エコールソフトウェアとは、元CADソフト会社、現ゲーム会社である。
まずエコールと聞いて連想されるものはアレであろう。そう……デスクリムゾンである。
まぁ、これについてはデスクリムゾンのページに詳しいのでそちらを参照して頂きたい。
だが、エコール伝説はまだ終わらない。
セガサターン末期に登場した『せがた三四郎 真剣遊戯』の開発はエコールが担当していた。
因みに開発日数は僅か41日。セガの要求が45日だったことを差し引いても驚きの早さである。
もっとも、この開発期間でエコールである。中身がどうなっているのかは察するまでもない。
翌年、あろうことかデスクリムゾン2をドリームキャストで発売。
成長のない作風はクリムゾナーを歓喜(?)させ、また、失笑させた。最早自虐の領域である。
どうでもいいことだが、今作のヒロイン(?)は越前の娘である。詳しくはWikipediaを見て頂けると助かる。
それでも懲りないのがエコールクオリティ。
デスクリムゾン2のリメイク作品、デスクリムゾンOXをアーケード・DCで発表。PS2ではOX+として発売された。
ここまでは、大多数の人が関わりを持っていないであろう。そうであって欲しい。
だが、2005年……エコールは大仕事をやってのけた。
TYPE-MOONの月姫と言えば、知る人も多いだろう。
同作キャラクターを用いた格闘ゲーム『メルティブラッド』は、格ゲーをしない人でも聞いたことぐらいはあるだろう。
メルティブラッドをアーケードへ移植したのが、何を隠そうエコールソフトウェアなのである。
デスクリムゾンを知る人間としては、悪夢としか思えない事態であった。PCのメルブラ・月姫も知る人間なら尚更に。
だが、その予想は良い意味で裏切られた。同時期に競合作品もなかったことも追い風となり、大ブレイクと相成った。
その後のバージョンアップもPS2、PCへの移植も行っている。最早エコールの看板作品と言って相違あるまい。
余談だが、PS2へ移植された際のおまけボイスでは、ネコアルクがデスクリムゾンのネタを持ちだしている。
アルカナハートをPS2へ移植したのもエコールだが、発売元はAQインタラクティブとなっている。
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最終更新:2025/12/19(金) 23:00
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