かな恵空間とは、アニメ・ゲーム『プリティーリズム』シリーズに登場する謎の空間である。
伊藤かな恵本人とは実はそこまで深く関係なかったりする。
プリズムスターを目指す女の子たちが一番最初に面食らうかも知れない要素の一つ、それがこのかな恵空間。
2期『ディアマイフューチャー』にて大瑠璃あやみ曰く「プリズムショーをするための衣装に着替える場所」とのこと。『オーロラドリーム』では何の説明も無くいきなり着替えさせられた。
3期『レインボーライブ』で、『プリズム空間』という正式名称が今更になって付けられた明らかになった。
辺り一体ピンク色の背景に彩られており、明らかに現実世界とは異なる何かを漂わせている。
1期『オーロラドリーム』第1話で初めてかな恵空間に訪れた春音あいらが「まるでお洋服の海」と評した通り、色とりどりの衣類が空間一帯に吊るされているが、一つ一つをよく見るとユニク○やし○むらで売ってそうな単色無地のものばかりで、これらの衣装がプリズムショーで実際に使われる事は絶対に無い。
空間内にはこれまた謎の端末とお立ち台があり、プリズムストーンを端末にセットしお立ち台にあがる事で、プリズムストーンの衣装に一瞬で着替える事が出来る。
『ディアマイフューチャー』では、プリズムストーンを生成する黒い機械「プリズムストーンメーカー」が新たに設置された。実際に商品化されおもちゃ屋でも売られているもの(税込3,496円)だが、かな恵空間内のそれは業務用だからか何倍も大きい。物語中盤からは「プリズムストーンメーカーDX」(現実では「プリズムストーンメーカーDXでこもり」という名称で売られている。税込6,825円)が置かれるようになった。これも実際のものと比べて非常に大きい。ストーン生成のためには、どちらも基本的にはマスコットのペアチャム達の協力が必要である。
何処から出入りできるかも微妙に謎で、男子禁制かつプリズムスター以外入っちゃダメみたいな雰囲気があるが、衣装提供する業者の人は普通に出入りできる模様。プリズムスターかデザイナー、マスコットのみ入ることを許されている。逆を言えばどれかに属している(いた)ならば老若男女問わず誰でも入ることが出来るようだ。
『レインボーライブ』からは端末経由でこの空間に転送され、内装もリニューアルされちょっぴり豪華になりピンク色が濃くなったが、それ以外は基本的に同じである。
色々な意味で素敵な空間だが、アニメではストーリーが進むにつれて登場する機会が少なくなるのが玉に瑕。
彼女にも『赤井めが姉ぇ(めがねぇ)』という立派な名前がある(嘘だと思うならDMF5話スタッフロールを参照。更に24話ではヨンファが彼女に対し「あ、めが姉ぇ」と発言した)のだが本編中ではほとんど名前で呼ばれることがないので、知っている視聴者は決して多くない。
彼女自身の一番の特徴がCV.伊藤かな恵だったことにより『かな恵ヴォイスの謎のお姉さん』としてキャラが定着し、彼女の中の人の名前に因みいつしかこの空間が『かな恵空間』と呼ばれ現在に至る。
プリズムショーに備える子たちに時折アドバイスをしたりもするが、予め持ってきたプリズムストーンで着替えるため、結局自分で手持ちからストーンを選ばなければならないのは秘密。
プリズムショーのあるところには当然のようにこの空間が存在し、また1期においてMARsの秋葉原ロケ先でも、行って戻れる距離にかな恵空間があったことから、主人公達の所属事務所・プリティートップのスタッフであることが伺える。3期では主役のプリズムストーン組のみならずライバルであるエーデルローズ組もこの空間を利用して着替えている。
