3.1万
30811 ななしのよっしん
2012/12/13(木) 01:41:57 ID: zmBifukVE7
灰嘘「……親方、ごめん、ちょっと止めるのが遅すぎたみたいだ」
(周りの風景がぐにゃぐにゃと歪みはじめる)
「あと数分で次元の狭間送りだよ僕ら!」
カルマ「この現象は、別次元に接続されたって証拠だとしか……なに?今日は厄日なの!?」
R.I.P「笑えないな、最も無事に帰れるかのほうが問題のようだが」
30812 ななしのよっしん
2012/12/13(木) 02:13:07 ID: OJxXmgndE+
>>30810
ローゴ「……プラマイでマイナスじゃないか!!!」
(別にマリアの暴走は気にしてないらしい)
(平然としている)
親方「ああ、勿論だ」
>>30811
親方「……逃れる術はあるのか?」
30813 ななしのよっしん
2012/12/13(木) 20:53:34 ID: +tFvNkOQcc
凶「どういうこった!?」
ラキットリエル「空間が変質しています。このままですと、呑まれるでしょう」
劇「なんだって?」
A.I.R「はー、まあ散々セコイだのなんだの言われてたしな。まともな死に方が出来るとは思ってなかったが」
30814 ななしのよっしん
2012/12/13(木) 21:59:24 ID: 3nKnWKR15O
>>30811
ニーズホッグ「そうかね?彩があって佳日だと思うのだが」
影羅「なあカルマ、なんとか脱出する方法とかねえのか?」
―――
>>30812
ベアトリクス「それもそうねぇ、でも仕方ないんじゃないかしらぁ?」
マリア「じゃあ、貴女達も治しておきますね~」
(そう言ってマリアが何かを念じると)
(親方を始めとして、A.I.R、S.O.E、R.I.Pの三人を除く面々の)
(水晶化が解除される)
マリア「さて、帰りましょうか~。ホゼ君を埋葬するなりなんなりしなければなりません~」
綾姫「いや、会話を聞いておらなんだか?帰ろうにも帰れぬわ」
―――
―吉岡家―
世界「…む」
星「…んにゅ?」
邪気「…ふむ」
世界「また面倒な事が…」
星「おこったー!」
邪気「ようだな」
30815 ななしのよっしん
2012/12/14(金) 02:34:41 ID: zmBifukVE7
カルマ「テレポート及び音速クラスで領域離脱、ぐらいしか対処法が見つからないわよ・・・」
灰嘘「うーん、一瞬で離脱できるようならいけるかもしれないけど僕は無理かな☆ アカシックレコードに接続できない☆」
(次元は急速に歪み、吐き気を催すような色に変貌しつつある)
R.I.P「死ぬしかないな……」
30816 ななしのよっしん
2012/12/14(金) 02:42:41 ID: OJxXmgndE+
>>30814
ローゴ「……俺は何のために生きてきたんだろう母さん父さんすべての人々さようなら」
(念仏のように唱え始めた)
>>30815
親方「何、お前が出来なくても出来そうな奴に便乗……もとい力を借りればいい」
(影羅の肩を叩いて)
親方「春巻き食わせてやったろ何とかしろ」
(笑顔で)
(というかまだそれを引っ張るのかよ)
30817 ななしのよっしん
2012/12/14(金) 20:20:01 ID: +tFvNkOQcc
ラキットリエル「・・・なら貴方たちだけでも飛ばせるでしょう、ガウスの『空洞』なら『認識済み』である貴方たちを送り返せますね」
凶「・・・ちょっと待て。『だけ』だと?」
ラキットリエル「ええ、そうですが何か?」
凶「お前はどうなんだ。心配じゃねえ、いつまで外にいるつもりだ!?」
圧「それだけじゃない、その手段だと、空洞鎧竜が・・・」
ラキットリエル「来るでしょうねえ、多分」
凶「オイふざけんなッ!」
A.I.R「・・・R.I.P、お前なんか未練とかある?」
30818 ななしのよっしん
2012/12/14(金) 21:23:23 ID: 3nKnWKR15O
>>30815>>30816>>30817
ニーズホッグ「その程度なら容易く脱出できるね、音速程度なら影羅でも突破はたやすいだろう?」
影羅「ああ、パパも心配しんなって、その程度なら俺だって出来る…つーかお前、そんな昔の事を恩着せがましく言われたって知るかよ、人にもの頼む口調でもねえし」
(親方の話に聞く耳を持つつもりはなさそうだが)
ニーズホッグ「影羅はこう言ってはいるが私は構わないよ?一緒に来たまえ…と言うか時間が無いから事後承諾で連れて行くのだがね」
