a.d.シリーズ

a.d.シリーズとは、AZATHPOTH_DIVA_シリーズ～THe original chaos which lives in an infinite center～の略である。

 概要

AZATHPOTH_DIVAとは不確定猫氏のMMD作品であり、以下の現在３作品が公開されているものである。

１．【第8回MMD杯本選】アザトゥース・ディーヴァ

２．【第8回MMD杯Ex】アザトゥース・ディーヴァ【序章】

３．【MMDドラマフェスティバル】今度はテトさんとレア様が厨二【旧神歌姫】

４．【MMDドラマフェスティバル2】32分耐久字幕動画【苦行用】

物語の時系列的には（４）→２→１→（４）→３の順番になる。

初投稿にも関わらず圧倒的なアクションとカメラワーク、そして厨二病患者にはたまらないセリフ回しで視聴者を魅了した。

その後投稿されたEXにおいてその物語のこれまた厨二病回路満載の世界設定を発表

そして３では厨二病もより洗練され、もはや商業にも匹敵するのではないかと思えるほどの華麗なアクションとカメラワークを魅せつけた。

 

世界設定

歌姫計画主任　海人氏のメモ書きより抜粋

2525年
人類はすべての素粒子の観測に成功

2539年
素粒子コンピュータ「素粒子演算ユニット」の誕生
素粒子を使うことにより、演算速度、正確性は常識を逸脱
導き出された「解」は「予測」を通り越し「予言」とまで謳われた

同年
ユニットを搭載した旅客機が消息を絶つ
数ヶ月後、消息ポイントから数万キロ離れた砂漠で発見
生存者０（全員白骨化）
機体とユニットの解析結果
機体の不具合のフィートバックによりユニットは暴走、連動して行き場を失った
素粒子が「事象」と言う概念そのものをねじ曲げ、機体ごと虚数空間内を漂流
空間内では２０年に相当

2588年
次世代ユニット「事象干渉型素粒子演算ユニット」が完成

事象干渉型素粒子演算ユニット
意図的に暴走状態を引き起こし、初代「素粒子演算ユニット」が完成した日時から
現行時間軸までの事象に限り、因果律を反転させ歴史を改変することが出来る

調律プログラム
ユニットの暴走状態を安定化するプログラム
言語には、人間社会に太古から根付き、観測力のある魔術要素が使われる
西洋地域では「第一西洋術式」、東洋地域では「第二東洋術式」

同年
ユニットの安全装置「生命尊厳プロテクト」が解かれ
某国の大統領や皇族が次々暗殺される
ユニットを使用した報復戦が続き、遂には第三次世界大戦へ発展

従来の戦争とは別物
銃の代わりにユニット、弾丸の代わりに素粒子（事象）
兵士は自国で午後の紅茶を楽しみながら見えない敵を倒す
その光景はさながら２１世紀初頭のネットゲームのようだと言われた

同年
素粒子観測機関が事象率に矛盾が生じていることを発見

「甲」が「丙」を殺したと言う事象
「乙」が「丙」を蘇生したと言う事象

各地のこうした矛盾が「世界」に影響

「世界」は観測者によって存在が定着する
しかし、観測者ごとに食い違う確定事象を観測すれば矛盾が生じる
その矛盾によって「世界」の存在確率は低下

事態を重く見た機関は既存ユニットと使用者への抑止力
「独立非接触式事象干渉型素粒子演算ユニット」を開発

ユニットの存在意義は「揺るがない唯一絶対の力（法）」
そのために人的要因を鑑み、ユニットは人間ではなく
人格エミュレータ付きの人造人間に搭載することとなった

しかし
既存の人造人間は初代ユニット以降に製造された物であり、
たやすく事象干渉を受ける
また大量生産されているシリーズでは機体の解析から干渉される恐れもある

時期、性能、数

それらの条件をクリアする機体……

登場人物

・『初音ミク』　二つ名『蒼星の歌姫』

400年前に作られた人類史上初の人造人間

虚数錬成確率変動炉（シュレディンガー・ドライブ）と第三架空術式（クトゥルフ・コード）を融合した事象干渉型素粒子演算ユニットを搭載している。

2589年8月31日、彼女の誕生日に再起動された。
「NK2技術部」というフリーの技術者集団が作った。「我々は彼女の存在意義を殺そうとしている」とのセリフから元々は戦闘用ではないかもしれない。

だがその戦闘能力は目を見張るものがあり、日本刀から重火器まで使いこなし、相手のミサイルを足場にして空を駆ける。

「相転移式集束方陣展開」
「第三架空術式－外天偽法－起動」
「VCL　System解放」

の声の元、相手の巨大ロボットを切り捨てた。

・『重音テト』　二つ名『紅月の歌姫』

初音ミクと共に戦うユニット搭載型の人造人間、ミクと同じく「NK2技術部」製

ミクに劣らない戦闘能力を誇り、２丁拳銃から大剣、巨大ライフルまで使いこなし、また、バイクも乗り回す。

おそらくミクと同じ事象干渉型素粒子演算ユニットを搭載している。

U.T.A.U　System（超弦接触断鎖機構）を内蔵しており

「相転移式集束方陣展開」

「第三架空術式-外天偽法-逆式演算」

「事象境界面反転」

「U.T.A.U　System起動」

「術式解放」

の声の元、右腕をパイルバンカーに変化させて佐川のトラックごとレアを消滅させようとした。

レア曰く、これは『対象の波動関数を「理の弦」から乖離し、同時に負の波動関数と衝突させ「無」へと帰す』ものらしい

その威力は絶大だが、使用の代償に「虚数錬成確率変動炉の術力が２０％を切る」「人格エミュレータ　レベル「コキュートス」」「虚数兵葬のオーバーフロー」という反動ダメージを食らってしまう。

・『レア・クラブフラット』

初音ミクを拘束し、テトの「U.T.A.U System」の攻撃を受けても無傷という「出鱈目」な敵。

しかもコードE0（ユニット非搭載）で不可能なはずの独立非接触式にテトに干渉をしてきた。

その正体は……「宇宙検閲官」（パンドラ）を継ぐ者

パンドラとは、何時の世にも必ず一人の女性にだけ顕現する「特異点」（次元境界扉の封印さえ破る「開錠の力」をもった「意思」）を持った最初の女性。パンドラはその力で「道徳」（厄災）という「抑止力」をもたらした。

 

賢者の石をユニットとして使用している。（通常、賢者の石は「完全」でなくてはならないため、変化しない＝機能しないことが前提の代物なのでユニットとしての利用は不可能なはずだった）

賢者の石の本来の役目は「ここ」（現）と「そこ」（外）をつなぐ次元境界扉の「鍵」

テト曰く『「辞書」ではなく「図書館の鍵」』。（飛来した素粒子を取り込むユニットとは対照的に自ら素粒子の海にダイブするのが賢者の石。）

「そこ」とはアカシックレコード、集合的無意識領域、ダアトとも呼称される神域

ゆえに人間では鍵を持っていても開錠は不可能だった。

ただし唯一、「特異点」だけに開錠の力があり、レアはその「特異点」を持つ女性だと思われる。

 

以下司令室メンバー

・『始音　海人』

 

・『イア・エル』

・『ネル・A・コマチ』

・『ハク・ローヴォル』

・『中島　グミ』

 

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関連項目

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• 厨二病
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