基本的にこの空間でしか登場しないため、一時期「空間から出られないのかも」「実はCGなんじゃないか」と言われていたが、空間外で普通に活動しているシーンも一応ちょこっとある。
基本的にはプリズムスターをショーへ導く親切なお姉さんだが、滅多に営業スマイルを崩さず、彼女自身が普段から何をどう考えているのかはよく分かっていない。その言動についても、プリティートップに潜入していた黒幕の正体という超重要事項に誰よりもいち早く気づいてたっぽいのに、仄めかしただけであえて口外しなかったり、目の前で大事なストーンがポイ捨てされても何一つ動じず、極め付けには、持ち主本人すら気づかなかったバッグの中のチャームストーンの存在を目視することなく言い当てたりと、ストーリーの進行に徹した上で、それ以外で自分から決して干渉しようとはしない傾向がある。
3期ではプリズムスターの衣装コーデのサポートの他にも、マスコットがオーナーを務めるお店の業務報告も受け付けている。査定役も兼ねており、その評価は『本部』に報告される。何の本部かは例によって謎だが、「マスコットを現実世界に派遣してプリズムショーを盛り上げる的な何かそういう組織がプリズムワールドにあるらしい」という背景設定が垣間見える。店舗評価に直接関与しているあたり、本部からは少なくとも中間管理職以上の重要そうなポストを任されている模様。マジで何者なんだ3期のめが姉ぇ
査定は厳しく行われ、オーナーが不甲斐ないと珍しく激怒する。普段はめったに見られないその形相は一見の価値あり。
そしてこのめが姉ぇ、プリティーリズム三部作完結後もその後継新規作『プリパラ』にもやっぱり登場。従来のかな恵空間には常駐せず、現実世界のプリズムストーン店舗スタッフとして入口で出迎える姿は、空間の外から滅多に出てこなかった頃のプリティーリズム時代当時からのファンを驚かせたとか。
初めて入店した主人公らぁらを迎えた挨拶は、「いらっしゃいませ、プリズムストーンへようこそ!」 。これまでと同じトーンで発せられるこの短いフレーズとシチュエーションが、ここがかな恵空間もプリズムショーも無い世界であることを彷彿とさせる。
そして今作の謎空間『プリパラ』に入ると、そこにはさっき現実世界で別れたはずの別個体らしきめが姉ぇ。当人曰く「よく似てるって言われるんですよ~(ニッコリ)」。どういうことなの…。というかこのプリパラ自体めが姉ぇが拡張したかな恵空間そのものでは###この文章はマスコットの墓場に送られたぷりっ###
シリーズが変わるごとに、よく見ると地味にイメチェンしている。特に2期→3期→プリパラでは大幅に変わっているので別人説も出ている。というか世界観が違うので同一人物であるほうが逆に無理があるのだが、このめが姉ぇに限っては上記のメタな一面もあり、そういうストーリー上の都合を超越している節があるため、やっぱり同じめが姉ぇなのかも知れない。そしてメガネとCVだけは、今後も決して変わる気配がない。
2期DMF24話「お宝ゲットだ!チャムの大冒険!」において、プリズムストーンメーカーの内部には更に広大な世界が広がっていることが判明。
この世界にはマスコットしか立ち入ることを許されず、プリズムスター(人間)であるみあ達は迷い込んですぐ謎騎士団に捕まってしまい一生牢屋に閉じ込められるというギャラクティカ酷い仕打ちを受けることとなってしまった。
荒野に花畑、砦にお城と中世っぽい世界で、暮らす人々はみんな服。透明人間が服を着たような見た目になっている。物を持つと宙に浮いたようになる等ちょっとしたホラー。そして喋る。すごい・・・服が・・・喋り始めた・・・!!