(そう言って親方に小楠、灰嘘を抱える)
影羅「ちっ、カルマ、行くぜー」
(こちらもカルマを抱え)
ニーズホッグ「行こうか」
影羅「おりゃっ!」
(一瞬で亜光速に達し、離脱する)
―――
マリア「簡単ですよ~」
(何時のまにか服を着ている)
(赤色の外套を手に作り出し)
マリア「それ~」
(それで綾姫と自信、シシロの亡骸を覆うと)
(瞬く間に消え失せる)
―――
ベアトリクス「うーん、ご主人様がこれじゃ逃げられないわえぇ。まあ、私は構わないけれどぉ」
(ローゴの横でまったりしている)
30819 ななしのよっしん
2012/12/15(土) 23:30:36 ID: +tFvNkOQcc
凶「お前は俺たちをなんだと・・・!」
ラキットリエル「いいじゃないですか、それに、緊急事態でしょう?
何があってもおかしくありませんよ」
劇「いや、俺たちにも体裁ってものがだな」
ラキットリエル「ああすいません、もう時間切れのようですので」
(手のひらの夢の結晶の中に、『何か』が生まれる)
(それは、『空洞』)
凶「てめぇっ!」
(凶が槍を突き出そうとした瞬間)
ラキットリエル「それでは、慰安旅行に行ってきますので」
(圧、凶、劇、凝の姿がかすれて消えた)
(代わりに現れたのは、鉄仮面の人物が一人)
???「うむ」
(そして呟いて)
(周囲を見渡した)
30820 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 20:52:02 ID: aQMnVxyNNy
(いきなり少女が現れる)
???「いって!・・・ててて。あのね、会長。いくらなんでもこんな・・・
あれ、いない。会長が呼んだんじゃないの・・?ってかなにこれ。
空間が歪んでるの?もう、わけわかんない!あっ、周りに人いるじゃない!
ねぇ、ちょっと。これどうなってるか教えてくれない?」
30821 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 22:13:10 ID: +tFvNkOQcc
>>30820
アガルヴァン「・・・こいつは驚いた」
(少女の目の前に立っていたのは、長身で茶髪の中年男だ)
アガルヴァン「幻光培養炉の数値がおかしいと思って様子を見に来れば・・・。
どうやら『招いて』しまったようだな。大丈夫か?記憶に支障はないか?」
30822 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 22:34:08 ID: aQMnVxyNNy
春「記憶・・・えーっとあたしの名前は後藤春で、年は17。格闘家で・・・そう、そう。クレープ食べに家を出たんだっけ。それで・・・気付いたらここにいたのか。・・・うん、記憶は大丈夫。えっと、あなたは?」
30823 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 22:55:30 ID: +tFvNkOQcc
>>30822
アガルヴァン「どうやら特に問題はないようだな。
俺はアガルヴァン。ここの住人だ。さっき『そいつ』の調子がおかしいんで見てたら突然お前が出てきて・・・。
見ての通りだ」
(春の横には、馬鹿でかい試験管のような装置)
(・・・の残骸がある)
アガルヴァン「このところ世界の境界があいまいになっていたからな。それの影響もあるだろうが・・・まさかこんなストレートな形で現れるとは思っていなかった」
30824 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 23:05:19 ID: aQMnVxyNNy
>>30823
春「はぁ・・・つまり、今すぐには戻れない感じですかね。
うーん・・・それじゃ、どうしようかな。・・・というか、大丈夫かな。
書庫、多分半分くらい居なくなってるよね・・・」
30825 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 23:16:28 ID: +tFvNkOQcc
>>30824
アガルヴァン「・・・まあ深くは聞くまい」
(小さくため息をついて)
アガルヴァン「そうだな、世界の転移は手間が多い。そう簡単にはいくまいよ。
・・・外にでるか?」
(そう言って、建物の出口らしきドアを親指で指し示す)
