モズメ(ファイアーエムブレム)とは (モズメとは) [単語記事]

遠いとこから、よお来はったなあ。
これでも食べてゆっくりしてってな。

モズメ(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物である。

概要ってそんなすごいもんなん？あたいにはようわからんわ…

CV：木村珠莉

白夜王国の村出身の少女。一人称は「あたい」。前作のドニが東北弁風な方言に対し、「せやろか」「～しとるで」など関西弁風の方言が特徴。

誕生日は10月6日。

村がノスフェラトゥに襲われ、目の前で母を失い絶体絶命となった所をカムイ一行に救われた。行き場を失った彼女はそのまま行動を共にする事になった。ゲーム中全てのルートで仲間になるキャラクターである。

皆の力になる為、一生懸命訓練に取り組むが、武芸に置いて素人であることも自覚しており、あまりに上達しないことで弱音を吐いたり、自分は地味で不美人だと思い込んでいる等身大の少女として描かれる。

だが働き者で健気な性格から、周囲に対して無愛想なサイゾウも彼女には優しく接するほど。

軍の中で一番、サバイバル能力が高い。
その実力は本物で、初めての時に小刀だけでイノシシを仕留め、達人の方法を真似たとはいえ熊をも一人で仕留めたことがある程。その経験があってか、リョウマの稽古にもついていける程に成長し彼から褒められるほど。

他にも風邪によく効く簡単な薬や野菜の保存方法といった豊富な生活の知恵を持っている。
村には勉学を教えてくれる所が無かった為、カムイに教えてもらったり、ニュクスから本を借りて学んだりしている。

商売熱心な面があり、エルフィと一緒に絞った果汁ジュースでひと稼ぎしたり、ツクヨミにまじないの札を売りに出すことを提案したことがある（さすがに却下された）。

モズメという名前は、京都府に「物集女」と書いてモズメと読む地名がある。海外版では「メ」がどこかにいって「Mozu」。鳥の百舌だろうか？

ちょっとは強くなれたみたいやねえ

初期クラスは「村人」。
シリーズにおいてネフェニーの様な女性で村出身者は存在したが、クラスとしての女村人は彼女が初。

前作『覚醒』と同様にスキルは「良成長」と「下克上」を習得できるが、良成長の成長率補正は（『覚醒』の+20%から）+10％に弱体化されている。
初期値も低いため、彼女が輝きだすのはレベルを上げてからである。

今作では村人にも上級職が存在（「大商人」「兵法者」）するが、村人のままだと彼女の打たれ弱いスペックも相まって、前線で戦わせるのは骨が折れるかもしれない。

個人スキルは、山や林などの特定地形にいるとターン開始時にHPが回復する「農地の主」。発動条件が地形に依存するためマップによって有用度が大きく左右されるが、防御効果を得られる地形にいながらHPも回復できるというのはお得感あり。

パラレルプルフで、弓使いに転職することができる。白夜編ではタクミ、セツナがいるがセツナの成長率があまり高くない為、プルフを使う価値は十分に存在する。対して暗夜編で仲間になる弓使いはゼロ位しかいない為、彼女を弓使いにする事は推奨とされるほど。

そのまま弓使いでいく場合、クラスチェンジ先は弓聖がお勧め。金鵄武者に比べCC ボーナス、対弓兵、命中･必殺補正があるなどの点で勝る為である。

前述で述べたように、村人として育てた場合、前衛向けの耐久力は期待できない為、弓が使える大商人へクラスチェンジした方が使いやすい。

マリッジ、バディを使わなくても、「大商人」「兵法者」「弓聖」になることができ、これを経る事で、「死線」と持っている小判を消費することで被ダメージ+10のデメリットを打ち消し与ダメージ＋10の「お大尽」、これに加え「先手必勝」「弓の達人」を取ることが可能で、これらのスキルが全て発動した場合、ダメージ＋29の補正が付く超攻撃的なユニットが誕生する。

村人素質およびスキルに関する注意点

村人の素質やスキルは子どもには継承できる（アクアの息子であるシグレは除く）のだが、バディ及びマリッジプルフでは引き継げない（村人ではなく弓使いが対象になる）。そのため、親世代でスキル「良成長」もしくは「下剋上」を持てるのはモズメだけである。

……のだが、キャッスル訪問において彼女以外の親世代ユニット（とシグレ）、例えば主人公がスキル「良成長」を持っているということがある。これは、改造もしくは改造だと知らずにスキルを受け取り、それを配布しているということである。現在のところ大きな不具合は報告されていないようだが、正規習得の範疇ではないことはしっかりと覚えておきたい。
また、親世代キャラでこのスキルを持っている人を嫌って訪問している人もいるので、意図せずに継承してしまった場合でも付けないようにしておくことを強く推奨する。付けておいたことでデータに異常が発生しても当方では責任を負いません。