Wolfenstein: Enemy Territory

Wolfenstein:Enemy Territoryとは無料のマルチプレイ専用FPSである。

概要

2003年に公開されたゲームで、元はReturn to Castle Wolfenstein(以下、RtCW)の拡張パックとして
開発されていたがシングルプレイの開発が難航してしまい、開発中止となった。
先に完成していたマルチプレイだけが公開されたObj志向型のゲームだ。

だだのデスマッチ等の撃ち合いではなく、MAPごとに目標（オブジェクト、Obj）が設定されていて
1MAP、30分程度の制限時間以内に攻め側は目標を達成することで、守り側は目標達成を阻止することで勝利となる。

洋ゲーではあるが日本でも公開から5年経った今でも人気は衰えていない。
フリーゲームではあるが元が製品用に開発されていただけに完成度も高い。
またMODも多数存在しておりTrueCombat:ELITE等のトータルコンバージョンMODも存在する。

Expとスキル

このゲー面白い所はＥｘｐとスキルである。
ゲーム中、画面の右下にはＥｘｐとスキルレベルが表示されている。
スキルは左からBattlesence、Lightweapon、そして各クラス固有のスキルである。
これらがレベルアップすればどんどんと有利になっていくぞ。
例えばメディックなら初期の予備弾数が０のところが増えたりとかだな。

武器

サブマシンガン（トンプソンorMP40）

最も一般的な武器と言っても差し支えないだろう。

しかし侮るべからず。変態の持つSMGは一発一発が恐ろしいのだ。

SMG最強伝説。

 

ハンドガン（コルトガバメントorルガーP08）

これまた一般的な武器。メインの武器の弾が尽きたらコイツでも使っておけ。
なおLightweaponのレベルが上がったら二挺同時に扱うことが出来るようになる。

ナイフ

マジで最後の武器。
しかし慣れてくるとコイツだけでも生き延びれる。
背後に気をつけろ、そいつはお前のケツを狙っているぞ。
気が付いたらｱｯｰ!

パンツァーファウスト

無反動砲のはずがロケット推進。通称パンツ。
威力は高いが効果範囲が狭い。
固まっているところを見かけたらとりあえずぶっ放せ。
そうすりゃ敵は一気にイッてしまうだろう。

モバイルMG42

携行型のMG42電ノコ。
男ならバイポッドなしで突っ込むべし。
ﾎﾞﾗﾎﾞﾗﾎﾞﾗﾎﾞﾗﾎﾞﾗﾎﾞﾗﾊｰﾛｰｹﾞｰﾝ。

フレイムスロワー

一言で言えば火炎放射器。
狭い通路では効果的だろ常識的に考えて。
しかし射程距離は短い上にチームキルや自滅になりやすいので扱いなれるまでは少し時間がかかる。

いや、寧ろ使いどころのないゴミとしての評価が高い。

ライフルグレネード（M1ガーランドorK43）

空砲でグレネードを打ち出す今で言うグレネードランチャー位置付けの武器。
右クリックでグレネードの脱着が出来る。
グレネードは放物線を描くように飛ぶから扱いに慣れるまでは時間がかかる。
M1ガーランドのクリップ排出音は微妙にしか再現されていない。

ド変態が使うRGはものの見事に俺らの闘争心を破壊する。

ステン

サブマシンガンよりも集団率がいい。
連続で撃つとオーバーヒート起こす。
何気にサブマシンガンよりも一マガジンの弾数が2発多い。

無印で使ってる人がいるとしたらNooB or 変態のお遊びの確率高し。

FG42

スコープの付いたサブマシンガンと考えてください。発射速度だけなら高いよ、うん。
使いこなせればそこそこ戦力になるはずだ……多分！

スナイパーライフル（M1ガーランドorK43）

ライフルグレネードからグレネードの脱着機能が外された程度と考えてください。
代わりにスコープが取り付けられました。通称芋虫ご愛用の武器でもあるがスコープから目を離していてもくっ付けていてもそれなりの威力がある。
ヘッドを確実に捉えると一撃で綺麗な顔をふっ飛ばせるぜ。
「Eat that asshole !」

クラス

ぶっちゃけると

を見た方が早いがここでも簡単に説明しておく。

ソルジャー「俺様が最前線で活躍するぜ！」

ソルジャーは最前線で活躍するタフなクラス。
その上でパンツやMG42、モーター、とどめに火炎放射器「汚物は消毒だ！」が扱える唯一のクラス。
略称は主にSol（Soldierの頭三文字）だ。
この職業の主な役割は当然敵を倒すこと。有り余る弾丸を持て余さずブチかますのがソルジャーだ。
サブマシンガンも使えるがSolで使う必要は雀の涙ほどもない。
まあ、簡単そうに見えて武器に制限あるから部隊の生死を分けることもある大切な子なのよね。

