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31 ななしのよっしん
2014/01/06(月) 23:26:29 ID: tQyTOhrs3F
いやいや陸攻を純然たる爆撃機と同じように扱っちゃいかんでしょ
漸減邀撃用、そう何度も起こらない艦隊決戦用の兵器なんだから生存性より攻撃力を取ってる
設計当時はソロモンの地獄のような消耗戦とか末期のクソ堅い防空システムとか想定してないし
そもそも日中戦争で96陸攻がやった渡洋爆撃だって想定外の事態なんだから
32 ななしのよっしん
2014/01/11(土) 21:37:07 ID: Y8tg7fihkN
一式陸攻の被害が大きかったのは
1・大型機で魚雷攻撃をするという無茶(マレー沖海戦で被害が少なかったのは、そもそも航空機に対する攻撃力が足りていなかったから、しかもその不足した攻撃力にさえ九六式とあわせて3機撃墜されて、落ちなかった機も多数ダメージをくらっている)
2、魚雷攻撃のために低空に下りる必要があり、それはアメリカ戦闘機にとって格好の攻撃高度だったため、とにかく戦闘機に襲われた。(F4Fなんかは高度6000まであがるのに12分以上かかる遅い機体だったが魚雷攻撃のために300以下まで高度がおちていた1式を攻撃するのは非常に容易だった)。
これの立証としてガダルカナル攻撃に爆撃として使われた一式は高度8000m以上を400キロ以上の速度で爆撃していくためよほど報告がはやくないとF4Fは迎撃すらできなかったと、米軍飛行兵が証言している。
3・1943年中盤以降はそもそも航空戦力が拮抗していないのでどこにいっても落とされた。
これらの要因が絡まって、さらにインテグラルタンクで落ちやすいって言われてたから一部の関係者がワンショットライターなんて呼び始めたといわれている。
ちゃんと爆撃機として使われた場合は非常に高速で迎撃しづらい優秀な攻撃機だった。魚雷の不足を大型機で補ったのが九六や一式の残念だったところだと思う。
33 ななしのよっしん
2014/01/12(日) 13:22:14 ID: tQyTOhrs3F
>>ちゃんと爆撃機として使われた場合は非常に高速で迎撃しづらい優秀な攻撃機だった。魚雷の不足を大型機で補ったのが九六や一式の残念だったところだと思う。
いやそれ陸攻の存在意義を全否定してますやん
マレー沖海戦こそ陸攻が真価を発揮したケースであって爆撃は「こんなことも出来ます」くらいのもの
双発機3機に対して戦艦2隻という交換比こそ帝国海軍が求めたものなんだから
陸攻は太平洋の島から飛び立って来寇する米艦隊を雷撃するために開発された空飛ぶ駆逐艦であって
南京や重慶を爆撃して国民党を降伏に追い込むために作られた訳ではないし
飛行場を爆撃して制空権獲得に寄与するものでもない、つーかそれは陸軍の爆撃機の仕事だ
34 ななしのよっしん
2014/01/12(日) 21:27:00 ID: Y8tg7fihkN
>33
うん、自分も書いた後で陸攻全否定だなあって思ったんだけどねw
結果論にはなるが陸攻は無茶な要求だったって思うんだよね。
別に陸攻をけなしたいわけじゃないよ、自分は陸攻大好きだしw
ただ、結局のところ陸軍の爆撃機に魚雷能力を付与したものになってしまったってことなんだよなー。四式爆撃機なんかも同じように魚雷の能力もたされてるし・・・
持たざる国が一生懸命知恵を絞った結果生まれた悲劇の機種だったってとこだろうか。
あと
>南京や重慶を爆撃して国民党を降伏に追い込むために作られた訳ではないし
飛行場を爆撃して制空権獲得に寄与するものでもない、つーかそれは陸軍の爆撃機の仕事だ
ってところだけど別にそのために使うべきだったとは言ってないよ。でも他にやりようがなかったんだろうね。陸軍の爆撃機は航続距離が短いし。
結局陸攻の意義を否定することになってしまうな。残念なことだ
35 ななしのよっしん
2014/02/10(月) 12:00:40 ID: Dnmsn3BLeX
ワンショットライターとあだ名をつけたのは米軍ではなく
日本軍の自虐からつけたあだ名だよ
それと後期型はかなり頑丈になっていて米軍もあなどれない機体と評価してたよ
36 ななしのよっしん
2014/11/12(水) 17:49:45 ID: Jjb7bPu0n+
現役パイロットで一式陸攻乗りでもあった高橋淳さん曰く、「重心が機体中心にあるから、離着陸で難儀した。フェザリングできないから、片方エンジンが止まると操縦に難儀した。片方エンジンが止まった状態での着陸なんて、至難の業。」との事。
