『うる星やつら』とは、週刊少年サンデー(小学館)の連載高橋留美子の連載漫画及び、そのアニメ化作品である。
以後のギャグマンガに、ラブコメ路線として大きな影響を与えた。
アニメは、スタジオぴえろ制作、途中からスタジオディーン。
フジテレビ系で5年という長期放映され人気を博した。
シリーズ通して、これ以後のアニメ作品に与えた影響も非常に大きかった。
この作品で、多くの有名アニメーター、演出家が育った。
特にシリーズ監督に押井守がいたことでも知られる。
押井以降、スラップスティックコメディの要素が強くなった。
劇場版も制作され、押井監督で「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」は、その演出の奇抜さで、ファンの間でカルトムービーと化した事でも知られている。
地球侵略に地球に現れた宇宙人により、諸星あたるが地球代表に選ばれて勝負することになってしまった。
地球の命運をにぎる勝負は、あたると宇宙人の鬼ごっこで解決する事になった。
スケベで女好き、浮気性のあたるは、ガールフレンドのしのぶに勝ったら結婚するとの約束に奮起する。
勝負の相手が鬼の美少女である事からなめてかかったあたるだが、鬼娘ラムは空を飛ぶ事ができたのだ。
あたるの負けは決したかに見えた試合最後の一瞬に、一発逆転のあたるの行動が地球を救う。
「結婚じゃ~」の一言を自分へのプロポーズの言葉と勘違いしたラムは、あたるの許嫁として、諸星家に住むようになった。
一般の環境に常軌を逸した世界を持ち込んだ作品として、エポックメイキング的な位置にいるアニメーション。
そういう設定の漫画は『がきデカ』などで既にあったが、アニメーションとなったのでその影響は甚大だった。
(がきデカなど、その方向のギャグ漫画は読む人を選ぶ作風と言うところもあった。)
面堂財閥の効果は『それまでのお金持ち』のイメージを一新してしまった。
花形満のように『会社の社長』がお金持ちのイメージだったのが、私設軍隊を持つほどの財力を有する存在となる。
男性よりも女性のほうがキャラクターが多いと言うのは、当時の少年漫画ではありえない事象だった。
だが、主人公が好かれまくるハーレムアニメの始祖みたいな扱いがたまに見受けられるが実際はそんなことは無い。
他の女性キャラは友人知人の付き合いに終始しており、主人公の諸星あたるがちょっかいを出すだけである。
はっきり言ってしまうとその系統のアニメとは全く逆である。
でも、諸星あたるにはハーレム願望あり(四畳半だけど)
他にも後世の作品で一般化したものの多くが、この作品の影響するところ大だったりする。
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最終更新:2024/04/26(金) 16:00
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