他にも可愛がられなかったマスコットたちの怨念が雑魚モンスターとなって襲い掛かってきたり、服の王様の投げかける言葉の内容からして、そこはかとなくダークな世界である事が窺える。
「はるかな昔、この世界に崇高な志を胸に秘めた若者が現れ、壮大な協奏曲を奏でようとした。しかしその夢は儚く敗れ去り、その為に作った神聖なる衣の一つがこの世界に封印されてしまったそうじゃ。その衣は頂点を目指す乙女の心を満たす白きスカートだという。・・・しかし、その衣を失うと、この世界は消えてしまう。」
「それもさだめ。そのスカートにふさわしき真のプリズムスターが現れた時、この世界の役割も終わるのじゃ。」
王様の試練を乗り越え、お宝「勇気のシンフォニアスカート」を入手したことでみあ達はこの世界を脱出することが出来たが、この世界が本当に消滅したのか、何故このような世界が生み出されたのかはわからずじまいに・・・。
3期RL14話「りんねの秘密」にて、かな恵空間改めプリズム空間はプリズムワールドなる世界の中に存在していると明かされた。絵本のような1枚絵から、シリーズ視聴者なら見覚えあるであろうマスコット?達が確認できる。上記の2期謎世界との関係は不明だが、ピンクの河童モモオーナーの発言から、近いものであると思われる。
マスコットの墓場へようこそちあ
3期における最重要人物、りんねはこの世界のお姫様で、プリズムワールドを通し世界中にプリズムショーのきらめきを伝える使者としてその都度姿を変えながらお供とともに自由奔放な旅をしていた。プリズムライブを伝える旅の途中何らかの事故に巻き込まれ記憶を失い、なる達の世界に流れ着く以前には、どこかの世界でオーロラに輝く伝説のジャンプや羽ばたくスタァ達の究極のアクトに関わっていたようだ。パクパク…これ後付け設定の味がす
このかな恵空間を扱えるのは先述の赤井めが姉ぇのみ…と思いきや、DMF第10話「みあ脱退!?あいらとガチバトル」で、春音あいらがプリズムアクトでかな恵空間を再現、しかもその時点では存在すら明かされていない筈のストーンメーカー内の謎世界ごと、服音声のおまけ付きでほぼ忠実に具現化してしまった。
CV.伊藤かな恵でもないのに具現化した空間をかな恵空間と呼ぶべきなのかは定かではないが、あいらの中の人の名前が阿澄佳奈(かな)なので、3分の2くらいならほぼ完全に同じ空間が作れてもおかしくないのかも知れない…ギャラクティカ無理あるなー
余談だが、伊藤かな恵自身はかな恵空間を展開する事はできない。
上記の内容以上に説明のしようが無く、まさに謎の空間としか言いようが無い。
この場所について最も詳しいであろうめが姉ぇさんは空間に関する秘密や訪れる人々のプライバシーをギリギリの所で守って口外しない為、わからないままである。
プリティーリズムの世界には、現実世界を舞台にしつつ度々こういったファンタジー要素(プリズムストーンやプリズムジャンプの存在、事務所のコーチ陣が人外だらけ、などなど)が何の説明も無く散りばめられているため、こどもブロイラー的なものだと思って深く考えない方が良いのかも知れない。
また、この空間を便宜上かな恵空間と呼んではいたが、このアニメ自体、実はCV.伊藤かな恵がたくさんいる。
1期だけでも、初期のアバンや次回予告のナレーション、神崎そなた(失踪前)、久里須かなめ、その他各種モブをかな恵一人で演じている。
2期ではプリズム留学生のヘインが加わり、先述の赤井めが姉ぇを含め、主人公の所属事務所の関係者だけで3役も受け持っている(事務所内のキャラを2役演じている声優は他に4人位いるが。)。
更に言うと、アニメ化前のゲーム版天宮りずむ役も伊藤かな恵だったりする(現在のりずむ役の原紗友里は実は2代目)。
また、明坂聡美と共にゲームオリジナル楽曲の歌唱も担当している。
おまけにゲーム版のプリパラではマイキャラにかな恵ボイスを設定できたり。
あまりのかな恵率の多さに「この世界の半分はかな恵でできている」と冗談半分で言われるほどである。
『プリティーリズム』の世界そのものが、ある意味かな恵空間であると言っても過言ではないのかもしれない…
↓旧チャンネル跡地
掲示板
66 ななしのよっしん
2017/11/19(日) 18:54:16 ID: Hpe62Sz2Z1
かのん「アンタかなめもやっとるそうやないか」
めが姉ぇ「日本の国は恐ロシアー!」
セレナ「ヘインもやってるんやってな」
めが姉ぇ「ヘインだよー」
マジカルみおん「くっ!小さいおともだちは知らなくてもいいことを…」
ネコチ「大きいおともだちはみんな知ってるちあ」
発言がメタすぎる迷言。
67 ななしのよっしん
2018/12/12(水) 16:00:16 ID: arN6GLY9du
68 ななしのよっしん
2021/09/26(日) 10:31:17 ID: 4eERr+bnLo
現場の本人・タントちゃん・番組ナレーション
プリマジ放送直前の特番が実にかな恵空間だった
いずれも声の出し方変えてた辺り流石やね
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 23:00
最終更新:2024/04/20(土) 23:00
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