メディック「私の出番ね！　メディカールチェーンジ！」

メディックは他の兵士たち（プレイヤー）の傷を癒すクラスだ。
略称はMedだ。
大きいお友達は脳内で性転換しておけば幸せになれるよ。
メイン武器は敵から鹵獲したSMGかハンドガンといってもいいくらい弾が少なく、消費率が激しい。
しかしその代わりメディパックと注射器が使える。
メディパックは前述の通り他の兵士たちの傷を癒すクラスだ。
大きいお友達が脳内で性転換していれば更に心も癒す、二度おいしいよ。
そして注射器は復帰待ちの兵士（HPが0になって助けを求めている状態）にブスッ☆と一発打ち込めばたちまち元気になって復帰してくれる。ヒロポン？マリファナ？
なお一部の人にとって脳内で阿部高和に変換している場合は幸せなｱｯｰ!ひと時が楽しめる。
後は自動的にHPが回復する程度の能力を持っている。
初心者向けで始めてのETならこのクラスから始めるのもいいだろう。

エンジニア　「作っちゃうよー♪」「ダイナマイト置いたよー♪」「直したよっ♪」

エンジニアはペンチ一本で壊れた物を何でも直したり何でも作れる程度の能力を持っているクラスだ。
略称はEngだ。
ぶっちゃけこのクラスが誰か一人でもいないとゲームが進まない。
自軍の色の資材がたくさん置いてあるアレにペンチでこねくり回せば何でも作れる。
壊れた機銃や戦車があったらペンチで直そう。これには国家錬金術師もビックリだ。
武器はメインにサブマシンガンかライフルグレネードとサブにハンドガンが扱える。
装備にペンチは当たり前でダイナマイトと地雷も扱える。
ダイナマイトは設置後、ペンチで起動する。
敵のダイナマイトを見つけたらペンチで解除する。
地雷は設置後、ペンチで使用可能にする。味方には自軍の地雷が何処にあるのか旗で見れる。
またペンチで地雷を解除することも出来る。
踏んでしまった奴がいたらすぐさま解除しに向かおう。そいつが足を離したら……ご愁傷様とだけ思っておこう。

↑まぁ正直死なせた方が速い上、自分もobjに集中した方がよろしかろう。

フィールドオプス「あ、アソコが！　あそこが敵に！　らめぇ！」

戦局を変えてしまうかもしれない可能性を秘めたクラス。
略称はFOもしくはFdOpsだ。
サブマシンガンがメインで空爆缶、双眼鏡、アモパックが鬼畜なぐらい強いです。
空爆缶を投げ込んで空爆を要請するのもいいが屋外じゃないとやってくれないぞ！ﾘｽｷﾙらめぇぇぇぇぇぇ！！
双眼鏡は砲撃要請が出来る。違いは空爆より散発的にゆっくりしてる。足止め効果高し。
アモパックは弾薬の支給に使うぞ。初期状態では予備弾薬が足りないメディックにでも渡しておけ。
「ば、バカ！ただMedの弾がないと前線が下がるから渡してるのよ！思いあがるなこの、バカー！！」

コバートオプス「その綺麗なCPを吹っ飛ばしてあげるわ！」

通称「孤独のスナイパー」なクラス。 Covered Ops ≠ Sniper

間違ってもスナイパーじゃねぇ。たったと前線行ってCP壊せ！
略称はCOもしくはCvOpsだ。
扱える武器ががステン、FG42、スナイパーライフル。
どれもこれも命中率が高いものばかりで芋虫な貴方には素敵なクラス。でも芋虫ダメ、絶対。
サッチェルと呼ばれる携帯リモコン爆弾を持っているから破壊活動にはもってこいだぜ。寧ろこっちのが役立つ。
スモークチーズ……じゃなくてスモークグレネードを持つ唯一のクラス。
スモークグレネードを侮ってはいけない。隠蔽にも陽動にも使える技量が試される武器なんだ。
CO「ねえねえFOちゃんFOちゃん、スモークグレネードはあるかい？」
FO「さっき投げちゃったでしょ？」
CO「こぉーん」
忘れていたけど変装の達人である。裏ドア侵入できるっつっても機会は少ないから利点とはいえないお。
つまり戦場のコスプレイヤーだ。ディ・モールト。

今気が付いた、Sol以外が女の子になってるじゃないか。おいSol、俺を変われ！

トータルコンバージョンMOD

ゲームそのものを変化させてしまうMOD、それがトータルコンバージョンMODだ。
今回はW:ETの特に有名な二大トータルコンバージョンMODをここでは紹介しておこう。

TrueCombat:ELITE

通称TC:E、舞台を現代に移したMOD。寧ろ製品にしていいレベル。
それまでのFPSとは違いクロスヘアー（照準）が表示されないところが特徴だ。
その代わりアイアンサイト（銃の上にちょこんと乗っかってる突起物）を覗き込むことが出来る。
これも人気がある。

EnemyTerritoryFortress

通称ETF、TeamFortressのW:ET版だ。
かなりスピーディーな展開が特徴。
これも面白いのでぜひ一度はやってみて欲しい。

関連動画

関連項目

• ETVIP ←Welcome to new world.
• Enemy Territory: Quake Wars ←システム的な意味では続編

最後に

「Good morning suckers. 言うことは一つ。楽しもう！！」