オイナリサマ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの様々なメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場する、アニマルガール/フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:浅野真澄(アプリ版)
演:佐藤遥(舞台版・けものフレンズ3)
日本に於いて広く信仰される神が一柱、お稲荷様こと稲荷神。その神使のキツネである白狐(びゃっこ)の姿をしたフレンズ。現在の稲荷神は産業全般や交通安全など、とても広く司る神とされているが、元来は農業の神として信仰されていた。
本来、キツネは稲荷神そのものではないが、現在では稲荷神のイメージとして広く定着している。これは、農作の時期に山からキツネが降りてきて、野ネズミなどを捕食して田畑を守っていたと言われており、その後時代が下り、神仏習合などによって現在のイメージに繋がっていく。オイナリサマが白狐の姿となっているのも、彼女自身が稲荷神であると同時にそのメッセンジャーでもあり、またその信仰上のイメージが強く反映された結果であろう。
彼女は執筆時(2017/7/1)現在、アプリ版と公式ページ内『けもフレ図鑑』の他、ChaosTCGのPRカードにてその姿を確認できる。
白いシャツ、白いファー付きブレザー、白いプリーツスカートと、ギンギツネ等と共通の3点セットを纏う。白狐らしく靴下や、下駄までほぼ白尽くめ。左の太腿は白い紐を巻きつけている。服のほぼ全てが白い中、胸元の赤いリボンがアクセント。
髪の毛も白く、ふくらはぎまで届く長さで、尻尾辺りを避けるように途中から二股に分かれている。尻尾、耳もやはり白い。尻尾には金属の輪を着けており、耳の中は赤くなっている。瞳は鮮やかな黄色で、UMA・幻獣系の特徴である光っているような色合いと瞳孔を囲う輪が見られる。
商売繁盛、福徳開運、食べ物に困らず、みなが笑顔でいられるように。
そんな世を荒らすような不届きものは許しません。神に代わってお仕置きです。
ジャパリパークの平穏を守るためなら、私はどんなことだって……。
ピュア属性(緑)・レアリティレベル5のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。特定のグループには属していない。固有スキル『秘術稲荷様の加護』は発動してから30秒の間、5秒間隔で自身のHPをATKの15%分回復する。稲荷寿司をどこからともなく出現させてもぐもぐする姿はとてもかわいらしい。ちなみに、最初期から実装されていたフレンズである。
ジャパリパークの守り神的存在『守護けもの』の一人。彼女自身もパークを深く愛しており、守護けものとしてのカリスマを備えている。一方で意外とフレンドリーで可愛らしい所もあり、同じくパークを愛する主人公には、お弁当や軽食を作ってあげるなど、尽くしてくれる一面も。
メインストーリーに於ける重要けものの一人であり、第5章に於いて彼女の配下であるギンギツネから初めてその名を語られる。彼女がギンギツネを遣わせたのは、パーク・セントラルで身動きが取れない事態になっているとギンギツネは言う。
その後、第7章にてパーク・セントラル襲撃事件の際、アニマルガールになる前のサーバルやフェネックが聞いた声の正体が彼女であると判明。その声がきっかけで『けもハーモニー』と呼ばれる奇跡が起き、とあるスタッフ以外の大半のスタッフとけもの達が無事に脱出を果たした。そして『奇跡』を起こした中でも先頭に立っていたけものこそ、他でもないサーバルだった。脱出を確認後は、スタッフと協力しセルリアンの女王を抑える結界を展開。結界を維持するために、彼女はパーク・セントラルで一人耐えていた。これが、アプリ版のストーリーの始まりに至るのである。
メインストーリー第9章の終わりにて、主人公・サーバル・ガイドさんの3人とついに対面を果たす。最終章である第10章では、暴走しかけたセーバルを抑えるために簡易結界を展開するが、女王を抑えていた結界が破られ、セーバルは女王の許へ行ってしまう。セーバルを追う一行に対して、彼女は同行できないからせめて退路を、と伝える。この退路は、『フレンズ』のための進路ともなるのであった。
その後は、主人公を導いた者の正体を知りたいとお守りを預かるが、そこには加護の証拠である守護けものの紋章が一つもなかった。彼女は驚きつつも、そのお守りに自身の紋章を刻んだのだった。
けものフレンズBD付オフィシャルガイドブックの第4巻に、彼女を含む守護けものと、アプリ版主人公にまつわる、とある設定が公開された。初期設定かもしれないし没設定かもしれないが、アプリ本編とは異なる第一部if、或いは幻の第二部以降を考察・妄想する手がかりとしても良いだろう。
「商売繁盛、福徳開運、食べ物に困らず、みなが笑顔でいられますように。ジャパリパークを荒らすような不届き者が現れたら許しません。神に代わってお仕置きです。警らに遣わしたギンギツネはちゃんとやってるかしら。ずっと帰ってこないけど……」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
2019年6月14日から観察可能になった。 けもトークアイコンの背景色は緑。
一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~さん」で呼ぶ。
ただし、ギンギツネや他の守護けものに対しては敬称が付かないようである。
ぱびりおんで一人目の特別なフレンズであり守護けものであり、★5あそびどうぐ対象者である。
曰く、結界を張る必要が無いぐらいにここは平和である、みんな元気そうで安心したとのこと。
またサーバルの中の何らかの輝きを確認して、ちゃんと輝いているようだと安心している。
このように、第?世代とは別の世代のフレンズ達の事を知っているかのような言動をする時がある。
逆に第?世代のフレンズは基本的にはオイナリサマの事を知らないようだが、
ギンギツネは「キツネのフレンズにとって忘れちゃいけない方がいたような…」と朧気に覚えていた。
その事もあってか、ギンギツネからはかなり丁寧な応対をされており、
オイナリサマもギンギツネには敬称を付けずに話すなど、他のフレンズとは若干関係性が異なっている。
その一方で他のフレンズ達はハシブトガラスや守護けもの同士などの例外を除き、
オイナリサマに限らず守護けものに対して、基本的に1フレンズとして接していることが多い。
とはいえ「守護けもの」という概念自体が、図書館には本や資料があるのかもしれないにせよ
博士ですらオイナリサマがパークに顕現し名乗るまで、「知らなかった」というぐらいなので
その影響もありそうではあるが、基本的に少し不思議な力を持つフレンズぐらいの認識のようだ。
その1フレンズとして接しているけもトークとしてキタキツネが「ゲーム」を一緒に遊んでおり、
慌てるギンギツネをヨソに、キタキツネは「この子、げーむ上手だよ。スジがいい」と言っている。
またトキの歌に対しての評価がけもトーク内で語られているフレンズの一人で、個性的としつつも
「すてきな歌ですね。私、感動しました。」「とても……いい歌ですね。」と評価している。
「いつもの稲荷寿司も美味しいですけど、他の油揚げ料理も食べたくて!」という
ギンギツネ曰く『オイナリサマ、「きんちゃくのにもの」をずっとお探しなんです。』
ヤタガラスから「あんなに食い意地が張った子とは知らなかったな。」と意外な一面に困惑された。
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最終更新:2024/12/02(月) 18:00
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