30826 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 01:19:20 ID: efTjGlb9cy
【とあるカノッサ機関支部】
クレメンシー「……さて、準備はいいかい?」
【スーツを着こんだ者達が集まっている】
勇者「しかし、大きな荷駄よなあ。」
【馬鹿にでかいケースを携えて】
殿下「この拠点は海のど真ん中……、こいつが罠なら即オシマイだな。」
摂政「お主は真っ先に逃げそうじゃがな。」
【廊下を歩く一団が、とあるドアの前で立ち止まる】
クレメンシー「ここが公安部の本丸だ。」
【ドアのプレートを見つめ、呟く】
青年「すいません、誰かいますか~?」
【抑揚のない声が響き】
殿下「馬鹿、ここはノックだろ!」
【続いて拳がドアを数回叩きつける】
摂政「……阿呆どもめ。」
30827 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 01:29:30 ID: 3nKnWKR15O
>>30826
???「何かご用でしょうか(棒)?」
(ぐだぐだしたやり取りを切るように扉が開き、女性が出てくる)
(なんと言うか色々平らな女性だ)
???「本日は全室長いずれも面会の予定は入っておりませんが(棒)」
(かくんと首を傾げる)
(扉の向こうは白い廊下が続いている)
30828 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 02:04:35 ID: efTjGlb9cy
>>30827
クレメンシー「リベルト部長は居られるかな?」
摂政「ワシらは極東支部より査察に参ったのじゃが。」
殿下「……この嬢ちゃん、同郷っぽいな。」
勇者「だが誰ぞの面影も無い、まったく見知らぬ顔だ。」
青年「……この人、真逆になりそうにないですね。」
30829 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 02:10:49 ID: 3nKnWKR15O
>>30828
???「部長ですか、丁度先ほどお戻りになられたところです(棒)。おつなぎしますので、どうぞこちらへ(棒)」
(くるりと背を向けて廊下の奥へ歩き出す)
(ついてこいと言う事だろう)
(肝心のリベルトに連絡した様子はないのだが)
30830 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 02:24:35 ID: efTjGlb9cy
>>30829
クレメンシー「いやいや、すいませんね。」
【ぞろぞろと後に続く】
摂政「なんとまあ、愛想の悪い娘じゃろうか。」
殿下「本人に聞こえちまうぞ、婆さん。」
勇者「伊久米の子孫か、いや府中の縁者かもしれぬな……」
青年「お姉さん、お名前は何ですか~?」
【黙るということを知らないらしい】
30831 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 02:35:20 ID: 3nKnWKR15O
>>30830
???「板垣平と申します(棒)。こちらで第六室長をさせていただいております(棒)。名刺でも差し上げましょうか(棒)?」
(尺ではかったような歩幅で歩きつつ)
(廊下の先、行き止まりが見えてきた)
30832 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 02:50:18 ID: efTjGlb9cy
>>30831
クレメンシー「宜しくお願いしますね、板垣さん。」
【と言いつつ、名刺交換する気は無い様子】
摂政「後で子犬にでもしてやろうかの?」
殿下「それは本気で止めとけ。」
勇者「……やはり知り合いにはおらぬな。」
青年「おいくつですか~?」
【何時もの如くヘッドフォンは外していない】
30833 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 17:30:18 ID: zmBifukVE7
(こうして、ある程度の来訪者とある程度の離脱者を生んだのち)
(次元は大きく飛躍したのである。文字通り、領域すべてが飛んだのだ)
(……次に飛ばされた者たちが見るであろう、クリームスポンジの砦まで)