高橋淳さんは、有名な海抜5mを飛行した写真の機体のパイロット。
37 ななしのよっしん
2014/12/01(月) 16:09:37 ID: A8Zh1fjutn
あの有名な写真は42年8月8日の三沢空か四空でしょ
高橋淳さんの初陣は44年春、732空だからあれは2chまとめサイトが流したデマ確定
38 ななしのよっしん
2014/12/01(月) 17:12:24 ID: A8Zh1fjutn
>>34
陸攻の意義なんて全然否定されてないよ。一式陸攻がまだ形になる前から
陸攻とは「艦艇及び航空基地撃破」に用いると海軍が定義してるし「高速水平爆撃」
の優先順位が「低空雷撃」よりも上に来てるぐらいだし元から織り込み済み。
機体もエンジンは単なるパワーアップじゃなくて二速公称の出力を上げるよう順次発達していってる
とどのつまり、白波を立ててやってくる米艦隊だけじゃなくその背後ののB-17のような
長距離爆撃機の飛行場覆滅も開戦直前の海軍には「艦隊決戦」の一要素と認識されてたの
39 ななしのよっしん
2014/12/13(土) 09:50:26 ID: +cHb1TS2xY
>>30
零戦の航続力は別に護衛用じゃないぞ、結果として護衛にも使えるってだけで
それと九六式艦戦と九七戦がごっちゃになってないか?
40 ななしのよっしん
2014/12/28(日) 01:02:18 ID: NFFX1z+5Vz
コードネームの由来は左右のエンジンカウルの豊満が情報部員のガールフレンドを想起させたからだそうな
41 ななしのよっしん
2015/01/27(火) 01:19:10 ID: +Hy+Rmc8L2
あれ?ゼロ戦の長距離飛行能力って陸攻護衛の為であって
最悪着艦出来なくなってもかまわないから、とにかく
長距離飛んで欲しいとの要求の結果じゃなかった?
42 ななしのよっしん
2015/01/27(火) 01:43:34 ID: OR/kJa69o1
>>41
ゼロ戦の長距離、と言うか長時間飛行能力は、元々は艦隊防空の隙を埋めるためだよ。
ゼロ戦が出来たのはまだ監視員が空を見張って敵機を探してた時代。
敵が見えてから戦闘機を飛ばしてたんじゃ間に合うわけがなく、
かと言って常に全機をフル回転で回してたら、攻撃に移る暇がない。
だからゼロ戦は一回の飛行で出来るだけ長く防空を担当出来るようにするための長時間飛行能力が要求された。
後に、長時間飛べるってことは長い距離飛べるってことじゃん?
ってことで護衛任務など用途の幅が広がった。
43 ななしのよっしん
2015/02/04(水) 23:11:54 ID: gvJBDDq2zg
インテグラルタンクのせいで一式陸攻がガンガン落ちるならインテグラルタンク標準搭載だったアメリカ製爆撃機もガンガン落ちていいはずなんだよなぁ
44 ななしのよっしん
2015/02/11(水) 11:12:56 ID: Y8tg7fihkN
結局のところ制空権が確保できない中、パイロットの質も、航空機の質も、ガソリンすらも粗悪になっていったという複合的な要因がいっぱいあるんだろうね。インテグラルタンクはその中でもわかりやすい例だったってだけで。もちろん当時の海軍も改善要求を出してるんだから大きな要因であることは間違いないんだろうけど。
45 ななしのよっしん
2015/02/11(水) 11:18:22 ID: Y8tg7fihkN
そして常に定格出力が出ていなかった日本製発動機では防弾までカバーすることができなかった。カバーできないならどうすればいいのか。それが機動性と火力だったというわけだよね。しかしその優位性すらも最後にはなくなった。ほんとに追い詰められた状態だったんだろうなあ。
46 ななしのよっしん
2015/02/11(水) 11:25:48 ID: +f8h6ir/mR
発揮できない定格出力とは…
47 ななしのよっしん
2015/02/11(水) 11:37:44 ID: X+MgBjXwlV
試作品と量産品で差があるのは途上国の常だから仕方ない
つまり試作品程度の数で戦局を覆せる超兵器が必要だったんや!(
目グルグル)
48 ななしのよっしん
2015/02/14(土) 06:39:36 ID: Y8tg7fihkN
本来は出ていたはずの出力が、勤労奉仕の女学生が作ったり、熟練工が抜けたりして精度が甘々になったあげく、鉄の質そのものも下がったし、ガソリンの質もさがってしまったからね。本来の使い方をすれば出力はでたはずなんだけど・・・
