「のう、アサシン――」
「それほどの『才』――」
「なぜ磨かなかった」
ランサー(帝都聖杯奇譚)とは、経験値による聖杯戦争作品「帝都聖杯奇譚」に登場するサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについては、サーヴァント(聖杯戦争)を参照。
コートを羽織った鋭い目付きをした老兵の英霊。マスターは、教会からとある聖遺物の回収の任に就いたシスターの言峰花蓮(演:カレン・オルテンシア)。上海を経由した彼女によって召喚されたという。
真名は、神槍二の打ち要らずと謳われた李氏八極門の開祖、李書文。すなわち「Fate/EXTRA」において猛威を振るったアサシンの晩年の姿であり、武術家として完成した姿。このため、若い頃と区別するためにファンの間では老書文と呼ばれることもある。老成しているが故に落ち着いた雰囲気を醸し出しているが、内面の猛々しさには一切の衰えはない。また、武術に否定的なバーサーカーの「戦場じゃ強い奴だけが勝つ」という考え方に理解を示す一方で、筋を違えるアサシンに怒りを覚えるなど、やはり若い頃同様に独自のモラルの持ち主でもある。なお、彼が亡くなったのは本編開始の十数年前のことなので、本人からすれば「此の前死んだと思ったらもう英霊」という感覚である様子。
バーサーカーが陸軍基地にて殺戮の宴を繰り広げる時に戦いを仕掛ける。戦国乱世の猛将相手に卓越した武技にて圧倒するも、自己再生能力を持つバーサーカーによって深手を負わされてしまう。彼を打倒する手段を持ち合わせていないため、乱入してきた桜セイバーこと沖田総司に相手を任せて、自分たちはバーサーカーのマスターを捕えて離脱。
バーサーカーのマスターから陸軍と第三帝国の繋がりを知り、この戦いに参戦していた偽総統を追い詰める。しかし、彼のサーヴァントであるキャスターと第三帝国側のアサシンによって、逆にマスターを人質に取られた状態で武器を破棄する窮地に陥ってしまう。それも、マスターからの令呪による命令も拒んだ上で・・・・
だが、筋を違えたアサシンがマスターに危害を加えたことで、なおかつ死亡フラグを見事なまでに連発したため、彼に怒りを燃やした上で粉砕(ただし、勝敗の行方自体は紙一重だったらしい)。そのままキャスターも仕留めるも、手応えらしい感触は一切なかったという。そればかりか、肝心のマスターにも逃げられてしまった。
その後、パスタ先輩、じゃなかった。カレー先輩、でもなくて・・・・名前何だっけ?(本人。「月姫」キャラは戦前に物語が終了した設定)から敵の真の狙いを聞かされる。そうして彼女にマスターを任せると、自らは沖田や魔人アーチャーこと織田信長と合流し、キャスターが顕現させた“人造の神(ネオ・フューラー)”と対決。三騎士クラスの三人が果敢に挑むものの、苦戦を強いられてしまう。そんな中で、突如として信長が不意打ちによりランサーを狙撃。殺気のない攻撃をかわすことができず消滅してしまう。ところが、信長は自らの身を聖杯に捧げるという更に不可解な行動をとる。
これにより、神の如き強大なる存在に対抗できる切り札とも言える、人の祈りから生み落とされし抑止の守護者が降臨することとなるが、それはまた別の話。
設定段階から登場が決まっていたサーヴァント。単に作者が拳児フリークだから、という理由ではないはず。また、「EXTRA」の時点で“李書文の本来のクラスはランサーであり、その場合は老人の姿で召喚される”という設定が存在していた。ある意味では、本作において本来のクラス及び姿にて聖杯戦争に参戦、という数少ない例となっている。
| 筋力:C | 耐久:D | 敏捷:A | 魔力:E | 幸運:D | 宝具:C |
| 中国武術 (六合大槍):A+++ |
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。習得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“習得した”と言えるレベル。+++ともなれば達人の中の達人。ランサーとして召喚されているが、槍術含めて八極拳を極めている。 |
| 絶招:A | 詳細不明。絶招とは、中国武術における必殺の意――すなわち“一撃必殺の奥義”を意味する。神槍として絶招を解き放った時、李書文の前に凡そ貫けないものは無くなる。 |
| 圏境:B | 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。極めた者は天地と合一し、その姿を自然に溶け込ませる事すら可能となる。 |
| 対魔力:D | 魔術に対する耐性。一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 |
八極拳の槍術である六合大槍を手足のように操り敵を穿つ。ステータスそのものは「FGO」におけるランサーと比較すればやや低めだが、老年のこの姿こそが武術家としての全盛期であるため、「神槍」と謳われるほどの絶技の使い手でもある。また、徒手空拳での状態でもサーヴァントと互角どころか、沖田や信長と共同戦線を張っていたとはいえ“人造の神”相手に渡り合う実力も有している。
神槍李たる彼の武技が宝具の域にまで昇華した武術の真髄にして魔人の技。効果はアサシンの時と同様だが、槍を用いているためにそれ以上の広範囲の射程を持つ。そればかりか、おそらくはその精密動作性も素手の時と大差がないものと思われる。ただ惜しむらくは、バーサーカーの自己再生能力の前では相性が悪かった上に、その真価を発揮する前に槍も失ってしまったことだろう。
・・・・・・実はこれって、イー・バウとか水天日光とか以上の不遇宝具なんじゃ・・・・?