(外から見ればヨーロッパ圏だけ異様な、例えるなら食紅を爪楊枝の先端でぐりぐりと混ぜたような、鮮やかにしてはグロテスクな雲が覆い尽くしている)
灰嘘「ヴォっ!」
(急で舌を噛んだらしく悶絶)
R.I.P「さて、どうするか」
(青いクリームの上に落とされるが、大して動揺していない)
(皆同じような場所に着地したようだ)
(看板にはイチゴをすりつぶしたもので「キャンドルケーキキャッスル」と記されている)
30834 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 18:50:19 ID: 3nKnWKR15O
>>30832
平「今年で24になりました(棒)」
(行き止まりで立ち止まり)
平「部長の執務室はこの先です、どうぞ(棒)」
(どう見ても壁でしかない場所を指す)
―――
ニーズホッグ「影羅も足が速くなったね」
影羅「飛んでたんだし、その表現はおかしくねえかパパ」
ニーズホッグ「ははは、そうかもね」
(馬鹿げた速度で領域を離脱した両者は)
(ヨーロッパ圏を離脱してから抱えていたメンバーを降ろした)
―日本・吉岡家―
邪気「何故どいつもこいつもここにやってくる?」
世界「派手な登場だな…」
星「おー、ひさしぶり!」
マリア「どうも~」
綾姫「無茶な転移をしおって、死ぬかと思うたわ」
30835 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 19:23:55 ID: efTjGlb9cy
>>30834
青年「……えっと、勤続年数の話なんですけど?」
殿下「ようやく到着だな。」
【1人だけ壁をすり抜けて行こうと】
摂政「待たんか小倅、それでは無礼であろう。」
殿下「……やっぱり?」
【壁から半身のみ出して振り返る】
クレメンシー「板垣さん、正しい入室方法をご教授願えるかな?」
勇者「壊して行くなら、拙者に任されよ。」
【ケース片手に構えてみせる】
30836 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 19:34:23 ID: 3nKnWKR15O
>>30835
平「それは失礼しました(棒)。勘違いしたもので(棒)」
(そう言い残して踵を返す)
平「今回の入室方法は私も存じませんので(棒)。部長の面会相手の方は、いつも入室方法をお聞きになりません(棒)」
30837 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 20:06:41 ID: efTjGlb9cy
>>30836
クレメンシー「能力で無理矢理……は失礼だな。」
勇者「しかし面妖な事をしなさる。これはハリボテでは無いのか?」
【ケースの端で壁をコツコツ】
殿下「おいおい、それを使うなよ!壊れたらどうすんだよ?」
摂政「腐っても魔兵装じゃ、大丈夫であろう。」
青年「……普通に壁だ。」
30838 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 20:45:05 ID: 3nKnWKR15O
>>30837
(ケースの端が壁に触れて僅かばかり経過すると)
(扉がうっすらと発光する)
(どうやらケース内部の魔兵装によってロックが解除されたようだ)
30839 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 21:13:24 ID: efTjGlb9cy
>>30838
殿下「あら、ビンゴだったの?」
勇者「此処までして隠れる必要も無かろうに。」
摂政「ようやくじゃな。」
クレメンシー「失礼。」
【声をかけて、ドアを軽くノックする】
30840 ななしのよっしん
2012/12/17(月) 22:40:46 ID: OJxXmgndE+
>>30833
ローゴ「……」
(放心している)
(逃げ出そうとすれば逃げ出せたことにも気がついていない)
親方「……大丈夫か?」
(灰嘘にそう言いながら小楠を抱き上げるが)
(まだ小楠は眠っている)
(相当疲れているようだ)
>>30834
親方「アンタ本当に影羅の父親なのか。凄い凶悪な親子だな」
(礼も言わずに)
親方「(親父のことパパって呼ぶのかこいつ。可愛いんだな)」
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。