも刊行されている(ただし角川つばさ文庫から『ラスト・イニング』は現在刊行されていない)。イラストは佐藤真紀子。
タイトルのバッテリーとは野球用語である投手(ピッチャー)と捕手(キャッチャー)の二人を指す言葉で、本作はピッチャー・原田巧とキャッチャー・永倉豪のバッテリー二人を中心とした物語である。
野球が題材になっているが、勝ち負けやトーナメントを勝ち抜いていくといった要素は薄く、野球を通した登場人物たちの関係性や心情描写に重きを置いている。
舞台は作者の出身地でもある岡山県の架空の市、新田市。心情描写とともに豊かな情景描写も特徴。また、登場人物の多くは岡山弁を話す。
作者のあさのあつこは『バッテリー』を始め、『晩夏のプレイボール』や『グラウンド』シリーズなど野球を題材にした小説を多く執筆している。
2000年に青春アドベンチャーでラジオドラマ化。主演声優は宮野真守。
月刊Asukaで2004年12月号よりコミカライズが連載されていた。作画は柚庭千景。2010年から約5年休載していたが2015年8月号より連載が再開した。連載再開とアニメ化に伴い、コミックの新装版も刊行された。その後、再び長期休載し2022年9月号にて完結。
2016年3月17日に行われた「ノイタミナプロジェクト発表会2016」でテレビアニメ化されることが発表。2016年7月より「ノイタミナ」枠にて放送開始。キャラクター原案は『青い花』や『放浪息子』の志村貴子。コミカライズ版とはビジュアルが異なったものとなっている。
上記のコミカライズとは別に、キャラクター原案の志村貴子による漫画が月刊コミックビームの2016年7月号より連載している。
2016年7月14日より「ノイタミナ」枠にて放送。全11話。同枠では過去にあさのあつこ原作の『NO.6』を放送している。
巧役の内山昂輝は2年前のノイタミナ作品の卓球アニメ『ピンポン』にて主役を務めている。 豪役の畠中祐は前作『甲鉄城のカバネリ』に続いての主演となる。
時には互いに衝突しながら、
二人一組の「バッテリー」として成長していく。
エンディングテーマは2曲ともカバーであり、原曲アーティストは「明日、春が来たら」が松たか子、「若者のすべて」がフジファブリックである。
掲示板
15 ななしのよっしん
2020/06/01(月) 13:19:47 ID: fvARaZWRam
>>2
ドラマじゃなく映画や アニメはカイトと遊馬のバッテリー
アニメ版は吉貞出てるんやな…
16 ななしのよっしん
2021/01/31(日) 19:43:55 ID: BQc0/5UwTO
アニメは部活、野球部の抑圧感が異様に強調されててすっごい息苦しいなあ
部活モノのアニメでもここまでのはなかなか見ない記憶
17 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 23:10:26 ID: zsXahGbbaj
漫画版どうなってんだろうと思ったら最終10巻出てたのか
掲載ペースさえしっかりしてたらなぁ…
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最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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