ランサーが生前より頼りとしていた必殺の套路であり、最も得意としていた八極拳奥義。ランサーでありながら、無手の状態で奥の手を持つという初見殺しの技であり、天地(=八極)一体により放たれる大地そのものの一撃。「EXTRA」では十全の威力を発揮したとは言い難い状態であったが、本作において面目躍如を果たした。
なお、この技の詳しい形は不明のため、拳児準拠でお願いします。
この二つの宝具の詳細については、アサシン(Fate/EXTRA)を参照。
CV:安井邦彦
イラスト:ワダアルコ / 設定制作:東出祐一郎
イベント「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では未登場だったものの、二部三章でようやく登場。
中国異聞帯の王である始皇帝配下の衛士長。仙術を会得して寿命を延ばしており、150年の時を生きている。名前はシナリオ中出なかったが技名でバレバレ。
その時点では実装されなったが、正月イベント「雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜」にてサプライズ実装。汎人類史のサーヴァントとして召喚され、閻魔亭の警備員兼按摩師として雇われていた。
| 筋力:C | 耐久:D | 敏捷:A+ | 魔力:E | 幸運:E | 宝具:- |
イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」にて実装。
ストーリー召喚限定星5アサシン。排出条件は2部3章「人智統合真国 シン」のクリア。
| HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 1843/12568/13769 |
| ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1772/11470/12556 |
| COST | 16 |
| コマンドカード | Quick/Arts/Arts/Buster/Buster |
| 所持属性 | サーヴァント、人属性、中立属性、悪属性、人型、男性 霊衣を持つ者、ヒト科 |
| 保有スキル | |
|---|---|
| 中国武術(八極拳):A+++ (CT7→5) |
自身に無敵貫通状態を付与(1T) &クリティカル威力をアップ[Lv.](1T) |
| 圏境(極):A- (CT8→6) |
自身に回避状態を付与(1T) &スター集中度をアップ[Lv.](1T) &スターを獲得[Lv.](5→15個) |
| 陰陽交差:B (CT8→6) |
自身の攻撃力をアップ[Lv.](1T) &攻撃力をアップ[Lv.](3T) &弱体無効状態を付与(1T) |
| クラススキル | |
| 老練:A+ | 自身のArtsカード性能をアップ &スター発生率をアップ |
| アペンドスキル3 | |
| 対ランサー攻撃適性 | |
| 无二打(にのうちいらず) | |
|---|---|
| カード種別:Arts | ランク:- |
| 敵単体の防御力をダウン(3T)<OCで効果アップ> &超強力な攻撃[Lv.] &確率で即死 |
|
| 敵単体の防御力をダウン(3T)<OCで効果アップ> &超強力な攻撃[Lv.]▲ &高確率で即死▲ |
|
「逸れのアサシン」として召喚された。時代が江戸時代なので彼は作中、未来人のサーヴァントにあたる。そのため真名もあっさり名乗った。
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最終更新:2025/12/28(日) 11:00
最終更新:2025/12/28(日) 10:00
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