紫電改の596キロという速度は有名だけど、あれはエンジン出力に制限のかかった速度だというし全力を出せば650キロくらいは普通にでたという話がある。
49 ななしのよっしん
2015/02/20(金) 05:09:34 ID: vBToVb+i4E
そもそも工業規格の統一が出来てない時代だし、定格出力なんてのはあってないようなもんだよ。
>>43
B-29なんかはインテグラルタンクだが、防御力も防御火力も段違いだしなぁ。雷撃とかしないから運動性は必要としないし。
50 ななしのよっしん
2015/02/20(金) 12:22:38 ID: Jjb7bPu0n+
アメリカの工業力がチートなのは言わずもがなだが、1970年代まで自動車のネジサイズ統一ができてなかったのも事実だよ。
1台の車両で1本としてネジのサイズが合わないってのもザラらしい。なので、どこのネジか忘れると偉い事になると。
51 ななしのよっしん
2015/06/23(火) 02:40:14 ID: gq72rzZN6j
この間テレビで元一式陸攻乗りの方が出ていたな
驚くことに90歳越えでいまだに現役パイロット
52 ななしのよっしん
2015/07/12(日) 08:55:46 ID: bWMDf+HiJB
当たらなければどうということはない(革命家@宇宙からの応援メッセ)
53 ななしのよっしん
2015/08/22(土) 14:54:20 ID: hHlDF/VTIf
>>51
高橋淳さんかな?
一式陸攻の有名な写真で先頭の機体を操縦してた人
http://l
https://
今気づいたけど、右奥(2機目と3機目の間)にもう1機低空飛行してる機体が写ってるね
54 ななしのよっしん
2016/01/20(水) 17:29:32 ID: A8Zh1fjutn
>>53
だからそれデマだって
高橋淳氏は初陣が昭和19年、写真は昭和17年
部隊から何から全く違う
それに何より著書でその写真の陸攻を「他人事」として評してる
55 ななしのよっしん
2016/01/20(水) 17:36:43 ID: A8Zh1fjutn
以下高橋氏の著書より引用
「3機映ってる陸攻のうち、一番機と三番機が海面すれすれ、5mくらいかな、これが正しい侵入だ。真ん中のは高すぎる。これでは対空砲火につかまるね。あるいはこの二番機は魚雷攻撃を終えて離脱するところかもしれないが…。」
どこにも俺はこれに乗ってたなんて書いてない
56 ななしのよっしん
2016/06/12(日) 14:56:41 ID: 51X0FmTKuZ
その人低空侵入戦法を安全とか言ってたしよく知らないとしか思えないんだよな
対空砲の下を飛んだところでそのまま飛べば敵艦にぶつかるんだから
魚雷投下後に上昇しなきゃならない
雷撃隊がいちばん被害出したのは敵艦の真上を飛び越していくこのときなわけで
57 ななしのよっしん
2016/06/12(日) 17:06:27 ID: Jjb7bPu0n+
>>56
敵に早期警戒機が無い限りは、敵艦に近寄って攻撃完了し離脱に移行するまでは極力低い方が良いってのはフォークランド紛争で英国海軍が身を持って知った事実でしょうに。
フォークランド紛争ではアルゼンチン空軍のジェット機が翼で艦橋のマストをかすめる高さで飛んで行ったので泡食ったってあるぞ。
低空侵入しなかったら、そもそも雷撃に移る前の段階で発見、撃墜されるわ。
離脱時が最も危険=離脱時と同じ高度を飛んでいたら危険って自分で言ってる事に気付いてない?
58 ななしのよっしん
2016/06/13(月) 01:21:49 ID: tQyTOhrs3F
>>56
そもそも当時の航空魚雷は低空かつ低速で投下しないと正常に航走しないぞ・・・
59 ななしのよっしん
2016/06/14(火) 20:28:20 ID: CH7fW8ui1X
なんか「ワンショットライターと呼ばれていたが実は打たれ強かった」とか言われてたけど最近は「打たれ強かったのは後期型で、前期型はやっぱりワンショットライター」という評価になってきたな。
たしかにガダルカナルでの損害は酷すぎ。
60 ななしのよっしん
2016/06/26(日) 12:42:38 ID: Dnmsn3BLeX
ワンショットライターと呼んだのは日本自身が自虐でよんでた
米軍からは結構打たれ強いと評価されてる
てか目の前の箱使ってガンカメラ見れば分るだろう
あと損害多いのは敵が準備万端なところに護衛もろくにつけなきゃそりゃそうなるだろう
ほめた!
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